Quantcast
Channel: 映画
Viewing all 7116 articles
Browse latest View live

“次の瞬間に出てくるかもしれない”気配――鬼才・黒沢清監督の新感覚ホラー『ダゲレオタイプの女』独占映像

$
0
0

今年公開の『クリーピー 偽りの隣人』で観る者を震撼させた鬼才・黒沢清監督。その最新作『ダゲレオタイプの女』が現在公開中です。そんな今作より本編映像が到着いたしました。

『ダゲレオタイプの女』は、世界最古の写真撮影方法“ダゲレオタイプ”を軸に、狂気と愛を描く新感覚ホラー。被写体を長い時間に渡って固定し、その姿を永遠に焼き付けるダゲレオタイプに固執した写真家は、娘を被写体として独占し、狂気にも似た愛で写真を撮り続けますが、その姿を見ていた助手は彼女を解き放ちたいと願ってしまうのです――。

今作について、「いまは映っていないけれど、隣の部屋にいるかもしれない、次の瞬間出てくるかもしれない。そういう緊張をどこまで引き伸ばせるか。それをあの手この手で考えてやっている」と語った黒沢監督。今回解禁となった映像では、娘らしき影を見つめる助手と、娘らしき気配を感じ怯える写真家の姿が収められています。その存在だけははっきりと感じさせながら、一切感情が見えない娘。この先に描かれる、更なる耽美的恐怖とは――


『ダゲレオタイプの女』
出演:タハール・ラヒム、コンスタンス・ルソー、オリヴィエ・グルメ、マチュー・アマルリック
監督・脚本:黒沢清 / 撮影:アレクシ・カヴィルシ-ヌ / 音楽:グレゴワール・エッツェル
2016/フランス=ベルギー=日本合作/131 分/PG-12/提供:LFDLPA Japan Film Partners(ビターズ・エンド、バップ、WOWOW) 配給:ビターズ・エンド

(C)FILM-IN-EVOLUTION – LES PRODUCTIONS BALTHAZAR – FRAKAS PRODUCTIONS – LFDLPA Japan Film Partners – ARTE France Cinéma


ピーター・ジャクソンと映画『ロード・オブ・ザ・リング』のチームが米ユニバーサルとMRCと共に新作映画を企画

$
0
0

ピーター・ジャクソンと、彼が監督を務めた映画『ロード・オブ・ザ・リング』や映画『ホビット』のチームが、次回作として長く企画してきた『Mortal Engines(原題)』の映画化を行う。

ジャクソン、フランシス・ウォルシュ、フィリッパ・ボウエンが共同で脚本を執筆する予定で、クリスチャン・リバースが監督を務める。

同作は、25年に渡りジャクソンの近くで仕事してきたリバース監督の長編映画デビュー作となる。リバース監督は、ストーリーボード・アーティストとして活動をはじめ、その後にビジュアル・エフェクトの監督となり、最終的には、『ホビット』3部作でスプリンター・ユニットの監督を務めた。リバース監督は、2005年の映画『キング・コング』でアカデミー賞視覚効果賞を受賞した。最近では、リメイク版映画『Pete’s Dragon(原題)』でセカンド・ユニットの監督を務めた。

ジャクソンは、「クリスチャン(リバース監督)は最も親しい共同作業者の1人です」と、語る。また、「『Mortal Engines(原題)』における、感情と驚くべきビジュアルのコンビネーションは、クリスチャンが長編の監督に踏み出すという意味でも、同作を完璧な映画にします。クリスチャンによって、フィリップ・リーヴによる驚くべきストーリーは、独創的で素晴らしい映画に結びつくでしょう。明日見れたらいいのに!」と、続けた。

ジャクソンとウォルシュは、フィリップ・リーヴの小説をもとにした同企画に数年に渡り携わっており、2001年にスカラスティックから映画権利を獲得した。ケン・カミンズ、ジャクソン、ウォルシュ、ボウエンの昔からのマネージャーが、同企画をMRCに持ち込んだ。

小説は、数千年後の未来の世界を舞台とする。地球の街々は、巨大な車輪で世界と繋がるかのように、枯渇していく資源を争う中で互いを潰し合っていた。街々で、トム・ナッツワーシーは、ミステリアスな辺境の地からやってきた、彼の人生の進路を永遠に変える若い女性と予期せず出会うこととなる。

SFファンタジー映画の同作は、リーヴの小説をもとにして製作される予定の映画シリーズにおける最初の作品となる。シリーズは、『Mortal Engines(原題)』、『Predator’s Gold(原題)』、『Infernal Devices(原題)』、『A Darkling Plain(原題)』という4冊の小説によって成り立っている。

小説『Mortal Engines(原題)』は、ガーディアン・チルドレンズ・フィクション・プライズ、ロサンゼルスタイムス・ブック・アワード、ザ・スマ-ティーズ・ゴールド・アワード、ブルー・ピーター・ブック・オブ・ザ・イヤーを含む、幾つかの賞を受賞した。

ウォルシュ、ジャクソンと共に、ゼイン・ワイナー、アマンダ・ウォーカー、デボラ・フォートがプロデューサーを務める。カミンズはエグゼクティブ・プロデューサーを務める。ボウエンは、共同プロデュースを手掛ける。

同作は、3人のクリエイターが共に参加した作品の中で、ジャクソンが監督を務めない最初の作品となる。またジャクソンにとっては、リメイク版映画『キングコング』以来、米ユニバーサル・ピクチャーズのもとで製作する作品でもある。

MRCとユニバーサルが、同作に共同出資する。ユニバーサルは全世界での配給も担当する予定だ。2017年の春に、ニュージーランドで製作開始する見込みだ。

米ユニバーサル・ピクチャーズの会長ドナ・ラングレーは、「ピーター、フラン、フィリッパ、クリスチャンは皆、幻想的な物語の語り手で、情熱的な企画を世界中の観客から愛される大ヒット映画に変える才能を持っています」と、語った。また、「スタジオは長きにわたるMRCや驚くべき映画人との関係を誇りに思っており、我々は、フィリップの大胆でファンタスティックな小説を映画として再現するためにコラボレートすることを心待ちにしています」と、述べた。

ネルソン・デイヴィス法律事務所が、ジャクソン、ウォルシュ、ボウエン、リバースの代理として、また、スタン・コールマンがスカラスティックとフォルテの代理として交渉を行った。リーヴは、英ルーカス・アレキサンダー・ウィットリー・リミテッドのフィリッパ・ミルネス=スミスと代理人契約を結んでいる。

【独占】批評家満足度93%の贈り物スリラー『ザ・ギフト』本編映像 人妻は一体なにに気付いたのか――?

$
0
0


10月28日公開の映画『ザ・ギフト』より本編映像が到着。ホラー通信独占でご紹介いたします。

関連記事:あなたが私にくれたもの……何度も届くヤバいギフト 連続贈り物スリラー『ザ・ギフト』戦慄の予告編

街で久々の再会をして以来、サイモンとロビン夫婦の新居をたびたび訪ね、贈り物を贈るようになる旧友・ゴード。しかし、最初は喜んでいたそれも、あまりに執拗な贈り物に次第に夫婦は不信感を覚えていきます。今回ご紹介する映像は、妻ロビンが自宅で何かの気配に気付き、様子を見に行くシーン。一体彼女は何に気付いたのか。そして彼女は意識を失い――

『ザ・ギフト』は俳優のジョエル・エドガートンが初監督・出演を務めるスリラー。不気味な旧友ゴードをエドガートン自身が演じています。初監督ながら、批評家レビューサイトRotten Tomatoesで満足度93%を叩き出したこの作品。

映像の続きは、是非劇場で。映画『ザ・ギフト』は10月28日より公開です。どうぞ、お楽しみに!

■製作・監督・脚本・出演:ジョエル・エドガートン『ジェーン』『ブラック・スキャンダル』『エクソダス:神と王』『華麗なるギャツビー』
■製作:ジェイソン・ブラム『アンフレンデッド』『死霊館』『ヴィジット』『セッション』
■出演:ジェイソン・ベイトマン『ズートピア』(声)『ディス/コネクト』『宇宙人ポール』、レベッカ・ホール『トランセンデンス』『アイアンマン3』
■2015年/アメリカ/英語/108分/シネマスコープ/カラー/5.1ch/原題:The Gift/日本語字幕:岡田理枝
■提供:バップ ■配給:ロングライド、バップ ■提供協力:日活
(C) 2015 STX Productions, LLC and Blumhouse Productions, LLC. All Rights Reserved.

【今週公開のコワイ映画】2016/10/29号:『ザ・ギフト』『劇場版ほんとうにあった怖い話2016』

$
0
0


今週公開の怖い映画をご紹介します。

今週は話題作『ザ・ギフト』が公開に。俳優のジョエル・エドガートンが初監督を務めた衝撃のスリラー。偶然出会った旧友・ゴードに、引越し祝いのワインをもらった夫婦。しかし彼からのギフトは止まず、次第にそれはエスカレートしていくことに――。ゴードが贈る最後のギフトとは? 感情を見せないミステリアスな男・ゴードをエドガートン自身が怪演。彼に翻弄される主人公夫婦をコメディ映画で人気のジェイソン・ベイトマンとナイーブな魅力のレベッカ・ホールがヒリヒリとした演技で魅せています。

そして邦画からは『劇場版ほんとうにあった怖い話2016』か公開に。12年続く人気ホラーシリーズ『ほんとうにあった怖い話』の4年ぶりとなる劇場版です。SKE48の大場美奈さんらが主演を務めるオムニバスホラー。渋谷ユーロスペースのほか、横浜ブリリアショートショートシアターにて一週間限定の公開です。

それでは今週もいってらっしゃい!

『ザ・ギフト』 10月28日公開

上映館:TOHOシネマズ新宿ほか
この映画の記事:あなたが私にくれたもの……何度も届くヤバいギフト 連続贈り物スリラー『ザ・ギフト』戦慄の予告編
リンク:映画公式サイト

『劇場版ほんとうにあった怖い話2016』 10月29日公開

上映館:ユーロスペースほか
リンク:映画公式Facebook

あなたの常識が通用しない――80年代の最低ホラー映画『シングス 悪夢のバグズベイビー』なぜか今さら日本上陸

$
0
0


英語版Wikipediaの「最低映画」の項目に堂々と名を連ねる、1989年のカナダの低予算ホラー映画『THINGS』が27年もの時を経て“なぜか”日本上陸『シングス 悪夢のバグズベイビー』として、未公開映画の発掘レーベル『HIGH-BURN VIDEO』より日本語字幕付きのDVDが発売された。


あらすじは、男とその友人が弟夫妻の暮らすキャビンを訪ねるが、特異な不妊治療の実験体となった弟の妻が大きな虫(バグズベイビー)を出産し、男たちに襲いかかるというもの。興味をそそるあらすじだが、その描き方(もとい映画の撮り方)がメチャメチャで、一見どころか二見・三見してもストーリーが理解しがたいものになっている。

仮面を付けた謎の女死者の声が吹き込まれたテープレコーダーなど、意味ありげなアイテムやセリフが数々登場するが、それを伏線と思って覚えておいても一切回収されないので覚えておくだけムダである。観る者をどんどん煙に巻いて進行する物語の途中で、主要登場人物の男のひとりが唐突にいなくなるが、適当なセリフで理由付けがなされてその後一切出てこない。そんなことってあんの。『シングス』ではあるのである。

物語の大半がキャビンのなかでのシーンだが、映画撮影に充分な広さはなかったようで、登場人物のアップとバストアップの絵面が延々続いたり、使ってる音楽が短すぎてシーンの途中で終わってしまったり、「普通の映画ってこういう不備がないようにちゃんとできてんだな」と当たり前のことをありがたく思えてしまう、なんでもないようなことが幸せだったと思える“これぞ最低映画”な仕上がりとなっている。

普通の映画の常識が通用しない80数分を体験したのち、この映画は「今あなたが体験しているのが“シングス”です」という、監督のドヤ顔が透けて見えるワードで締めくくられる。思わず画面に向かって「うるせぇよ(笑)」とツッコミたくなるか、あるいは稀有にも“シングス”の意味を悟ってしまうのかはあなた次第だ。

80年代の素晴らしい映画がいつまでも“超えられないもの”として語り継がれていくなかで、こういった“なんかよくわかんないもの”もその時代には生まれていたのだと示す貴重な文献だと思うとなんだかありがたみがある。言わばときどき発見されては人をホッコリさせる“古代人の落書き”みたいなものかもしれない。

映画『シングス 悪夢のバグズベイビー』は『HIGH-BURN VIDEO』の通販サイトほか、取扱各店(公式サイト掲載)にて販売中である。当たり前だがTSUTAYAやGEOには置いちゃいないので気をつけてくれよな。

製品概要

『シングス 悪夢のバグズベイビー』
¥ 1,800
英語音声/日本語字幕/スタンダード/片面二層/1989年制作

『HIGH-BURN VIDEO』公式サイト
http://high-burn-video.com/

『シングス 悪夢のバグズベイビー』販売ページ
https://highburn.thebase.in/items/4016040

ジェニファー・ローレンス、ロン・ハワード監督の伝記映画にゼルダ・フィッツジェラルド役で主演へ

$
0
0

ジェニファー・ローレンスが、狂乱の20年代に生きた有名なソーシャライト、ゼルダ・フィッツジェラルドの人生を描く映画に主演する。

ロン・ハワードが、映画『Zelda(原題)』を企画しており、監督も務める可能性がある。ローレンスは、映画『ハンガー・ゲーム』のエグゼクティブ・プロデューサーで同作のプロデュースを手掛けるアリソン・シェアマーと再びチームを組むことになる。同作では、著名な作家F・スコット・フィッツジェラルドと結婚した後、夫が偉大なアメリカの作家のランクを駆け上がる一方で、ジャズ・ミュージックシーンで活躍を試みたフィッツジェラルドの姿が描かれる。

同作は、映画『Hacksaw Ridge(原題)』のブライアン・オリヴァーが、ローレンス、ジャスティン・チアロッチと共にプロデュースを手掛ける。エマ・フロストが脚本を執筆中で、オリヴァー率いる製作会社クロス・クリーク・ピクチャーズが出資する。

アカデミー賞にノミネートされた映画『ジョイ(原題)』に続き、ローレンスは、実在の人物を演じることに興味があるようだ。ローレンスは最近、アダム・マッケイ監督の映画『Bad Blood(原題)』で、ヘルス・テクノロジーと医療実験サービスを扱うセラーノス社の設立者エリザベス・ホームズを演じることが決まっている。また、スティーヴン・スピルバーグ監督の映画『It’s What I Do.(原題)』では、写真家のリンジー・アダリオを演じる。

ローレンスは、米ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントによる映画『Passengers(原題)』でクリス・プラットの相手役を演じる。SFスペース・ロマンス作品である同作は、12月21日に米劇場公開する。また、ダーレン・アロノフスキー監督の最新作映画で、ハビエル・バルデムと共演することも決まっている。同作は2017年に公開する。

シェアマーは、プロデュースを手掛けた映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の劇場公開を11月に控えているほか、エグゼクティブ・プロデューサーを務めた映画『Power Rangers(原題)』、米テレビ局ABCによるリメイク版映画『ダーティ・ダンシング』が2017年に公開となる。

ローレンス、シェアマー、ハワードは、CAA(クリエイティブ・アーティスツ・エージェンシー)と代理人契約を結んでいる。フロストは、WME(ウィリアム・モリス・エンデヴァー・エンターテイメント)、ザ・ライターズ・カンパニーと代理人契約を結んでいる。

【東京国際映画祭】細田守監督と是枝裕和監督が自らの過去を語る

$
0
0

アニメーションの巨匠とアートシアターの寵児が出会うことで、一体何が生まれるのだろうか。

10月26日、東京国際映画祭にて、細田守監督が手掛けた2012年のアニメーション映画『おおかみこどもの雨と雪』が上映された後、細田監督と是枝裕和監督がトークディスカッデョンを行った。2人は、インスピレーションや映画製作の哲学について語り合った。

このイベントは、満席のTOHOシネマズ六本木ヒルズのスクリーン7にて開催された。

是枝監督は、早稲田大学で以前に、家族をテーマとして、父親と息子、とりわけ父親が不在の息子の人生についての似たようなトークイベントを行ったことに触れた。これは、『おおかみこどもの雨と雪』にも通じるテーマだ。同作では、おおかみ人間である夫の死後、シングルマザーが人間とおおかみの血を引く息子と娘を育て上げる。是枝監督の新作映画『海よりもまだ深く』も同様のテーマを持ち、ギャンブル依存症の主人公が、妻との離婚後に自身の息子と関係を築こうとする物語である。

是枝監督は、しばしば不在だった自身の父親との関係を同作で表現したと語った。「最後まで父親を理解することができませんでした。父親も私を理解していたとは思いません」と、付け加えた。

細田監督もまた、「父親とお酒を飲んだり、食事をしたりする機会は一度もありませんでした。父はめったに家におらず、父親としての存在が曖昧でした」と、告白した。同時に両監督は、手本となる人とはいわないまでも、たとえ父親が不在であれ、後年の映画作品において父親は大きな存在となったと明かした。

その仕事ぶりが東京国際映画祭で特集を組まれるに至った細田監督は、商業アニメーションの分野で「このような個人的なテーマを作品に取り上げたのはクレイジーなことでした」と認め、「私はただこの作品を作りたかっただけなのです。理由ははっきり分かりませんが」と、語った。

細田監督のオリジナル脚本をもとにした『おおかみこどもの雨と雪』では、細田監督は母親に対する感情も表現したかったという。母親は、2009年公開の映画『サマーウォーズ』の製作中に亡くなった。細田監督は、「映画を通して母親に謝りたかった」と、語った。

是枝監督は、自身の過去をもとに『海よりもまだ深く』を製作したことで「ナーバスになった」ことも明かした。是枝監督は、「自分の人生を直接的に映画へ反映したくなかった」と説明し、「映画を作るのであれば、(個人的な)物事はすべて別の何かに置き換えるべきです」と、続けた。しかし結局、かつて自身が家族と住んでいた団地を舞台に撮影を行った。是枝監督は、「そうしたくはなかった。でも、撮影の許可が下りたのが団地だけだったのです」と、語った。

【本編映像】フランス映画祭2016で最高賞を受賞! 感動のヒューマンドラマ『92歳のパリジェンヌ』

$
0
0


フランス映画祭2016で最高賞のエールフランス「観客賞」を受賞し、話題を呼んでいる感動のヒューマンドラマ『92歳のパリジェンヌ』が、10月29日より公開中です。

【ストーリー】
かつては助産婦として活躍し、今は子供や孫にも恵まれ、ひとり穏やかな老後を過ごしているマドレーヌ。まだまだ元気な彼女だが、気がかりなのは、数年前からノートに書き記している「一人でできなくなったことリスト」の項目がどんどん増えていること。そんな中で迎えた92歳の誕生日、お祝いに駆けつけた家族に対して彼女は驚くべき発表をする。皆に迷惑をかける前に、自らの手で人生に幕を下ろす決意をしたというのだ。絶対反対を唱える家族たちと、決して揺るがないマドレーヌの意志。しかし限られた日々の中で、家族たちはマドレーヌの想い、そして彼女の生きてきた人生と触れ合っていき……。

監督は女優としても活躍するパスカル・プザドゥー。主演は近年監督としても名を馳せているフランスの名女優サンドリーヌ・ボネールと、84歳の今も舞台・テレビ・映画で活躍をするマルト・ヴィラロンガ。リオネル・ジョスパン仏元首相の母の人生を、作家である娘ノエル・シャトレが綴った物語を原案とし、自分の美学を貫き、美しく、凛としたまま人生を終える決意をした一人の女性とその家族を描きあげる、感動の物語です。

今回解禁された本編映像は、冒頭のシーンである母マドレーヌが92歳の誕生日パーティで「2ヶ月後に旅立ちます」と伝えてから、最後まで自分を通す母と、娘ディアーヌの葛藤を映したシーン。自分らしく生きることにこだわる母と、彼女の想いに向き合った娘が過ごした、最後の日々。ぜひ映像をご覧ください。


<映像場面/説明>
■シーン1:
身体の自由が利かなくなってきたら、自ら人生を終わらせたい。そんなマドレーヌの計画を理解して応援してくれるのは、身の周りの手伝いをしてくれるヴィクトリア(ザビーネ・パコラ)だ。優しさとユーモアに溢れた彼女は、残された家族に迷惑を掛けないようにと黙々と荷物を整理するマドレーヌ(マルト・ヴィラロンガ)を、「棺桶も自分で閉めるつもり?」と笑わせる。

■シーン2:
娘ディアーヌ(サンドリーヌ・ボネール)からの同居の申し出を「家に帰るわ」と車の窓を閉め、キッパリと断る。ディアーヌは「信じて欲しい」と伝えるが、マドレーヌに「なぜ知らんぷりを?」と問われると、今まで迷っていた気持ちが爆発し、「認められないからよ!」と大きな声を出してしまう。一人暮らしを続けるマドレーヌは、腰を痛めてボヤ騒ぎを起こし、救急車で運ばれ入院することに。ディアーヌと息子ピエールは、担当医にあと35日で死ぬと言う母の気持ちを訴え、先生からなんとか母を説得して欲しいと頼むが、ディアーヌの心は揺れ始めていた。

【本編映像】フランス映画祭2016で最高賞を受賞!『92歳のパリジェンヌ』
https://www.youtube.com/watch?v=3fOTcDFhGeI

(C)2015 FIDELITE FILMS – WILD BUNCH – FRANCE 2 CINEMA – FANTAISIE FILMS


【独占映像】『スター・トレック BEYOND』エンタープライズ号が破壊! 監督「8歳から温めていたアイデア」

$
0
0


人気SFシリーズのリブート第3作目となる『スター・トレック BEYOND』が現在公開中です。

宇宙の最果てにある未知の領域を探索する過程で、惑星連邦の存在意義の真価を問う新たな謎の敵と遭遇するジェームズ・T・カークと、彼の率いる「U.S.S.エンタープライズ号」のクルーたちの戦いを描いた本作。『ワイルド・スピード』シリーズの世界的大ヒットでジャスティン・リン監督がメガホンをとり、スタトレ史上最高のストーリー・映像を作り上げています。

今回、本編の一部も観れる特別動画を独占解禁! 敵の襲撃により破壊される『スタトレ』シリーズの象徴・エンタープライズ号にフォーカスをあてたファン必見の映像です。

【独占】エンタープライズ号が破壊! 『スター・トレック BEYOND』
https://www.youtube.com/watch?v=3IktArC0IHw


敵からの突然の襲撃により、エンタープライズ号は破壊され、クルーたちは離れ離れになってしまう展開が待ち受ける本作。前2作を監督したJ・J・エイブラムスからバトンを受け取ったジャスティン・リン監督が「エンタープライズ号の破壊シーンは徹底的にやった」と明かすように、映像内でも確認できるその衝撃的でド迫力なシーンは、本作の見どころのひとつとなっています。

スポック役のザッカリー・クイントが「度肝を抜かれる衝撃の場面だ」、操舵士スールー役のジョン・チョウも「艦はとことん痛めつけられる。それこそ暴力的なまでにね」と語るそのシーンについて、脚本に携わったサイモン・ペッグは「クルーにとって艦は互いの絆の象徴的存在だ。それを失うことは全員に大きな痛手となる」と説明、また、歴史あるエンタープライズ号を破壊するクラールを演じたイドリス・エルバは自身の役柄を「作品のシンボルを破壊する。破壊者としての役に重みを感じたよ」と振り返っています。

そんな、歴史あるシンボルの破壊に踏み込んだ人物こそ『ワイルド・スピード』シリーズで度肝を抜くカーアクションで全世界を魅了したジャスティン・リン。幼少期からテレビシリーズの再放送を見て育ち、エイブラムスも驚くほどのファンであるリン監督は「8歳の頃から温めていたアイデアを実現できて最高だね」と明かします。

しかし、リン監督は本シーンに込めた本当の狙いは歴史の改革だといいます。「愛されているものを脱構築しなければならないときもあると思う。これは偉大なシリーズで、50年も続いているし、メディアを変えても生き続けているんだからね。サイモンとダグと会って、これまで成功しうまく機能してきたところに安住はしないと確認したのを覚えているよ。作品への愛というDNAを使っただけじゃなくて、実際に前へ進めることができたと思う。アイデアを脱構築するときは、少し怖くなるものだ。リスクもあるけど、怖がっていたら、それこそ『スター・トレック』の終わりの日だと思う。現状から抜け出し、必死に模索してようやく、なぜ50年も続き、なぜこんなにも愛されているのかを再確認できるはずだ」

今作では製作を務めたエイブラムスもこの展開について大絶賛!「エンタープライズ号がズタズタに破壊されたあと、乗組員たちはあちこちに散らばってしまい、それぞれが生き抜いて再集結を目指すことになる。それぞれがペアに別れて共通の目標に向かって力を合わせるのを目にするのは素晴らしいことだ」とコメントを寄せています。

8歳のリン少年が妄想していたエンタープライズ号の破壊シーンは37年の歳月を経て、大ヒットメーカーとなったリン監督の手により、大きな意図を持った規格外のド迫力シーンとなって実現! 動画を観た後は、大きなスクリーンで本編を観よう!


【関連記事】『スター・トレック BEYOND』ジャスティン・リン監督インタビュー「インディーズ映画に近い作り方をしている」
http://getnews.jp/archives/1542197 [リンク]

(c) 2016 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.STAR TREK and related marks are trademarks of CBS Studios Inc. 

【独占記事】TIFFCOM:米アニメーション製作会社Henshin、テレビゲーム『風のクロノア』を映画化

$
0
0

米国に拠点を置くアニメーション制作会社Henshinは、バンダイナムコエンターテインメントのゲーム『風のクロノア』シリーズを基にした映画を開発中だ。

Henshinの創設者ロブ・ペレダがプロデューサーを務め、有賀ヒトシが脚本、共同プロデュース、キャラクターデザインを担当する。この発表は、東京国際映画祭のライツマーケットであるTIFFCOMで行われた。

1997年に初めて登場した『風のクロノア』シリーズは、猫のような姿をしたクロノアとその仲間が、夢の世界を冒険する物語である。

有賀はこれまでにゲーム『ポケットモンスター』シリーズのキャラクターデザインを手掛けている。一方で、ペレダはバンダイナムコにプロデューサーとして勤務し、『超絶倫人ベラボーマン』、『マッピー』、『ワンダーモモ』などに携わった。

製作や劇場公開のスケジュールはまだ発表されていない。

【デスノート】技術の無駄遣い! 死神リュークがPPAPを踊る謎動画

$
0
0

ピコ太郎さんが『YouTube』にアップして話題沸騰中の人気動画『ペンパイナッポーアッポーペン』(PPAP)。ビルボード全米トップ100にランクイン、ギネス世界記録に認定、外国人特派員協会で会見を行うなど、世界中で謎のムーブメントを巻き起こし、多種多様なパロディ動画が次々と公開されている。

【関連記事】『Youtube』にアップされて2ヶ月……世界に広がるペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)
http://getnews.jp/archives/1543378[リンク]

そんな中、まさかの人物……いや、まさかの死神がPPAPに挑戦したぞ!

ペンパイナッポーアッポーペン/死神リュークfeat.ピコ太郎(YouTube)
https://youtu.be/5Ens7TZzgG0

この度公開となったのは、『デスノート』に登場する人気キャラクター・リュークがPPAPのリズムに合わせて軽快に踊る動画(公式)。最先端の映像技術が詰まったCGリュークは、リズミカルな腰の動きを忠実に再現し、手には好物の「アッポー」とデスノートに名前を書き込むための「ペン」を握っている。来るぞ、来るぞ、と分かっても、「ペンパイナッポーアッポーペン!」のカメラ目線には笑いをこらえきれないハズだ。もう、こんなのズルいって!

願わくは、映画版でリュークの声を務めた中村獅童さんに歌い上げて欲しかったところだが、明らかに本家よりも予算がかかっている動画に、これ以上の注文は野暮だろう。

10月29日(土)に封切られた映画『デスノートLight up the NEW world』は、賛否両論を巻き起こしながらも大ヒットを記録。週末興行成績ランキングで9週連続1位だった『君の名は。』を追い抜く偉業を果たした。外国人にも人気の『デスノート』だが、新作映画、そしてこのリュークとPPAPのコラボ動画は、海外でどのように受け入れられるのだろうか。

映画『デスノートLight up the NEW world』公式サイト:
http://wwws.warnerbros.co.jp/deathnote2016

(C)大場つぐみ・小畑健/集英社 (C)2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS
(C)2016 by AVEX MUSIC PUBLISHING INC.

リメイク版映画『サニー 永遠の仲間たち』、ラットパック・エンターテインメントと韓国のCJエンターテインメントにより進行中

$
0
0

ブレット・ラトナーとジェームズ・パッカー率いる米映画製作会社ラットパック・エンターテインメントが、韓国のCJエンターテインメントによるヒット作映画『サニー 永遠の仲間たち』の英語リメイク版映画を手掛けるために、同社とチームを組んだ。

両社は、ヘザー・ハッチ(映画『フォーチュン・クッキー』、映画『恋愛だけじゃダメかしら?』)を、脚本を手掛けるために採用した。

オリジナル版映画は、40代の女性のグループが、25年前の高校のクラスメイト達に再会するストーリーだ。

このニュースは以前、米マッシャブルが記事にした。CJエンターテインメントは、この情報を本紙ヴァラエティにEメールで裏付けた。しかし同社は、11月にカリフォルニア州サンタモニカで開催されるアメリカン・フィルム・マーケット(AFM)で予定されている同社のセールス活動の一部として同プロジェクトを検討するには早すぎる、とも述べた。

数本の韓国映画が、英語や他言語でリメイク版映画化されている。韓国の有力な映画会社であるCJエンターテインメントは、作品の公開と配給活動を、中国、インドネシア、ベトナムを含むアジア各国へ拡張してきた。同社はこれらの動きに続いて、製作事業を拡大している。リメイク版映画は明らかな最初のステップだ。

同社により2014年に公開された、身体が入れ替わるドラマ映画『怪しい彼女』は、韓国で5500万ドルを売り上げ、映画『20歳よ、もう一度』として中国でリメイク版映画化され、総額で5400万ドルの売り上げを記録した。またベトナムでは、映画『ベトナムの怪しい彼女』としてリメイク版映画化され440万ドルの売り上げを記録し、現地の興行収入成績記録を更新した。

今年の初めCJエンターテインメントは、不良警官のアクションドラマ映画『ベテラン』の中国語リメイク版映画化を発表した。『ベテラン』は、韓国で史上3番目の興行成績を記録している。香港のエリック・ツァンが共同プロデュースを手掛けることが決まっている。

【独占記事】ワーナーとチーム・ダウニー、映画『Sherlock Holmes 3(原題)』のためにライターズ・ルームを発足

$
0
0

自身が主演する映画『アベンジャーズ』の製作が2月に始まるにもかかわらず、ロバート・ダウニー・Jrは『シャーロック・ホームズ』シリーズの次なる映画に狙われている。

情報筋が本誌ヴァラエティに語ったところによれば、米ワーナー・ブラザース、ヴィレッジ・ロードショー、チーム・ダウニーは、次回作の物語と脚本に磨きをかけるため、ライターズ・ルームを発足させた。集めた脚本家には、映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のニコール・パールマン、映画『Baywatch(原題)』のジャスティン・マレン、映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のゲイリー・ウィッタ、映画『トゥーム・レイダー』のジェネーヴァ・ドゥウォレット-ロバートソン、映画『スノーデン』のキーラン・フィッツジェラルドらが含まれる。

過去の2作品は、それぞれ5億ドルを稼ぎ出した。それゆえ、各スタジオにとって3作目は最優先事項となっていたが、マーベルの世界でトニー・スターク(アイアンマン)を演じるために、ダウニー・Jr.のスケジュールは多忙になってしまった。

ダウニーが主演し、過去作でワトソンを演じてきたジュード・ロウも再出演すると思われる。前の2作品を監督したガイ・リッチーも監督として戻って来る。

プロデューサーには、スーザン・ダウニー、ダン・リン、ジョエル・シルバー、そしてライオネル・ウィグラムが名を連ねる。

ライターズ・ルームというコンセプトは、当初はテレビ番組の現場でよく使われていたが、最近では多くのスタジオが、特に物語を磨き上げるために映画製作の現場で使っている。米パラマウント・ピクチャーズは映画『トランスフォーマー』のために設置し、米ユニバーサル・ピクチャーズも名作のモンスター映画で似たようなことを行った。

1つの作品のためだけにライターズ・ルームを発足させるのは稀なことだが、ある情報筋によれば、脚本に磨きをかけるためには、映画製作にありがちな複数のライターにリライトや修正をさせる方法より、良い脚本家集団によって対処する方が効果的だという。

パールマンは、マーベル初の女性スーパーヒーローの映画『Captain Marvel(原題)』の脚本を執筆しているだけでなく、レジェンダリーーが製作するゲーム『ポケモン』の映画版『Detective Pikachu(原題)』の脚本も執筆する。マレンは、ワーナーによるコメディ映画『Bastards(原題)』と、12月に公開する映画『Office Christmas Party(原題)』の脚本を執筆した。ウィッタは『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』に加え、ベネディクト・カンバーバッチ主演の映画『The War Magician(原題)』など、幾つかの作品を執筆している。フィッツジェラルドは、米FOXが製作中の映画『Cascade(原題)』の脚本に取り組んでいる。

ドゥオレット-ロバートソンは、ワーナー製作による映画『Dungeons and Dragons(原題)』の脚本も担当している。

パールマンはCAAとマネージメント360、マレンはヴァーヴとDMGエンターテイメント、ウィッタはUTAとサークル・オブ・コンフュージョン、ドゥオレット-ロバートソンはWMEとマネージメント360、そしてフィッツジェラルドはWMEと、それぞれ代理人契約を結んでいる。

トム・ハーディ、映画『Fonzo(原題)』にアル・カポネ役で出演

$
0
0

アメリカン・フィルム・マーケット(AFM)を目前に控え、映画『クロニクル』を手掛けたジョシュ・トランク監督が自身の脚本をベースに手掛ける映画『Fonzo』の中で、トム・ハーディがギャングスターのアル・カポネを演じることが決まった。

本作品は、ラッセル・アッカーマン、アディクティブ・ピクチャーズのジョン・ショーエンフェルダー、映画『パルプ・フィクション』のプロデューサーであるローレンス・ベンダーらによってプロデュースされる。

『Fonzo(原題)』はプリプロダクションに入っている。ブルームがAFMで11月2日から海外市場への営業を開始し、CAAとWMEが米国内の権利を扱う。

カポネは酒類密造者で、禁酒法時代にシカゴを支配した残虐なギャングスターだった。連邦政府は1931年に脱税の罪でカポネの起訴に成功し、カポネは有罪判決を受け、11年の禁固刑を言い渡された。8年後にカポネは釈放されたが、認知症によって脳が衰え、暴力的で残忍な過去の恐ろしい記憶が彼の覚醒を妨げた状態で、1947年、48歳で死んだ。

ブルームのアレックス・ウォルトンは、「『Fonzo(原題)』は、トム・ハーディとジョシュ・トランクの素晴らしい才能によって、悪名高いアメリカのギャングスターであるアル・カポネの神話と伝説を一つにする作品です」と述べ、「AFMのバイヤーたちに本作を届けることに、気分が高揚しています」と語った。

トランク監督にとって、本作品は『クロニクル』以来のプロジェクトとなる。ハーディはクリストファー・ノーラン監督の映画『Dunkirk(原題)』、リドリー・スコットのプロデュースによる全8話のテレビシリーズ『Taboo(原題)』に出演する。

トランクはWMEとマネージメント360、弁護士のミッチ・スメルキンソンを代理人とし、ハーディはCAAおよびユナイテッド・エージェントのリンディ・キングと代理人としている。このニュースは、Deadline Hollywoodによって最初に報じられた。

『スター・トレック BEYOND』サイモン・ペッグインタビュー「トレッキーの友人“リチャード”を喜ばせたい」

$
0
0


人気SFシリーズのリブート第3作目となる『スター・トレック BEYOND』が現在公開中です。宇宙の最果てにある未知の領域を探索する過程で、惑星連邦の存在意義の真価を問う新たな謎の敵と遭遇するジェームズ・T・カークと、彼の率いる「U.S.S.エンタープライズ号」のクルーたちの戦いを描いた本作。『ワイルド・スピード』シリーズの世界的大ヒットでジャスティン・リン監督がメガホンをとり、スタトレ史上最高のストーリー・映像を作り上げています。

2009年に公開されたリブート第一弾『スター・トレック』より、モンゴメリー・”スコッティ”・スコット役として出演し、本作では共同脚本を務めているのがサイモン・ペッグ。『ショーン・オブ・ザ・デッド』『宇宙人ポール』等、たくさんの作品で私たちを常にワクワクさせてくれたサイモンにインタビューを敢行。「大のトレッキーのリチャード」など、自身の友人に関する貴重なエピソードも飛び出しました。


―まず、サイモンさんの子供の頃の『スター・トレック』の思い出を教えてください。

サイモン・ペッグ:『スター・トレック』との初めての思い出は、アニメ版なのですが、本当に幼い頃だったので、すごく怖かった記憶があります。エイリアン等がたくさん出て来ますから。本当に作品の良さが分かり始めたのは、9歳くらいの時からですね。当時『スター・トレック』のドラマはイギリスで毎晩放送されていて。『スター・ウォーズ』は宇宙を舞台に激しいバトルが展開されるわけですけど、『スター・トレック』というのは僕達の未来を予知している様な作品で、非常にハマりました。今でもよく観ますよ。

―ジャスティン・リン監督も「『スター・トレック』は(ドラマ放映)当時から先進的な表現をしていた」とおっしゃっていました。

サイモン・ペッグ:違いを受け入れる団結や、隣人として皆で協調するという事が大切だと考えました。真の意味でこの世がグローバルな世界であれば、移民という物は存在しないはずなんですね。最近、宇宙飛行士の女性と話す機会があったのですが、彼女は「宇宙ステーションから見た地球には国境というものは無い」と。境目や隔たりというのは我々人間が作っている、と。『スター・トレック』はそういった隔たりというものを超えて描かれている作品ですので、本作でもそこを目指しました。今、世界中で不和や分離主義が生まれている中、ジャスティンも(共同脚本の)ダグも僕も、この作品は今だからこそ必要な作品だと思いました。

―きっとサイモンさんの周りには“トレッキー”がたくさんいるのでは無いかと想像するのですが、脚本を書く事になった時の周りの反応はいかがでしたか? うらやましがられたりしませんでしたか?

サイモン・ペッグ: 皆とても喜んでくれたと思います。うらやましがられたかは、分かりません(笑)。エドガーもニック・フロストもとても喜んでいましたが、大学時代に大のトレッキーである“リチャード”という友人がいました。そのリチャードには長年連絡をとってはいなかったのですが、『スター・トレック』に出演が決まった時、出演する事になったんだよとメールしました。今回も「なんと『スター・トレック』を書く事になったんだよ!」と連絡して、やはりリチャードが一番大きな反応をくれますね。何かある度にこの「リチャードを喜ばせたい!」と思っていましたが、残念ながら口外出来ない事も多かったので(笑)。

―リチャードは大変幸せなトレッキーですね!

サイモン・ペッグ:過去に遡って過去の自分に会えたらな、とよく思うんですね。7歳の頃の僕は『スター・ウォーズ』が大好きだったので「将来何が起るか分かる?」と驚かせてみたいし、大学生のリチャードと一緒にいる僕に「将来すごい事が起きるんだよ!」と教えてみたいなと、よく想像しています。

―J・Jエイブラムスについてお聞きします。これまでJ・Jはクールな人物では無いかと思っていたのですが、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の中で、カイロ・レンがダース・ベイダーの意志を引き継いだ様に、J・Jもルーカスを引き継いでいく様な……そんなアツさを感じたんですね。サイモンさんもJ・Jのアツさを感じているのでしょうか?

サイモン・ペッグ:確かにJ・Jは素晴らしい野心をお持ちの方だと思います。でも、今おっしゃっていただいた例えについて言うと、J・Jはカイロ・レンじゃないんですね。カイロ・レンはダース・ベイダーを引き継いだとしても、上手く後は継げていないと思います。彼はとても甘やかされたダメな人間で、悪役としてもまだまだ大成していないと思うんです。また、自分の父親を殺してしまいますよね。という事は、カイロ・レンが自分の父親を殺してしまうというのは、J・Jがルーカスを殺してしまう事になってしまいます(笑)。

カイロ・レンが凶悪なる“悪役”を目指している事に比べると、J・Jは素晴らしい監督だと思います。実際に僕も意見を求められて答えたのですが、カイロ・レンが自分の思い通りに行かない時に物を壊すシーンがあります。でも、J・Jは常に期待に応え続けきた監督なわけです。言ってみれば、J・Jはスピルバーグとルーカスとコッポラの子供という立ち位置だと思います。

―そういった意味でも、今後J・Jに期待する事はどんな事ですか?

サイモン・ペッグ:J・Jはまだ映画を“量産”してはいないんですよね。彼の初めての映画が『M:i:III』(2016)で、その後『スター・トレック』(2009)、『SUPER8/スーパーエイト』(2011)、『ミッション・イン・ポッシブル/ゴースト・プロコトル』(2011)と続いていくわけですが、『SUPER8/スーパーエイト』を除いて全て続編なんですね。『SUPER8/スーパーエイト』もスピルバーグのトリビュート的作品なわけで。もちろんシリーズ作品の中にも彼の主張はこめられているとは思いますが、私としてすごく楽しみにしていて待ち遠しいのは、本当の意味で彼の主張、彼の世界を描いた映画なんです。誰かの車を運転するのでは無く、自分の車を運転してもらうのととても楽しみにしています。

―ジャスティン監督にお話を聞いた際、映画では見えないキャラクターの背景や性格作りに膨大な時間を割くとおっしゃっていました。サイモンさんも脚本を書く際にそういった時間を共にしたのでしょうか?

サイモン・ペッグ:はい。真の意味でキャラクターを理解しないと、しっかりと描く事が出来ません。ジェイラーやクラルの様に新しいキャラクターがいて、特にクラルは、映画の中で描いているのはほんの一部なんですね。クラルという悪役は皆さんがご覧になった以上に複雑なキャラクターなんです。

―そんな魅力的キャラクター描写が本作の何よりの魅力だと感じました。サイモンさんが演じたスコットも素晴らしいキャラクターで。サイモンさんはスコットの他に『ミッション:イン・ポッシブル』のベンジー等、他作品でも素晴らしい演技をされています。人が惹き付けられる魅力的な演技の秘訣は?

サイモン・ペッグ:僕がスコットやベンジーを演じる時に哲学としているのは、生身の人間が演じているリアルさを可能な限り出す事です。例えば、巨大な魚に襲われているシーンがあったとして、観客が「私もそういうリアクションする」「自分もこうなるな」と思ってもらう様に演じたいのです。「自分がシークレット・エージェントだったら」「自分が宇宙船の乗組員だったら」……という事ですね。

自分の歴史を振り返ると、インディーズ映画出身なので芝居のスタイルもそこから来ていると思います。エドガー・ライトとずっと仕事をしてきましたが、彼の作品は「極めて普通の人があり得ないシチュエーションに直面してしまう」というお話がほとんどですよね。家電量販店に務めている普通の男がゾンビと戦ったり、警察官がとんでもない事件に巻き込まれたり、アル中がエイリアンと戦わなくてはいけなかったり……(笑)。僕自身もイギリスの田舎出身で、今はこんなとんでもないハリウッドという場所で仕事をしていますが、至って普通の人間なので皆さんが共感してくれるのでは無いかと思います。

―またエドガーやニックとの“大暴れ”を観たいと切望しているファンが、日本にもたくさんいます! 近いうちに一緒に映画を作るご予定は?

サイモン・ペッグ:もちろん! 3人共忙しいのでスケジュールをあわせるのがなかなか大変なのですが、近いうちに作る予定だよ。僕とニックは制作会社を作ったので、また色々と面白い事をしたいと考え中なんだ。

―とても、とても楽しみにしております! 今日はありがとうございました。


(撮影:レイナス)

【関連記事】『スター・トレック BEYOND』ジャスティン・リン監督インタビュー「インディーズ映画に近い作り方をしている」
http://getnews.jp/archives/1542197


ダグ・リーマン監督、映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』次回作は続編であり前日譚だと明かす

$
0
0


この映画は、タイトルを『Edge of Yesterday(原題)』に変えた方が良いだろう。

ダグ・リーマン監督は、トム・クルーズとエミリー・ブラントが主演する “タイムループ”を繰り返すSFアクション映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』の次回作となる映画『Edge of Tomorrow 2(原題)』について、続編というよりもむしろ前日譚となることを明かした。

エンターテイメント・ニュースサイトColliderのインタビューで、リーマン監督は、「これは、私がやろうと思っている唯一の続編です。なぜならまず第一に、ストーリーがとても素晴らしい。私が本当に気に入っている前作よりずっと良い出来栄えです。そして第二に、これは続編であり前日譚でもあるのです」と、語った。

前作『オール・ユー・ニード・イズ・キル』は、挑戦してはテストされるというクルーズ演じるアクション・ヒーロー形式を取り、冒頭でそれをくつがえした。クルーズは、作中で起こる決して勝利することの無いタイムワープで、ブラント演じるキャラクターから訓練を受け、何度も繰り返し酷い目に合う。

米ワーナー・ブラザースによる『オール・ユー・ニード・イズ・キル』は、全世界で3億7千50万ドルの興行総収入を記録したヒット作となった。リーマン監督は、続編であり前日譚でもある次回作でも監督を務め、クルーズ&ブランドの命がけの組み合わせも再演が決まっている。

前作との関連性がどのようになるのかは現時点では明らかになっていないが、リーマン監督は、次回作が “続編の作り方に大変革をもたらすものになる” ことを約束した。

リーマン監督はさらに、「自分が興味を持てるような続編をどのように作るかについて、いくつかの根本的なアイデアがありました。同様に、インディペンデント映画をどう作るかについてのアイデアもありましたし、1996年に手掛けた映画『スウィンガーズ』が成功した時も、『そうか、これは私のアイデアをアウトプットしてみるのにぴったりの映画だ』という感じでした」と語り、「他の誰とも違う続編をどのように作るべきかについて私は優れたアイデアを持っていましたし、次回作の脚本とアイデアはその構想に完璧にフィットしていました」と、続けた。

2016年4月に、映画『栄光のランナー/1936ベルリン』の脚本家ジョー・シュラップネルとアナ・ウォーターハウスは、『Edge of Tomorrow 2(原題)』の脚本を手掛ける契約を交わした。前作の脚本の微調整に協力した脚本家クリストファー・マッカリーも、同プロジェクトに加わる予定だ。

映画『デッドプール』のティム・ミラー監督、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』の映画化に参加

$
0
0

映画『デッドプール』を監督したティム・ミラーが、米ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントが実写とCGを組み合わせて製作する、ゲームキャラクター『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』の映画作品に、エグゼクティブ・プロデューサーとして参加する。

CG制作会社ブラー・スタジオのジェフ・ファウラーが、テレビゲームを基にした将来性のあるこのプロジェクトの監督と監修を担当する。ファウラーはブラー・スタジオの共同創設者であるミラーと協力するとともに、映画『ワイルド・スピード』シリーズをプロデュースしたニール・H・モリッツがプロデューサーとして参加する。

脚本は、テレビアニメ『Golan the Insatiable(原題)』を手掛けたパトリック・ケイシーとジョシュ・ミラーが担当する。

ソニーは、セガサミーホールディングスのグループ会社であるCGアニメーション制作会社、マーザ・アニメーションプラネットと提携している。ソニックは、世界で最も有名なゲーム・キャラクターの1つで、コンソール、モバイル、タブレットのような各プラットフォームで、パッケージ版とダウンロード版の両方を含め、関連するゲームは3億5000万本以上のセールスを記録している。

モリッツに加え、マーザ・アニメーションプラネットの伊藤武志と大西美枝がプロデューサーを務める。トビー・アッシャーもまた、エグゼクティブ・プロデューサーを担当する。DJ2 Entertainmentのディミトリー・ジョンソンとダン・ジェヴォンズが共同プロデューサーとして参加する。

アンドレア・ジアネッティがソニーのためにプロジェクト全体を監修する。

ミラーは、「ジェフは、力強い物語を作る素質を持った素晴らしい監督です」と述べ、「ジェフにとって、ソニックの世界は自身のアニメーション経験でこの象徴的なキャラクターに新次元をもたらす最高の機会です」と語った。

ミラーは、10月22日、クリエイティビティの相違を理由に、米FOX製作によるライアン・レイノルズ主演の映画『デッドプール』の続編を降板した。

実写版映画『白雪姫』、米ディズニーが開発中

$
0
0

米ウォルト・ディズニーが、アニメーション版映画『白雪姫』のストーリーと音楽を拡大する新たな実写版ミュージカル映画を開発中だ。

同スタジオは、エリン・クレシダ・ウィルソン(映画『ガール・オン・ザ・トレイン』)と脚本執筆の交渉を行っている。作曲家ベンジ・パセックとジャスティン・ポール(映画『La La Land(原題)』)が、新曲を書き下ろすことが決まっている。

マーク・プラットがプロデュースを手掛ける。プラットは活躍中のプロデューサーで、賞レースの有力候補である映画『La La Land(原題)』のほか、ディズニーの新作映画『Mary Poppins Returns(原題)』、米テレビ局FOXによるテレビシリーズ『Grease Live(原題)』、ブロードウェイ・ミュージカル『Wicked(原題)』を手掛けている。

新プロジェクト『白雪姫』には、まだ監督や俳優は決まっていない。

オリジナル版映画『白雪姫』は、ディズニー初の長編アニメーション映画として1937年に公開された。同作は、批評でも興行収入でも成功をおさめ、ホームビデオがリリースされるまで何度も劇場で再公開された。1989年には、アメリカ議会図書館が、「文化的にも、歴史的にも、あるいは美学的にも素晴らしい」と絶賛し、保護を目的に、アメリカ国立フィルム登録簿に選出した。

ディズニーは、『白雪姫』に続くスピンオフ作品として、白雪姫の妹を描く作品も企画している。映画『Rose Red(原題)』は同じく実写作品であり、米ディズニーが手掛け公開を控える実写版リブート映画作品群に仲間入りする。

ディズニーは、実写版映画『アラジン』の監督として、ガイ・リッチーと交渉中だ。リッチーが監督を務めたワーナー・ブラザースにおる2本のシャーロック・ホームズ映画をプロデュースしたダン・リンが、自身の製作会社リン・ピクチャーズを通じて、『アラジン』でもプロデュースを手掛ける。エグゼクティブ・プロデューサーは、ジョナサン・エリックが務める。

ディズニーは、映画『シンデレラ』、映画『ジャングル・ブック』を含む、アニメ映画の名作を実写版映画化することで大成功を収めてきた。同スタジオは、エマ・ワトソン主演の実写版映画『美女と野獣』を2017年に公開し、実写版映画『ライオン・キング』、実写版映画『リトル・マーメイド』も企画している。

プラットは、映画『オリバー・ツイスト』のリメイク版プロジェクトでも、ディズニー、アイス・キューブとチームを組んでいる。

「誘拐事件から“幽霊話”に発展する物語をリアルに演じたかった」 映画『ペイ・ザ・ゴースト』ニコラス・ケイジ インタビュー

$
0
0


「どんな親でも“もし子どもがいなくなったら”という恐怖は抱いているでしょう。私にも息子がいますが、もし息子を失うかもしれないと考えただけで恐怖を感じます。なので、この作品でもその恐怖を演じることはとても簡単でした」

現在公開中の映画『ペイ・ザ・ゴースト ハロウィンの生贄』に主演したニコラス・ケイジはそう語る。

ハロウィンの夜に「幽霊に償ってくれる?」(ペイ・ザ・ゴースト)という謎の言葉を残し行方不明となった幼い息子――。今作は、その行方を探すごく普通の父親が、思いもよらぬ超常的な体験をすることとなるホラーストーリーだ。

ニコラス・ケイジ「『ペイ・ザ・ゴースト』の中で、一番魅力を感じたのは、父と息子の絆でした。子どもを守り、愛にあふれた父親像を描いた映画はそんなに多くはありません。だからこそ、そのような父親を表現したかったのです。すべての親が持っている“子どもを失う恐怖”を、感情豊かに、そして可能な限り自然に、そしてドラマティックに表現したかったのです。物語が進んで、超自然現象の中で“裏側の世界”に入り込んだとしても、同様です。それは、誘拐事件からゴースト・ストーリーに変化するとき、感情をリアルに表現するということでもありました」

行方をくらましてしまう息子・チャーリーを演じたのは、子役ジャック・フルトン。忙しい父を慕い、一緒にいたいと願うチャーリーをピュアな魅力いっぱいに演じ、息子が行方不明となる悲劇をより色濃いものにした。ニコラスは、そんな彼と撮影中にエルヴィス・プレスリーをデュエットしていたという。

ニコラス「ジャック・フルトンは、まるで偉大なエルヴィスのようなシンガーなんです。彼はエルヴィスを愛していて、とてもいい声をしている。だから一緒に歌わないわけにはいかなかったし、そこでとても早く心が通じ合いました。父と息子を演じるにはお互いを知る時間があまりなかったけれども、一緒に歌うことで関係を作りあげることができました。もし共演者と共通点があれば、早く・より良い関係を築くことができるんです」

50歳を過ぎて尚ハイペースに、そして幅広い作品に出演し続けるニコラス。その理由について問うと、思わぬ謙虚な答えが返ってきた。

ニコラス興味を持ち続けること、多様性を持ち続けることが私にとっては必要なので、広範囲にわたる役割を演じています。私としては決してひとつのキャラクター(役柄)を演じ続けるとか、同じタイプの映画に出演し続けるということはしたくないと思っています。自分自身を映画学校で演技をしている一人の生徒のように思い、いつも何かを学ぼうと、そして挑戦しようと思っています」

ベテランの域に達しても真摯に“映画”と向き合い、ひとりの俳優として未知の領域に挑戦し続けるニコラス。そんなニコラスの姿が、未知の世界に向き合って息子の行方を探す主人公とリンクしているのかもしれない。ごく普通の父親である主人公と、俳優ニコラス・ケイジの勇姿を是非劇場で。映画『ペイ・ザ・ゴースト ハロウィンの生贄』は渋谷シネパレスほかにて公開中。全国順次ロードショー。

公式サイト:http://gaga.ne.jp/ghost/[リンク]

ホラー映画情報、ホラー系エンタメニュース『ホラー通信』:http://horror2.jp/

【Yahoo!映画担当者にきく】週末、子供と一緒に観たい映画3作品

$
0
0


「さぁ、久々のお休みは子供と映画を観に行こう!」と、意気込んで子連れで出かけてみても、映画って過激なシーンが盛りだくさんだったり、実は子供が退屈してしまったり。子供と一緒に観て一緒に楽しめる映画って案外なかなか数少ないなぁ、という方も多いのでは。

そんな作品選びにお困りの映画好きのお父さん、お母さん。困ったときは映画に詳しい方にきいてみましょう!

現在公開中、または公開予定の映画の中からおすすめ3作品をYahoo!映画サービスマネージャーの小林さんが推薦。ご紹介いたします。

1.『コウノトリ大作戦!』

■公開日 :11月3日(木・祝)
■監督  :ニコラス・ストーラー、ダグ・スウィートランド
■キャスト:アンディ・サムバーグ、ケルシー・グラマー、ケイティ・クラウン 他
http://movies.yahoo.co.jp/movie/357344/[リンク]

■Yahoo!映画サービスマネージャー小林さんのコメント:
赤ちゃんはコウノトリが運んでくるという民間伝承を題材に、赤ん坊を届けることを中止した宅配会社で巻き起こる珍騒動を描く、日本中の親子が楽しめるアドベンチャー・アニメーション。
超キュートな赤ちゃんを口にくわえた、お人好しのコウノトリ“ジュニア”の大冒険を映し出す。可愛い赤ちゃんが勢揃いで癒し度150%!大人も子供も思わず笑顔に。
そして、「子供を授かることの大切さ」を考えさせられる映画かもしれません。

2.『映画 魔法つかいプリキュア!奇跡の変身!キュアモフルン!』

■公開日 :10月29日(土)
■原作  :東堂いづみ
■キャスト:高橋李依、早見沙織、齋藤彩夏 他
http://movies.yahoo.co.jp/movie/357336/[リンク]

■Yahoo!映画サービスマネージャー小林さんのコメント:
人気アニメ『プリキュア』シリーズの13作目。
子供たちに大人気のクマのぬいぐるみ“モフルン”が、100年に一度どんな願いでもかなえてくれる伝説の石に選ばれたことにより、奇跡の力でプリキュアに変身してしまう!というストーリー。そして、子供から大人まで幅広い世代に人気があり、女の子の憧れのアイドルであるAKB48の渡辺麻友がテーマソングを担当。
映画を鑑賞した後も、親子で一緒に歌って楽しんで欲しい。

3.『君の名は。』

■公開日 :上映中
■監督  :新海誠
■キャスト:神木隆之介、上白石萌音、長澤まさみ、市原悦子 ほか
■関連映像:君の名は。 劇場予告編(http://yahoo.jp/2xp1jL)
http://movies.yahoo.co.jp/movie/355058/[リンク]

■Y!映画サービスマネージャー小林さんのコメント:
大ヒットを続けている、新海誠が監督と脚本を務めたアニメーション。
見知らぬ者同士であった田舎町で生活している少女と東京に住む少年が、奇妙な夢を通じて導かれていく姿を追う。子供にも大人にも、多くの人に受け入れられるような見やすいアニメとなっており、背景描写やストーリーの展開は秀逸で深海監監督らしい作品だと感じる。
「何度も見たくなる」そんな今年の大ヒット映画を、親子で一緒に楽しんでみてはどうだろうか。

いかがでしたか?

今度のお休みには、お子さんと一緒に映画鑑賞してみては。

※協力:Yahoo!映画さん

(ガジェット通信映画研究室)
―― 表現する人、つくる人応援メディア 『ガジェット通信』

Viewing all 7116 articles
Browse latest View live