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華麗なる筋肉ダンスを再び拝める! 全米大ヒット中の『マジック・マイクXXL』日本公開は10月

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世の筋肉好き、ダンス好き、いい男好きたちが熱狂した『マジック・マイク』から2年。“最もセクシーな男”チャニング・テイタムが再びあのステージに戻ってくる! 『マジック・マイクXXL(エックスエックスエル)』が10月17日より公開となります。

公開前から予告編やポスターが解禁される度に女性たちは、お祭り騒ぎ! セクシーなんて言葉じゃ足りない、まさに世界中の女性待望の話題作、少し過激な究極の女子会パーティムービー『マジック・マイクXXL』がサマーシーズンを迎えた7月1日(水)より全米3355館で公開されました。

子供たちに人気の『ジュラシック・ワールド』、ディズニー/ピクサ―の最新作『インサイド・ヘッド』などの大作が並ぶなか、全米初日興行収入は、9,306,397ドル(約11億円/1ドル122円換算)を樹立。同日3,758館で公開されたアーノルド・シュワルツネッガー主演のシリーズ5作目『ターミネーター:新起動/ジェニシス』の8,930,404ドル(約10億円1ドル122円換算)を押さえ、第1位スタートを記録しています。

主演のチャニング・テイタムを筆頭に、5人の男たちのシックスパックに鍛え上げられた肉体美で、オトナの女性たちの視線を釘付けにし、週末のランキングでは4位にランクインを、前作『マジック・マイク』を超える大ヒットに。

前作よりキャストのボディも、ダンスも、セクシー度数も、すべてが格段に大きくパワーアップしている意味で「XXL」。チャニング・テイタム主演、マット・ボマー、ジョー・マンガエロ、ケビン・ナッシュ、アダム・ロドリゲス、ガブリエル・イグレシアスらで再集結し、鍛え上げられた肉体美と情熱的なダンステクニックで、日本の女性たちを虜にすること間違い無しです。

筆者はマッチョは苦手ですが、『マジック・マイク』は別! 日本では『フォックスキャッチャー』『ジュピター』とシリアスな役が続いていたテイタムたんの華麗なダンスが待ち遠しい!

『ストーリー』
マイク(チャニング・テイタム)が、伝説のダンスパフォーマーを引退してから3年が経ち、昔の仲間や新しい友達と出会いながら、もう一発、ド派手にステージを飾るためにマートルビーチのダンスコンテストに向かう。彼らは、彼らなりの人生の楽しみ方やあり方を見つけ出しながら……。行く先々でトラブルに巻き込まれながらも、鍛え抜かれた肉体美とサービス精神で女性達をご満悦させる男達。そしていよいよ、最後のショーが始まる。

出演:チャニング・テイタム(『ホワイトハウス・ダウン』、ピープル誌“最もセクシーな男性”選出)マット・ボマー(『ホワイトカラー』)、ジョー・マンガニエロ(『トゥルー・ブラット』)エリザベス・バンクス(『ハンガー・ゲーム』)アンバー・ハード(『ラム・ダイアリー』)

製作総指揮:スティーブン・ソダーバーグ(『オーシャンズ』シリーズ)
監督:グレゴリー・ジェイコブズ


宮野真守が初の老人役オファーにビックリ! 映画『ミニオンズ』吹替で二役に挑戦[オタ女]

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バババババ〜ナ〜ナ♪ 2013年に公開し、それまでの興行成績を数々と塗り変え、日本でも興行収入25億円を突破、世界中で記録的な大ヒットとなった映画『怪盗グルーのミニオン危機一発』。その『怪盗グルー』シリーズで大人気の、バナナが大好物な謎の生物ミニオンが主役となった、映画『ミニオンズ』が7月31日より公開となります。

人類が誕生した遥か昔に、ミニオンは地上に現れた。彼らの目的はただ一つ……それは、最強のボスに仕えること。果たして、ミニオンはどうやって怪盗グル―と出会ったのか? そして、どこからやって来たのか? 何者世界中でHAPPY旋風を巻き起こしている、バナナを愛する黄色いヤツらの秘密が遂に明かされます。

吹替えキャストには、天海祐希さん、バナナマン、モデルの藤田彩華ちゃんをはじめ、大人気声優・宮野真守さん、人気急上昇中の注目アーティスト・LiSAさんなど豪華面々の出演が決定。また、先日行われたLAプレミアでは、ミニオンたちが最強のボスを探して辿りついたアメリカで出会う、悪党スカーレット・オーバーキル役のアカデミー賞女優サンドラ・ブロックと日本版で同役を務める天海さんが共演。さらに、日本版のナレーションをハリウッドの舞台で活躍する真田広之さんが務めることが発表されたことでも話題を集めています。

先日、今まで配役を明かされていなかった宮野真守さんが、天海佑希さんが声優を務める、世界初の女悪党スカーレット・オーバーキルの夫で、常にかっこいいスーパークールな発明家、ハーブ役を演じることが発表されたのと同時に、本作の中で二役演じることも明かされ、声優ファンとしても注目の本作。

この度、宮野さんが演じるもうひとつのキャラクターが明らかに。ミニオンたちが最強最悪のボスを探す旅の途中でたどり着く、世界中の悪党が集まるお祭り、大悪党大会。そこでボブが出会う、自分のクローンを製造し続けるフラックス教授を演じることが分かりました。

頭が禿げ、髭面で偏屈な性格の持ち主であるフラックス教授ですが、これまで数々のイケメンキャラクターを演じ、自身も声優界トップのイケメンである宮野さんからは想像がつかないキャラクターのはず。

宮野さんは、「僕にとって、はじめての老人役なんです。オファーをいただいた時は本当に驚きでした(笑)。でも、自分にとってかなりの挑戦になるので、是非に!とお受けさせていただきました。監督に“元気なおじいちゃんのイメージで”と演出されて最初はどのテンションでやろうか戸惑いましたが、色々試してみましたので聞いてみてください(笑)」とコメントを寄せています。

http://minions.jp

人気ゲーム実況者・ろあさんが『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』一言声優に挑戦中!

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今、世界で最も観られている100年に1度の映像プロジェクト『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』。世界的大ヒット中の本作は、全世界46各国でNo.1を記録し、全世界興行収入があの『アナと雪の女王』、『ハリー・ポッターと死の秘宝PART2』を超え7月5日時点までで、13億8,349万ドル(約1,660億円)に到達しています。

日本でも遂に7月4日より公開となり、オープニング成績は2014年に公開した『マレフィセント』6.91億円(最終興行収入:68億円)や今年5週連続No.1を記録した『シンデレラ』5.56億円(最終興行収入:57億円)のオープニング成績を凌ぎ、最終的には興行収入が70億円を超える見込みという、大ヒット記録中です!

本作の魅力は、大迫力のアクションや超絶クールなヒーロー達の登場シーンはもちろん、社会的メッセージを内包した深いストーリーや、家族愛、仲間愛の描かれ方が見事。その一方で、難しい単語や入り組んだ設定が出て来る為、「アベンジャーズ」にあまり詳しく無い方は、流れについていくのがやっと……となってしまう恐れも。

そんな時はぜひ、日本語吹替版で観てみるのはいかがでしょう? 「洋画は字幕派!」という人も多いと思いますが、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』の様な凝ったストーリー、しかも3Dで観たりすると字幕を追いきるのはなかなか大変。もしかして最初は違和感があるかもしれませんが、慣れると実にスムーズに映画の世界に入り込めると思いますよ!

そして、実は今回の『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』にて、YouTubeの人気ゲーム実況者・ろあさんが一言声優にチャレンジ! 劇中でとあるキャラクターの声を担当しています。以前、映画『シンデレラ』で来日した主演のリリー・ジェームズにインタビューを敢行したろあさん。ろあさんファンの方は、ぜひ今回のチャレンジ、劇場で聞いてくださいね。

この、一言声優アフレコの様子は後日レポートでご紹介します!


写真は映画ライターのよしひろまさみちさん、新谷里映さん、ろあさんによる『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』のトークイベント。

【関連記事】動画:人気ゲーム実況者・ろあが『シンデレラ』リリー・ジェームズにインタビュー!
http://getnews.jp/archives/940578

ろあのゲームチャンネル – YouTube
https://www.youtube.com/user/roabbit

ハリソン・フォード「『スター・ウォーズ』で人生が変わった」と新ヒロインに語っていた

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毎年のべ50万人を動員するといわれるサンディエゴ・コミコン。米カルチャー界最大のお祭りが今年は7月9日(木)~12日(日)に行われた。開始当初はコミックやSF映画、ファンタジー映画のプレゼンテーションが中心だったが、参加者の増加と共にコンテンツの幅を広げ、46回目の開催を迎え今や全世界にアピールする文化発信の場として多彩なプレゼンテーションが行われました。

【東京おもちゃショー2015】スター・ウォーズイヤーを飾る新製品が続々! 各社『スター・ウォーズ』製品を一挙紹介
http://getnews.jp/archives/1007884

この世界最大のカルチャーの祭典で、今年の超目玉と誰もが認めるのがスター・ウォーズ! 『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のプレゼンテーションが現地時間7月10日(金)5:30 PMよりメイン会場であるホールHで超満員の6500名の観客を集めて行われた。24時間以上前からチケットを入手するために並んでいた観客の多くがコスプレ姿で参加、ジェダイやシス、ダース・ベイダーやストームトルーパーらお馴染みのキャラクターに加え、ヒロインのレイのコスプレ姿の観客も目立っていました。

この日の最大のサプライズは、世界初公開となる3分30秒のメイキング映像。ロケでもセットでも、CGやミニチュアに頼るだけでなく、実寸大のメカやクリーチャーを手間暇かけ、愛情をこめて製作している様は感動的。

監督のJ.J.エイブラムス、ルーカスフィルムの共同会長であり、本作のプロデューサーも務めるキャスリーン・ケネディ、そして共同脚本&共同製作のローレンス・カスダンが登壇。そしてヒロイン・レイ役のデイジー・リドリーに加え、ジョン・ボイエガ、オスカー・アイザックの3人の新キャストが登場した後新たな、キャストが紹介されました。


ダークサイドのキャラクターの登場である。それは同時に、カイロ・レンがダークサイドであることが遂に明らかになったということである。その役を射止めたのがアダム・ドライバー、そしてハックス将軍役のドーナル・グリーソンとキャプテン・ファズマ役のグウェンドリン・クリスティと共に登場。『フォースの覚醒』の悪役が初めて公式に紹介! これにはファンからもひと際大きな歓声が。


そして最後のゲストの登場となった。キャリー・フィッシャーとマーク・ハミルに続いて3月の事故以来、初めての公式の場となるハリソン・フォードの名前がアナウンスされると、会場の興奮は頂点に。30年以上の時を経てルーク、レイア、ハン・ソロの3ショットが実現した映画史にとっても記念すべき瞬間となりました。主な登壇者のコメントは以下のとおり。

【J.J.エイブラムス】
スター・ウォーズとコミコンは良い関係性なんだ。スター・ウォーズは、コミコンが始まった当初から参加していたし、自然とマッチするんだよ。今回、ここでファンと話しができ、彼らにサプライズゲストやストーリーを紹介できるのがとても嬉しいんだ。
このような映画の場合、いつも多くのビジュアルエフェクトとグリーンバックが使われるんだが、今回は、「本物」に感じられるような映画を作ることが我々のキーポイントだった。「本物」っぽく見せることは、「本物」じゃないと不可能だから、映画の中で多く使われているビジュアルエフェクトはあるものの、セット、キャラクター、小道具を実際に作り、ポストプロダクションでCGで作るものも、実際に俳優たちが体験できるロケーションやキャラクターとの接触を現場に提供した。そのことで、他にもっと重要なことに力を注げるようにしたんだ。ストーリーをより良くしたりやキャラクターをキャラを濃くしたりね。
すべてのプロセスがとにかくスリル満点なんだ!とにかく「スター・ウォーズ」を作っていることは、全てが普通じゃないんだよ。とにかく準備も、撮影も、インタビューもどの段階でも「スター・ウォーズ」の映画を作っている!っていうことがとにかく普通じゃないんだよ。本当にすべての段階が夢を見ているかのような感じだ!
手間暇かけて、愛情こめて作っているから、世界中から「スター・ウォーズ」が愛されているんだ。

【ハリソン・フォード】
素晴らしい映画を楽しみにしている。私にとっても素晴らしい体験で、楽しい時間を過ごし、素晴らしいキャスト、スキルと才能があり、J.J.エイブラムスの野心、そしてオリジナルシリーズからの脚本家ローレンス・カスダンによる素晴らしい脚本があり、私はこの映画に関われたこと、そして皆さんにこの映画をご提供できることを大変誇らしく思っています。
彼ら(デイジー・リドリーやジョン・ボイエガら新キャストたち)はもう今まで知っていた人生はもう送れないよ。実は、デイジーとも真剣な話をして、彼女から、当時の体験は僕にとってどんなものだったのかと質問されたんだ。僕は、人生が変わることと、それに慣れることと、そしてその代わりに大きな喜びを得る事ができるようになると伝えたんだ。俳優は自身の周りの人生から多くを吸収していくのだが、今度は皆が自分を見ている中でどういう風に対処するかを考えなくてはならないんだ。だから、人生は大きく変わる。賢い彼らはそれもわかっているよ。

【アダム・ドライバー】
撮影中は自分が演じた「悪」や「邪悪なもの」についての会話はしてない。単に「悪」と「正義」の差をどう考えるが重要なんだ。そこがストーリーの大きなポイントなんだ。

『GAMBA ガンバと仲間たち』ガンバ役に梶裕貴・潮路役に神田沙也加が決定! 「梶さんは7年前から候補でした」 

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企画構想から15年、製作期間10年、総製作費20億をかけて3DCG化される『GAMBA ガンバと仲間たち』。主役・ガンバとヒロイン・潮路を演じるキャストが発表になりました。

【関連記事】あの『ガンバの冒険』が3DCGアニメ化決定! Twitterでは「原作を読むきっかけになれば」「コレジャナイ」など声多数
http://getnews.jp/archives/997322

主人公のガンバを務めるのは、梶裕貴さん。「進撃の巨人」エレン・イェーガー役や「七つの大罪」メリオダス役など人気アニメの主演を数多く務め、声優アワードでは2012年度、2013年度と史上初の2年連続で主演男優賞を受賞、さらに雑誌「アニメージュ」が毎年開催している読者による人気投票「アニメグランプリ」声優部門でも2012年、2013年と2年連続で1位を獲得しており、 人気・実力ともに No.1 の若手声優です。

一方ヒロインの潮路(しおじ)を演じるのは神田沙也加さん。『アナと雪の女王』アナ役で圧倒的な演技 力・歌唱力を披露して社会現象を巻き起こし、2014年度には声優アワード主演女優賞を受賞する など声優としての才能も高く評価されています。今回『GAMBA ガンバと仲間たち』で邦画の声優に初挑戦し、映画では『アナと雪の女王』以来となる、物語のキーとなる歌を劇中で披露します。

キャストコメントと、製作総指揮による起用理由は以下のとおり。

【梶裕貴コメント】
誰もが知る歴史ある作品で、錚々たる大先輩方と共演するのは緊張とプレッシャーの連続でしたが、楽しんで演じさせていただきました。正義感に溢れ、常に真っ直ぐなガンバたちの姿が、子供達に夢を与え、大人達には幼い頃の気持ちを思い出させてくれると信じています。

【神田沙也加コメント】
潮路は、凄く芯が強くて、心で皆の事を引っ張っていくヒロインでもあると思うので、可愛らしさだけでなく母性 も見せていければいいなと思いました。懸命ににスクリーンを駆け回る彼らを、ぜひぜひ劇場で見守ってあげて下さい。

【製作総指揮・島村達雄(白組 代表取締役社長)コメント】
梶さんは、同じ少年役でも声のトーンが幅広く、キャラクターを的確に演じ分ける実力の持ち主で、7年前、声優キャストを探し始めた初期段階から、ガンバ役の候補として注目していました。その後『進撃の巨人』の主役エレン・イェーガー役で一気にブレイクし、今や一日警察署長を務めたり、紅白応援ゲストに出演するなど、こちら の期待に違わぬ活躍ぶりを見て、ガンバ役をお願いしました。

神田さんは、地道に声優の訓練を積んだり、若い頃からミュージカルの舞台で歌や演技の技術を磨いたり。ホンモノ志向を感じさせるところが、強い信念のもと、希望を忘れない潮路のキャラクターにぴったりだと思いました。 また、『アナと雪の女王』以降、彼女を知らない子供はいないんじゃないかという程、子供たちの知名度が群を抜い ていることも合わせて判断し、オファーしました。

あの仲間達が3Dアニメになって帰って来る! 映画『GAMBA ガンバと仲間達』特報
https://www.youtube.com/watch?v=kBsED4oYx18

映画『GAMBA ガンバと仲間たち』は10月ロードショー。

『リアル鬼ごっこ』の撮影現場ってこんな感じ! 栃木県「大谷資料館」での非日常シーンに注目

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トリンドル玲奈、篠田麻里子、真野恵里菜というトリプルヒロインに起用し、あのベストセラー小説の一部の設定だけをもとに、鬼才・園子温監督が作り出す映画『リアル鬼ごっこ』。7月12日より公開となり、その衝撃的な内容が話題となっています。

『リアル鬼ごっこ』は、“全国の佐藤さん”が鬼に殺されるという斬新な設定で中高生を中心に爆発的なブームを巻き起こしたベストセラー小説『リアル鬼ごっこ』を、園監督オリジナルストーリーで大体にアレンジした問題作。ハッキリ言って、これまでの“リアル鬼ごっこさ”はゼロですので、これから観る方はお楽しみに。

実は、筆者はこの映画『リアル鬼ごっこ』の撮影現場にお邪魔させていただいたので、完成した映画を観た時「おお、あの撮影現場はこういうシーンになるのか……!」としみじみしたものです。


まず、言っておきたいのが、撮影のほとんどは1月の真冬の極寒の中で行われたということ!! トリンドルさんが制服姿で生足、篠田さんはウェディングドレスで肩むき出し、真野ちゃんは陸上部ルックで肩も足も出まくりと超軽装で、観てるだけで凍えそうになるほど。女優魂を感じずには得られませんでした。

筆者がお邪魔させていただいた撮影現場は栃木県だったのですが、「大谷資料館」という石切り場が並ぶ場所にも行ってきました。


上の画像は公式サイトのスクリーンショットなのですが、日本各地が30度越えの猛暑の中、資料館の中の気温が10度ってハンパない! 真冬にこの中に入れば、どれだけ寒いか想像しただけでブルブルですよね。筆者はダウンジャケットにブーツ、カイロをたっぷり貼って挑みましたが、それでも体が芯から冷えて最後にはスマホも捜査出来ないほどになりましたね。

この「大谷資料館」は、石切り場や宮殿の様な雰囲気の壁が非常に珍しく、これまでも色々なドラマ・映画の撮影現場として使われてきました。

『るろうに剣心京都大火編』
『仮面ライダー電王・ゲキレンジャー』
『金田一少年の事件簿』(2001)
『セーラー服と機関銃』(1981)

などなど。ミュージックビデオの撮影も盛んで、

『Forever Love』X JAPAN
『SOUL LOVE』GLAY
『喧嘩上等』東京事変
『Orchestral Fantasia』水樹奈々

などなど、撮影実績多数! とても有名なロケ地だったというワケです。

栃木の豊かな自然と、非日常な空間で撮られた『リアル鬼ごっこ』。もう映画を観たという方も、背景に注目してみると「ここがその石切り場か!」と新たな発見があること間違い無しですよ。


また、筆者が撮影現場でお見かけしてビックリしたのが、斎藤工さん。この老爺が工さんですよ!? まるで別人。斎藤さんが老爺役を演じるのは初。特殊造形プロデューサー西村喜廣による特殊メイクは準備を含め4時間半かかり、一目見ただけでは斎藤だと誰も気づかない風貌になっています。


また、同じく齋藤さんは高校生役でも本作に出演しています。

園組初参加の斎藤さんは映画について「園組でのイメージを勝手に持っていたのですが、予想外に、なめらかな現場でした。撮影現場では、その場の嗅覚を園さんが先行させていくので、「生のうまみ」が作品に宿るのだなと確認いたしました。特殊メイクのシーンなどもあり、貴重な体験を楽しみながら、素晴らしい園組の一員として参加できてうれしいです」とコメント。彼が物語の中でどんな役割を果たしているのか? それは劇場でお確かめください!

(C)2015「リアル鬼ごっこ」学級委員会

手作り感いっぱいのホラー映画『ゾンビーバー』はこうやって作られた! 特殊メイク・田中好さんインタビュー[ホラー通信]

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7月11日より公開中のホラーコメディ映画『ゾンビーバー』。“ゾンビ化したビーバーが浮かれた若者を襲う”というツッコミ甲斐のある設定と、ホラー映画の定番を盛り込んだストーリー、笑わずにはいられない勢いあるギャグで続々と観客を魅了。公開初日の新宿武蔵野館では立ち見が出るほどの大盛況を記録しています。

今作、予告編が公開された当初から話題になっているのが、CGではなくパペットで作られた“ゾンビーバー”たちです。ぬいぐるみ感のあるゾンビーバーが勢い良く若者を襲う姿は、この映画の大きな特徴ともなっています。

このゾンビーバーのアニマトロニクスや、ゾンビーバーに噛まれてゾンビーバー化した人間の特殊メイクを担当したのは、なんと日本人の特殊メイクアップアーティスト、田中好さん。さらに、彼女の所属するクリーチャー・エフェクト・インクは、映画『テッド』に登場するクマのぬいぐるみを作ったチームでもあるのです。

今回、田中さんに映画『ゾンビーバー』で使用したアニマトロニクスや特殊メイクを、テレビ電話で見せてもらうことができました。撮影中のお話も聞かせていただきましたよ。

すべての画像が表示されない方はこちら

映画『ゾンビーバー』特殊メイクアーティスト 田中好さんインタビュー

田中さん「ゾンビーバーは全部で7体作ったのですが、こちらの大きなゾンビーバーは5人がかりでオペレーションをするタイプの一番大きなゾンビーバーです。しっぽは取り外しが出来るようになっています。耳と鼻と口の部分をラジコンのようなコントローラーで操作することができます。」


田中さん「手で口が開閉できるゾンビーバーもあります。中に農作業用のハサミのようなものが入っていて、後ろからそれを動かすことによって口がパクパク開くようになっています。そして、映画ではゾンビーバーに噛まれた人間がゾンビーバー化してしまうのですが、その瞬間の歯が出てくるフェイスマスクも作りました。うしろに仕組みがあって、ニュニュニュッっと歯が出るようになっています。」

田中さん「ゾンビーバー化した人間の前歯ですが、これを装着すると口が閉じられず、開けっぱなしになってしまうので、よだれが止まらなくて大変なんです(笑)。撮影中は横でペーパータオルを持ってずっと待機していました。そして、ゾンビーバーになった女の子がつけていたしっぽもあります。彼女が履いているズボンにマグネットがついていて、しっぽをくっつけているんです。大きいですがそんなに重くないんですよ。これはフォームレイテックスという素材で、中に土台としてプラスチックが入っています。」

――ゾンビーバーのパペットの製作にはどれくらいの期間がかかったのでしょうか。

田中さん「すべてのゾンビーバーをまとめて作ったのですが、全部で2ヶ月かかりました。ゾンビーバー化した人間のメイクアップも含めて2ヶ月ですね」

――撮影中で印象的だったことってありますか?

田中さん「夏という設定だったんですけども、冬に撮影されたので、ロサンジェルスはめちゃくちゃ寒かったんですね……。湖上でゾンビーバーたちが若者を襲うシーンがあるんですけども、私たちが湖の中に入って、見切れないようにゾンビーバーを操作していたのが大変でした……」

――映画『テッド』のクマのぬいぐるみもそちらの工房で作っているとお伺いしたのですが?

田中さん「そうです! 映画の8割方はCGなのですが、残りのぬいぐるみの部分はこちらの工房で作っています。このぬいぐるみを元に、CGが作られているんです」

――いまCGで作られることって多いと思いますけど、パペットで作る魅力ってどこにあると思いますか?

田中さん「私自身は“パペットの方がいい”とか“CGのほうがいい”というのはなくて、両方それぞれの良さがあると思います。パペットの魅力は、やっぱり実物として“そこにある”という存在感だと思いますね」

――最後に、『ゾンビーバー』を楽しみにしている方にメッセージを。

田中さん「この映画は日本でいうところの、『水戸黄門』とか『吉本新喜劇』のような、どうなるか分かってるんだけどついつい観ちゃう!みたいな感覚の作品です。皆さんで「このあとはこうなるんじゃないかな」とか予想したり、ツッコんだりしながら是非楽しんでください!」

ここでご紹介している以外にも、細やかな部分までアナログな特殊メイクで作り上げられた映画『ゾンビーバー』。是非劇場でお楽しみください! 映画『ゾンビーバー』は新宿武蔵野館ほか全国にて公開中です。

『映画 みんな!エスパーだよ!』の“愛すべきボンクラ”たちを見よ! 場面写真を一挙公開

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2013年4月よりテレビ東京の『ドラマ24』枠で放映され、大きな話題と共に続編が待ち望まれていた性春ドラマが映画化! 『映画 みんな!エスパーだよ!』が9月4日より公開されます。

本日は新たに数枚の場面写真を入手。突如としてテレパシー能力に目覚めた高校生・鴨川嘉郎(染谷将太)や、エロ目的のためだけに物体を動かせるテレキネシス能力を持つ喫茶店マスター・輝さん(マキタスポーツ)を始めとしたおなじみのメンバーに加え、映画版のオリジナルキャラとして登場する新任英語教師・ポルナレフ愛子(高橋メアリージュン)が不敵にほほ笑む姿も。まとめてドドドっと紹介します!








どうでしょうか? 「ポルナレフ愛子って名前がフランス語教師っぽい」「浅見教授(安田顕)ガン見しすぎw」「榎本くん(深水元基)ガムテープくわえて何やってんのw」という感想はありつつも、一切ストーリーの中身は伝わってきませんよね! でも映画公開までこれを眺めてしばらく過ごせそうですよね! 嘉郎くんじゃなくても妄想が広がりますよね!


新・美由紀ちゃん(池田エライザ)もイイ感じ。映画を観れば「夏帆ちゃんどこ行っちゃったの?」という世間の声を一蹴してくれるはず。きっと……。たぶん……!

『映画 みんな!エスパーだよ!』特報(YouTube)
http://youtu.be/y0LfsP3UeD8

『映画 みんな!エスパーだよ!』公式サイト:
http://esper-movie.gaga.ne.jp/

(C)若杉公徳/講談社 (C)2015「映画 みんな!エスパーだよ!」製作委員会


あなたも必ず騙される! 究極の“マインドファック・ムービー”『ピエロがお前を嘲笑う』

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ドイツで大ヒットを記録しハリウッドリメイクも決定している映画『ピエロがお前を嘲笑う』。

「この映画に仕掛けられたトリックは100%見破れない」をキャッチコピーに、観る者の度肝を抜く、“マインドファック・ムービー”。

マインドファック・ムービーとは、古くは『エンゼル・ハート』『メメント』『シックスセンス』『ファイト・クラブ』、最近でも『インセプション』や『グランド・イリュージョン』など、頭が混乱するような作りや映画全体を覆す仕掛けやどんでん返しが用意されている作品のこと。みんなが大好きなヤツだ!


今回解禁となった予告編は、天才ハッカーが自ら出頭し、彼の口からピエロの仮面をつけたハッカー集団CLAYを結成、世間を大きく賑わせたことが語られています。有頂天になりすぎたCLAYに身の危険がおよび連邦局に助けを求めるが、予告は途中一旦停止し巻き戻される。「奴の話は穴だらけだ」という疑惑の中で、物語はさらに加速していき、そこには衝撃の結末が……。

既に映画を観た関係者・マスコミの面々が「これは面白い!」「見破れない!」「騙された!」と話題にしている本作。観たら必ず人に話したくなること間違いなし、9月の公開を前にまずは予告編をチェック!

『ピエロがお前を嘲笑う』ストーリー

本作は、世界中を騒然とさせたハッキング事件を次々と起こし、殺人容疑のかかる天才ハッカー、ベンヤミンが突然、警察に出頭してきたところから始まる。彼の自白によると……。
「少し前まで誰にも相手にされず、透明人間のようだった僕の人生は、ハッカー集団CLAYを結成したことで180度変わった。政界、金融業界、連邦情報局など次々とターゲットを変えハッキングしまくった。最初はお遊びのつもりだったけど、世間の注目を浴び、有頂天になっていたんだ。でもまさか盗んだ情報が元で殺人事件が起こるなんて。しかも今度は僕の命が何者かに狙われている……」
ベンヤミンの自白を元に彼の身辺調査を始める捜査官は腑に落ちない事実を次々と発見し彼の話に疑念を持ち始める。一体、彼は何者なのか???そしてその狙いは。

9月12日(土)新宿武蔵野館他全国ロードショー。

【予告編】
https://www.youtube.com/watch?v=FEtsJw-7UMw

(C)Wiedemann & Berg Film GmbH & Co. KG, SevenPictures Film GmbH 2014; Deutsche Columbia Pictures Filmproduktion GmbH

【独占】『ターミネーター』シリーズ史上最大・桁違いのスケール! 迫力の未来戦争バトルシーン

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SFアクション映画の金字塔『ターミネーター』シリーズ。日本公開から30周年を迎えるこの夏、アーノルド・シュワルツェネッガーが帰ってくる! 全世界待望の最新作『ターミネーター:新起動/ジェニシス』が大ヒット公開中です。

「ガジェット通信」では2029年の未来戦争を描いた迫力のアクションシーン映像「世界を取り戻せ編」を独占入手。本編映像をチラ見せしちゃいます。

1997年、「審判の日」に人工知能スカイネットの反乱により放たれた核ミサイルで30億人の命が奪われて以来、人類抵抗軍の指揮官ジョン・コナーは、希望を捨てず機械軍との壮絶な戦いに身を投じていた。滅亡の危機にあった人類は、機械軍を壊滅状態にまで追い込み、遂に、中枢部へと潜入することに成功。映像では、殺人マシン“エンドスケルトン”、“ハンターキラー”との手に汗握る攻防を繰り広げるのだが、果たして、人類に勝機はあるのか!?

本作の撮影開始に先立ち、キャストたちは数週間に渡ってトレーニングを敢行。実際の撮影では、スタント、格闘、激しいワイヤーワーク、武器の扱いなど多くの事を要求された。撮影も桁外れのスケールで行われ、プロデューサーのデヴィッド・エリソンは、

「『ターミネーター』シリーズの中で、最もスケールの大きいものだ。これまでのどの作品よりも大規模なアクションシーンがいくつもある。皆さんは、これまでに誰も成し遂げたことのない、完璧に描き込まれた(『ターミネーター』の)未来戦争の全貌を初めて目撃するだろう」

と自信たっぷり。

また『ターミネーター』の公開で注目を集める人口知能。スカイネットの反乱を描く本作はまさに、人類への警鐘でもある。指導者ジョン・コナーを演じたジェイソン・クラークは、

「人工知能が人間の知能を超えてしまった時点で、人類にとって補助的なものではなくなるだろうね。人工知能が主導となって、テクノロジーはより早く、さらに発展していくだろう。iPodが登場した時から考えると、現在の技術はかなり進んでいる。そのほかにも、チップ技術は心臓や肺といった臓器を再現している。テクノロジーの問題は複雑だ。良いこともあれば悪いこともある。する必要のないかもしれない延命も可能だ。我々を救ってくれるかもしれないし、我々を滅ぼすかもしれない」

と人口知能と戦い続けるジョン・コナーを演じるジェイソンならではの持論を展開しています。大迫力のバトル映像を刮目せよ!

『ターミネーター』シリーズ史上最大・桁違いのスケール! 迫力の未来戦争バトルシーン
https://www.youtube.com/watch?v=Kt7l3O5TXV0

(C)2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

【映画クロスレビュー】ピクサー待望の最新作は大満足の完成度!『インサイド・ヘッド』

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いよいよ7月18日より公開となる、映画『インサイド・ヘッド』。

映画クロスレビュー『インサイド・ヘッド』

【ストーリー】
ミネソタの田舎町で明るく幸せに育った少女ライリーは、父親の仕事の都合で都会のサンフランシスコに引っ越してくる。新しい生活に慣れようとするライリーを幸せにしようと、彼女の頭の中の司令部では「ヨロコビ」「カナシミ」「イカリ」「ムカムカ」「ビビリ」の5つの感情が奮闘していた。しかし、ある時、カナシミがライリーの大切な思い出を悲しい思い出に変えてしまう。慌てて思い出を元通りにしようとしたヨロコビだったが、誤ってカナシミと一緒に司令部の外に放りだされてしまう。ヨロコビは急いで司令部に戻ろうと、ライリーの頭の中を駆けめぐるのだが……。

監督:ピート・ドクター
共同監督:ロニー・デル・カルメン
脚本:ピート・ドクター
製作総指揮:ジョン・ラセター

ヨロコビ:エイミー・ポーラー(日本語吹替・竹内結子)
カナシミ:フィリス・スミス(日本語吹替・大竹しのぶ)
イカリ:ルイス・ブラック
ムカムカ:ミンディ・カリング
ビビリ:ビル・ヘイダー

『インサイド・ヘッド』公式サイト
http://www.disney.co.jp/movie/head.html

「ピクサーの華麗なる復活」/@mtakeshi

正直、ここ最近のピクサーは続編が続いた上に2014年は1本も公開できず、常勝ピクサーも一段落してしまったか……と思っていました。しかし「インサイド・ヘッド」は久々にあの頃のピクサーを思い出す、実にピクサーらしい作品でした。王道の「行って帰ってくる物語」で、あらゆる登場人物の「成長」を丁寧に描いていたのはさすが。

もはやこの映画に対する前情報はいっさい不要です。ピクサー映画で一度でも感動したことのある方ならばぜひ、ぜひ見てください。特にお子さまがいる家族ならば、皆さんで映画館に行くことをお勧めします。これを見た子どもたちが、20年後に同じ映画を見てどう思うのか——多分ピクサーの制作陣は、そんなことを頭に入れながら、将来の大人に向けて作ったのではないかなあ、と思いました。

そして今回、ニコニコ動画でも有名になった七色の歌声を持つピクサーのスタッフ、“アゴジン”ことニック・ピテラ氏が映画に初出演しているとのこと(※解説は最後に)。そのことを知って楽しみにしていましたが、皆さん気付きましたか? 言われてみればなるほどの出演でした。分からなかったらぜひ、もう一度映画館へどうぞ。

【プロフィール】@mtakeshi(宮田 健)
IT系&エンターテイメント系のフリーランスライター。ディズニーのニュースをトリビア抜きで紹介するメディア「dpost.jp」(http://dpost.jp/)を運営中。IT系ではITmedia エンタープライズで「半径300メートルのIT」を毎週連載、そのコラムをまとめた書籍「デジタルの作法」が角川EpuB選書より発売中(http://www.kadokawa.co.jp/product/321501000084/)。

「“観ておいてよかった”と思い返す時がやってくるでしょう」/咲間 岩丸

強力かつきれいなストーリーで観客の心を動かす作品を送り出してきたピクサーですが、最近の作品では観た人が「その後の人生のどこかで突然思い出す」ようなおはなしが増えてきた気がします。『インサイド・ヘッド』もそんな一本です。

作品のテーマである感情について、僕らはほんの一部しかわかっていません。自分の感情であってもうまく制御できないときがあるくらいです。人のなかにある何かとどう付き合っていけばいいのか、ピクサーはヒントを見つけて観客に伝えたかったのだろうと思いました。どの年齢の人も「観ておいてよかった」と思い返す時がこの先の人生でやってくるでしょう。

頭の中のおはなしだけあって作中には“心”や“考え方”に関する現象がいろいろ登場します。もし脳や心理学に詳しい人が身近にいるなら解説を聞いてみてほしいです。ストーリー以外でも野心的な試みが散りばめられているのでお見逃しのないように。

【プロフィール】咲間 岩丸
映画やテーマパークにとどまらない、分野を横断するディズニーが大好物なディズニーファン。

「カナシミ萌え」/ふかみん(深水英一郎)

すばらしい作品です。これまでのピクサー作品の中で、俺的ナンバーワン。
個人的にもう一度観たくて、既に封切り日の映画館のド真ん中の席、予約済です。

おもいかえせば10代、20代の頃、映画を観るたびに新しい発見や、それまで味わったことのない感動を覚えたりしたものですが、30代そして40代になると、映画の中で新鮮な発見がある、なんてことがだんだんなくなってきます。

しかしながらこの『インサイド・ヘッド』は、40代の私でも新鮮な発見と驚きを与えてくれました。

頭の中の「感情」が登場人物、だなんて、はっきり言って妄想にもほどがあります。

しかしながら、どんな状況でも、自分を一生懸命応援してくれている「感情たち」の存在を、こうもイキイキと描かれると、ほんと、ほっこりとした気持になっちゃいます。例えば人間どうしの場合、たとえ親子という関係でも結局は別の人間であり、人は孤独を感じることがあります。しかし、この感情たちは、何がどうあろうと、たとえ自分の身が危なくなろうとも、必死に自分を応援してくれている。感情というものは自分でコントロールしなくてはいけないものだと思い込んでいたのですが、こういった形で、自分の中にある感情や他人の中にある感情を客観視するという視点を得られると、自分自身も落ち着いて物事に対処できるようになるし、他人に対しても、優しくなれるなと思いました。こんな、新しい視点を、楽しみながら得られる本作は、本当に優れた作品だなと感じます。

この映画に登場する「感情たち」は、それぞれ特徴があり、愛らしいのですが、特にカナシミは格別ですねぇ。

最初は、カナシミをもたらすキャラクターなわけですから、ヤなやつかと思ってみていたのですが、だんだん、単なるヤなやつじゃないということがわかっています。もちろん、脳内ヨロコビにあふれてた方が人は一見幸せに見えますが、果たしてそうなの?
それだけでいいの? なんてことを考えつつ、いつのまにかカナシミ萌えになってる自分に気づきます。

封切りが楽しみです。

【プロフィール】ふかみん(深水英一郎)
ガジェット通信発行人。焚き火でマシュマロ焼くのが好き。

「これは義務教育として全国民に見せるべき映画」/よしだたつき

『インサイド・ヘッド』のおかげで人に優しくなれ、生き方が楽になりました――。雑誌の最後によく見かける胡散臭い広告の宣伝文句のようですが、これマジです。

生活をしていると、どうしても気が合わない、言動が理解できない人っているじゃないですか。きっと頭の中の感情たちが“未熟”なんだと分かりました。頭の中の“指令部”にいる感情たちは“操作卓”を使ってヨロコビ、カナシミ、イカリ、ムカムカ、ビビリの指令を送り、本体の言動をコントロールします。映画の中では人それぞれでこの操作卓の構造が異なるのが面白い。子どもはボタンの数が少ないけど、大人になるとより複雑化してあらゆる状況に適応できるようになるんです。付き合いが難しかった人と対面しても「あ~、この人の操作卓はファミコンのコントローラ並みなんだな」と思えば、もう何も気にならなくなりましたよ。あれ……、つまりオレの操作卓がアップグレードされたってことか?

映画のメッセージをかなり捻くれた感じで受け取ってしまいましたが、こんな学びは全体のほんの一部。他にも、夢の中は話がしっちゃかめっちゃかなのはナゼ? 記憶が薄れていくのはナゼ? CMソングのキャッチーなメロディが頭の中でリフレインされるのはナゼ? などなど、頭の中のナゼをいろいろと“納得”させてくれるアトラクション型脳科学ムービー。これは義務教育として全国民に見せるべき映画です。うーん、もうピクサーは“スゴい”を通り越して“コワい”よ!

【プロフィール】よしだたつき
PR会社出身の肉好き草食系雑食ライター。頭の中は“ビビリ”が司令塔です。

「男女の“脳の違い”に爆笑」/藤本エリ

まず、ライリーの気持ちが痛いくらい分かって。筆者も中学2年生の時に転校を経験していて、仲良しの友達との別れに、不慣れな環境、新しい学校……。と、そりゃあもう感情乱れまくり、転校初日はワンワン大泣きしました。その後は結果、たくさん友達も出来たし、楽しい日々に変わったわけですが、映画の中のライリーを観ていて胸が苦しくなっちゃいました。

人間、特に子供の揺れ動く感情は脳の中でそれぞれのキャラクターが意見を戦わせて動いている、という設定が考えれば考えるほど素晴らしすぎるのですが、その他にも「人格を形成する島」とか「思い出の収納場所」とか、楽しいアイデアがたくさん出て来ます。ピクサー映画って観ていると「よくこんな事思いつくもんだ!」と感動するのですが、『インサイド・ヘッド』はその最たるものでは無いでしょうか。

笑えるし、泣けるし、驚かされるしって、まさに観ている人の頭の中が大忙しのこの映画。でも全く疲れません。観たあとは爽やかな感動です、しかも観た後友達とか周りの人と感想言い合いたくなります、絶対に。筆者は個人的に、ライリーのママとパパの脳の違い、つまり男女の脳の違いについて描かれたシーンが大のお気に入り。超・あるあるなので、アラサー、アラフォーの女性も必見です!

【プロフィール】藤本エリ
ディズニーは映画もパークも大好き。一番好きなアトラクションは「ミッキーのフィルハーマジック」。一番好きなパークフードは「ユカタンソーセージドッグ」。

※@mtakeshiさんのレビュー解説/
文章注のアゴジンことニック・ピテラとはこの人です。

http://dic.nicovideo.jp/a/nick%20pitera
http://dpost.jp/2015/07/03/wp-25250/

ニック・ピテラの出演、正解はこれだそうです。てっきり脳内のボーイフレンドの声かと思ってたら……。

http://www.slate.com/blogs/browbeat/2015/06/29/inside_out_s_triple_dent_gum_jingle_now_you_too_can_prank_your_friends_with.html

(C)2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

もしも恐竜が絶滅していなかったら? ピクサー最新作『アーロと少年』は文明を持った恐竜が主人公

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いよいよ7月18日(土)に日本公開を迎える『インサイド・ヘッド』。11歳の少女ライリーの中にある5つの感情たちが無限に広がる“頭の中”で大冒険を繰り広げる感動ファンタジーは、続編を除くピクサー史上歴代1位の全米興収を獲得。そして、アカデミー賞獲得も有力視される前評判の高さから、今か今かと公開を待ちわびたファンも多いことでしょう。そんな中、早くもディズニー/ピクサーによる次回作の情報が到着、2016年3月12日(土)の公開が決定しました。

長編16作目となる『アーロと少年』(原題:The Good Dinosaur)のは、恐竜絶滅の原因と言われる隕石が地球に衝突……せずにサラッと通過し、文明と言葉をもった恐竜たちが今なお生活を続ける世界が舞台。「もしも隕石が地球に衝突せず、恐竜が絶滅をまぬがれていたら?」というテーマを描く異世界ファンタジーです。今とは違った方向に進化した地球では、言葉をもたない人間も恐竜たちと共存。臆病で甘えん坊の恐竜・アーロが大好きな家族とはぐれてしまい、言葉も通じない見たこともない生き物、人間の子ども・スポットと出会うところからストーリーが展開します。

言葉が通じない人間と異生物との交流と言えば、『モンスターズ・インク』が思い浮かびます。しかし本作では我々の知っている人間の文明は存在せず、どちらかと言えば恐竜が主役の世界。物語も恐竜アーロの視点を中心に描かれるとのこと。

『トイ・ストーリー』のおもちゃの世界、『モンスターズ・インク』のモンスターの世界、『ファインディング・ニモ』の海の中の世界など、アニメーションならではのイマジネーションあふれる夢の世界を描いてきたディズニー/ピクサー。最新作『アーロと少年』でも、壮大な自然を舞台にまた新たな映像体験で観客をアッと言わせてくれることでしょう。

The Good Dinosaur US Teaser Trailer(YouTube)
https://www.youtube.com/watch?v=8lsIrASLD-Q

(C) 2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

『ターミネーター:新起動/ジェニシス』でサラ・コナーを熱演! エミリア・クラークインタビュー「オタク男子に感謝!」

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SFアクション映画の金字塔『ターミネーター』シリーズ。日本公開から30周年を迎え、現在新作『ターミネーター:新起動/ジェニシス』が大ヒット公開中です。

『ターミネーター』と言えば、男子諸君的が気になるのは、最強の女戦士サラ・コナーの存在では無いでしょうか? 美しく、強く、そして物語を大きく展開する、シリーズの超重要人物です。

本作『ターミネーター:新起動/ジェニシス』でサラ・コナーを演じるのは、イギリス出身の28歳、エミリア・クラーク。劇中では小柄な体つきながら、シュワルツェネッガー演じる「T-800」と激しいアクションに挑戦しています。「ガジェット通信」ではエミリアにインタビューを敢行! 映画について、自身の演技感について、色々とお話を伺ってきました。

―今回サラ・コナーという大役に抜擢された、率直な感想を教えてください。

エミリア・クラーク:1と2は子供の頃から何度も何度も観てきたので、「サラ・コナー」という人物がどういう人物かという強いイメージはありました。でも、今回のサラ・コナーはこれまでと全然違うキャラクターで。だからみんなの期待に応えようと、銃を扱った事が無かったのでそのトレーニングと、肉体作りをスタートしたの。

―自分のどういう部分がサラ・コナーにふさわしいと思われたと、ご自身では考えますか?

エミリア・クラーク:私が『ゲーム・オブ・スローンズ』(ドラマシリーズ)の中で、強い中で繊細さがあるキャラクターを演じていたからじゃないかと思うわ。その強さと繊細さのバランスが、本作のサラ・コナーにとって一番重要だと思ったから。まだ若くて人生経験が少なくて、これから成長するというキャラクターが私に合うと思ってくれたんじゃないのかしら。

―プレッシャーも相当感じたのでは?

エミリア・クラーク:もちろん、そうね。でもそういう時はあまり先を見ないで、一歩一歩今やる事にだけ集中するの。先の事を考えなければなんとかなるものだと思っているの(笑)。

―「ガジェット通信」がギークというか、ナードというか、そういった読者が多くて。ちょっとオタクな男性って、サラ・コナーの様な強い女性が大好きなんですよね。

エミリア・クラーク:ワア、彼らのおかげで私は生活出来てるのよ、ありがとう(笑)。

―そんな反応をしていただけて光栄です! そんな男性達に強くなる為のアドバイスをするとしたら?

エミリア・クラーク:う〜ん(笑)。一言、「自分の中のシュワルツェネッガーを磨け!」ってことかしら!

―エミリアさん自身は自分を強い女性だと思いますか?

エミリア・クラーク:私自身は強い女性になりたいと思って努力はしているんだけど、まだそんなに強く無いと思うわ。「強さ」と一言で言っても、色々な強さがあると思う。サラ・コナーは人類を救う為に頑張っている強さがあるけど、実際の生活でそんな出来事が無かったとしても強い女性はたくさんいますよね。

例えば、私の隣に住んでいる女性は自分の子供が病気になった時に、知恵を使って問題を解決していたけど、それも強さの一つだと思う。だから、女性は見栄をはったり無理をするんじゃなくて、自分の性格や資質を理解する事が必要ね。女性らしさも強さの一つ、たまにはジョークを言う余裕も大事!

―すごく参考になります! 今日はありがとうございました!

【独占】『ターミネーター』シリーズ史上最大・桁違いのスケール! 迫力の未来戦争バトルシーン
http://getnews.jp/archives/1047774

最恐の“学校の怪談”『死霊高校』予告編解禁! 「ホラー通信」のコメントも登場するぞ!

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『パラノーマル・アクティビティ』シリーズ、『インシディアス』シリーズと、ホラー映画の新時代を築いた製作チームが放つ最新作『死霊高校』の予告編が遂に解禁。ナント、この予告編動画には我が「ホラー通信」のコメントも登場するのだ!

『死霊高校』は日常生活の延長線上にあるビデオ撮影された映像を駆使し、作品ごとに新たな恐怖体験で観客を驚愕させ続ける製作チームが作り上げた、ホラー映画史上最恐の“学校の怪談”。8月22日(土)に日本公開となります。

映画の舞台となるのは、20年前、高校演劇として上演された「絞首台」が再演されることになった学校。「絞首台」の公演中止を企んだライアンは、チアリーダーのガールフレンド、キャシディと、セリフの暗誦に余念がない出演者のひとりリースを誘い、深夜の学校に忍び込みます。チアリーダーのガールフレンドがいる時点でフラグたちまくりだぞ!

ビデオカメラで撮影しながら、鍵が壊れた扉から講堂にたどり着いた3人は、演劇セットを壊し始める。そこに「絞首台」でヒロインを演じるファイファーが現れる。悪だくみを疑う彼女の登場に3人は戸惑う。そんな最中、校舎で異変が起こり始める……。


今回解禁された予告編は、「深夜の高校に忍び込んだ生徒たちの衝撃の記録映像」という説明と共に、深夜の校舎内を逃げ惑う高校生の緊迫の表情からスタート。静まりかえったステージ、廊下の先にかすかに姿を現す人影、そして、「絞首台」の舞台さながらに、首つりロープで吊り上げられる衝撃的な映像。

映像では、いたずら気分で深夜の高校に忍び込んだ生徒たちが、小道具などを壊し、ステージから首つりロープを外して「これで舞台は中止だ」と言う場面までテンポ良く進んでいきます。

しかし、彼らが封印された20年前の事件を報道するニュース映像を目にしたときから状況は一変。それは、”高校演劇の絞首台装置の誤動作でチャーリーが死亡しました”と報じるニュース、そして、20年前に起こった舞台での惨劇の瞬間をとらえたもの。その直後、学校は出口なき恐怖の密室となる。孤立無援の暗闇のなかで、4人は何者かに追い詰められていきます。やがて明らかになる20年前の惨劇の恐るべき真相とは?

『死霊高校』予告編
https://www.youtube.com/watch?v=HneHZadUTn8

(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

『マッドマックス』を超える大ヒット!(※香港で)バドミントン版“少林サッカー”日本公開決定!

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「バドミントンって楽そう」そんなフザけた事言うやつは全員、屋上! バドミントン版「少林サッカー」こと映画『全力スマッシュ』の日本公開が10月10日に決定しました。

本作は5月に香港で公開されるや否や並み入る大作を抑えて、『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』に次ぐ初登場2位を記録。世界中で大ヒットを記録中の『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を上回る成績を収めたこともニュースとなり、続編の企画が上がるほどの話題に。

日本でも、今年3月の大阪アジアン映画祭でプレミア上映され連日満席の大盛況! 劇場公開が望まれていました。

チャウ・シンチーがカンフーとサッカーを組み合わせるという奇想天外なアイデアを具現化し、香港映画の存在を世界に知らしめ、日本で興行収入30億円を超える空前の大ヒットとなった『少林サッカー』(01)から13年。ついに今年、バドミントンを題材にした新たなスポーツコメディが登場。

監督は奇しくも、前作『西遊記 はじまりのはじまり』でチャウ・シンチーと共同監督&脚本を務めたデレク・クォック。ビジュアル・エフェクトの第一人者ヘンリー・ウォンとのコンビで熱血バドミントン・コメディという事で、これは期待せざるを得ません。

しかもしかも、出演は筆者激推しスリラー、香港発の傑作血みどろゴアムービー『ドリーム・ホーム』のジョシー・ホー! その他にも『風雲スト-ムライダーズ』や『欲望の街』など黒社会もので一世を風靡したイーキン・チェン、そして見事な敵役ぶりをみせるロナルド・チェンや、食堂のおばちゃん役で、ぼさぼさの白髪姿がセンセーショナルなスーザン・ショウまで、豪華ベテラン俳優陣が、汗まみれになりながらトレーニングに励む姿がたまりません。

ちなみに、バドミントって、実はサッカーや野球よりも多い940万人もの愛好家がいる超人気スポーツなんだそう。へー、へー!

『全力スマッシュ』ストーリー

かつてバドミントンの女王として君臨しながらも試合中に暴力事件を起こし、バドミントン界から永久追放されていたヒロイン、ン・カウサウ(ジョシー・ホー)は、ある晩、シャトルの形をした謎の物体を目撃する。その直後、廃墟で密かにバドミントン同好会を結成するワケアリの中年男4人組に出会う。負け組の彼らが必死で頑張る姿を見て、彼女もまた長年忘れていたバドミントンへの情熱を取り戻していく……。

http://zenryoku-smash.com

【関連記事】マンション好景気の今だからこそ観たい! 香港発の傑作血みどろゴアムービー『ドリーム・ホーム』
http://horror2.jp/239


「奇妙な“音”がするんです」平穏な日常に潜む恐怖……『残穢-住んではいけない部屋-』[ホラー通信]

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誰もいない部屋から音が……、平穏な日常を打ち破る恐怖の正体とは? 第26回山本周五郎賞を受賞した小野不由美(『屍鬼』「十二国記」シリーズなど)の小説『残穢』(ざんえ)を、ミステリーの名手・中村義洋監督(『白ゆき姫殺人事件』『予告犯』)が映画化する『残穢【ざんえ】 -住んではいけない部屋-』が、松竹配給にて2016年1月30日(土)に全国公開となります。

主人公「私」に人気実力派女優の竹内結子。「私」とともに調査を重ねる久保さん役には神秘的な魅力を放つ女優、橋本愛。初共演の2人に加え、佐々木蔵之介、坂口健太郎、滝藤賢一ら個性的な出演陣が集結。

小説家の「私」に読者の久保さんから届いた一通の手紙。彼女は誰もいない部屋で奇妙な「音」がするという…と「私」のナレーションから始まり、その「音」が聞こえる場面に切り替わると久保さんとともにハッとさせられます。

その後、「音」の調査をする「私」と久保さん、さらに心霊マニアを演じる坂口健太郎の思わせぶりな笑顔、遠藤賢一演じる「私」の夫が床に耳をあてているカット、そして「音」の正体に関わってくると思われる過去の場面が挿入され、どのような謎が隠されているのか、興味を引き付けられます。またラストには、興味本位で調査に同行するホラー小説家を演じる佐々木蔵之介が絶妙な表情で「いわゆるヤバイ話」とささやき、調査の果てにどのような「ヤバイ」戦慄の真実が待ち受けているのか期待を膨らませる映像に仕上がっています。

平穏を打ち破る恐怖『残穢【ざんえ】―住んではいけない部屋―』特報
https://www.youtube.com/watch?v=peLgQGgGNHM

【ストーリー】
小説家である「私」のもとに、女子大生の久保さんという読者から、1通の手紙が届く。
「今住んでいる部屋で、奇妙な“音”がするんです」好奇心を抑えられず、調査を開始する「私」と久保さん。すると、そのマンションの過去の住人たちが、引っ越し先で、自殺や心中、殺人など、数々の事件を引き起こしていた事実が浮かび上がる。彼らは、なぜ、“音”のするその「部屋」ではなく、別々の「場所」で、不幸な末路をたどったのか…。「私」たちは、数十年の時を経た壮大なる戦慄の真相に辿り着き、やがて、さらなる事件に巻き込まれていく…。

http://zang-e.jp

(C)2016「残穢-住んではいけない部屋-」製作委員会

【今週公開のコワイ映画 2015/7/17~】セイウチホラー『Mr.タスク』、殺人OKの無礼講スリラー『パージ』[ホラー通信]

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今週公開の怖い映画をご紹介します。

今週は、セイウチと人間の新たなカンケイを提案するぶっ飛びセイウチホラー『Mr.タスク』がついに公開。狂った夢を持つ爺さんに監禁され、主人公がセイウチの姿に改造されるというとんでもないあらすじながら、ジョニー・デップ(とその娘)や大変大きくなられたハーレイ・ジョエル・オスメント君が出演することで更なる話題に。恐怖と笑いが同時に襲ってくる新体験ホラーとなっておりますので、是非お楽しみに。

そして、同日公開となるのが『パージ』。こちらはマイケル・ベイとジェイソン・ブラムが製作を手がける注目作。ひと晩だけすべての犯罪が無罪放免となるという耳を疑うようなストーリーを、イーサン・ホーク主演でスリリングに描きます。本国で大ヒットし、社会現象を起こしたという今作、続編の『パージ:アナーキー』も8月に日本公開されますので、ますは1作目を是非観ておきましょう!

それでは今週も行ってらっしゃい。

予告編とリンクが表示されない方はこちら

『Mr.タスク』  7月18日公開

<ストーリー>
ポッドキャストを運営するウォレス・ブライトン(ジャスティン・ロング)は視聴率を伸ばしたいがため、ネタになる人取材でカナダを訪れる。とあるバーに立ち寄ったとき、航海の話を聞いて欲しいという老人がいることを知り、彼の家を訪ねることに。老人はハワード・ハウと名乗り、そこで手厚いおもてなしを受けるウォレス。ハワードが体験した壮絶な航海の話を聞きながら紅茶に手を伸ばすが、それには睡眠薬が含まれており、たちまち気を失ってしまう。目が覚めると足の感覚がなく、パニックになるウォレス。そこでハワードは「これから君はセイウチになるんだ。“Mr.タスク(キバさん)”」と告げる。連絡が途絶えたウォレスを心配して友人のテディ(ハーレイ・ジョエル・オスメント)と恋人のアリー(ジェネシス・ロドリゲス)はとある人物の力を借りつつ、彼の追跡を始める――。

上映館:新宿シネマカリテほかにて全国公開

『パージ』  7月18日公開

<ストーリー>
1年に一晩だけ殺人を含む全ての犯罪が合法になる“パージ”の日。ジェームズ・サンディン(イーサン・ホーク)は妻、娘、息子とともに“パージ”の夜を完璧なセキュリティの家で平穏に過ごすはずだった。しかし、“パージ”開始直後にターゲットとなった一人の男を家に匿ったことで暴徒と化した市民から一家全員の命が狙われてしまう。緊張と狂気に満ちた12時間が今、始まる――。

上映館:TOHOシネマズ 日劇ほかにて全国公開

『リアル鬼ごっこ』トリンドル玲奈インタビュー「考えさせられるセリフが多くて頭の中がグルグル」

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トリンドル玲奈、篠田麻里子、真野恵里菜というトリプルヒロインに起用し、あのベストセラー小説の一部の設定だけをもとに、鬼才・園子温監督が作り出す映画『リアル鬼ごっこ』。7月12日より公開となり、その衝撃的な内容が話題となっています。

『リアル鬼ごっこ』は、“全国の佐藤さん”が鬼に殺されるという斬新な設定で中高生を中心に爆発的なブームを巻き起こしたベストセラー小説『リアル鬼ごっこ』を、園監督オリジナルストーリーで大体にアレンジした問題作。ハッキリ言って、これまでの“リアル鬼ごっこさ”はゼロですので、これから観る方はお楽しみに。

今回ガジェット通信では主演のトリンドル玲奈さんにインタビュー! そのあまりの美しさに筆者も撮影を担当したスタッフもしどろもどろになりながら、映画について、衝撃作に参加しての感想など色々とお話を伺ってきました。


―本作、すごく衝撃的な作品で話題となっていますが、初めて台本を読んだ時、戸惑われたのでは無いですか?

トリンドル玲奈:台本を読んだ時、この世界では何が起きてるんだろうと想像が出来ませんでした。私が演じた「ミツコ」自身も同じようにどの様な状況におかれているのかは分かっていないんだろうなと思ったので、とにかく目の前で起こることに全力で応えようと思いました。園子温監督ということもあり、どんな映画になるのか楽しみでしたね。

―なるほど。トリンドルさんがミツコと同じ目線でいられたというか。園監督の印象はいかがでしたか?

トリンドル玲奈:お会いする前の勝手なイメージで、指導に厳しい方だと思っていたのですが、そんな事は無かったです。でも最初は私が緊張していてほとんど何も話さなかったので、監督に「……無口だね」って言われました(笑)。そこから色々話す様になって、すごく楽しい現場でした。

―演技についてどの様な指示やアドバイスを受けましたか?

トリンドル玲奈:細かく言われる事はありませんでした。撮影の直前に一言二言「今はこういう状況だ」と言ってくださったのですが、すごく分かりやすかったです。

―今回、とにかく走るシーンが多いじゃないですか。体力的にも苦労されたのでは?

トリンドル玲奈:ずーっと走っていますよね。トレーニングについては、もともと運動が得意な方では無いので、撮影の1ヶ月前から走ったり、体幹トレーニングをしました。ここまで自分の体と向き合ったのは初めてだったかもしれません。

あと、体力作りで意識した事は、三食しっかり食べるという事ですね。普段は三食がっつり食べないので、モデル業とは全く違う体の作り方ですよね。走るシーンが多いのもそうですし、ロケ時期が真冬ですごく寒かったのでとにかくお腹が空いて、お弁当もしっかり残さず食べていました。

―私もロケを見学させていただいたのですが、本当に寒かったですよね……。ダウンコートを着ていてあの寒さだったのに、トリンドルさんや皆さんは薄着で。

トリンドル玲奈:休憩時間は毛布にくるまって、女の子同士でおしゃべりしながらずっとお菓子を食べていました。色々と過酷な現場でしたけど、みんなで衣装を見せ合いながら「ほらこんな所にも血が!」とか言っていたのは、女子っぽい時間でしたね(笑)。

―衣装がボロボロになったり血まみれになったり、可憐なトリンドルさんとは思えない姿になるシーンもありましたものね。役には入り込めましたか?

トリンドル玲奈:現場が栃木や静岡の山の中という大自然の中だったので、現場に行くと自然と気分は切り替わりました。私も高校生の時、長い距離を自転車で通っていたので懐かしいなと思いつつも。カメラが回るとミツコになれて、カットがかかると自分に戻る、自分でも不思議なくらい自然に役に入り込む事が出来ました。

―共演者の方とはお話したりしましたか?

トリンドル玲奈:桜井ユキさんとのシーンが多かったのもあって、現場では桜井さんとお話する事が多かったですね。役柄と同じく、桜井さんがお姉さんの様な感じで、私をひっぱってくれました。後は、サイボーグかおりさんとお話して、意気投合して仲良くなりました。今度ご飯を食べにいく約束もしました!

―殺伐とした映画の内容とは裏腹に楽しい現場であった様ですね! この映画、衝撃的なシーンや園監督らしい残虐な演出もありながら、しんみりしてしまうセリフも多いですよね。特に「シュール」(登場人物の一人、ミツコの同級生)のセリフなんかは染みました。

トリンドル玲奈:本当にそうなんですよね。私も今でも寝る前にあの言葉を考えたりします。「自分すらも騙して未来を変えるんだ」というのは、本当にそんな事が出来るんだろうか、あり得るのだろうか、と頭の中でグルグル。他にも考えさせられるセリフがとても多いので、私と同年代の女性にぜひ観ていただきたいですね。怖い映画だというイメージが強いかもしれませんが、私の様に感じていただけると思うのでぜひ映画館に遊びに行って欲しいです。

―今日はありがとうございました!


(撮影:wosa)

【関連記事】『リアル鬼ごっこ』の撮影現場ってこんな感じ! 栃木県「大谷資料館」での非日常シーンに注目
http://getnews.jp/archives/1043507

映画『Mr.タスク』ハーレイ・ジョエル・オスメント インタビュー 「“セイウチ”じゃなかったらこの映画の怖さはなかった」

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夢を叶えることは素敵なことですが、その夢によっちゃあとんでもなく恐ろしいことでもあるわけで。そんな恐ろしい夢を叶えちゃった系映画『Mr.タスク』が7月18日より公開となっています。

ゲスな話で人気を集めるポッドキャストを運営する主人公ウォレスが、取材先のカナダで出会ったのは“セイウチ”に異様な愛情を持つ老人ハワード・ハウ。興味本位で彼の家を訪れたばかりに、ウォレスは老人に監禁され、セイウチへと改造されることとなってしまったのです――。

ウォレスがウォルラス(セイウチ)になっちゃうという突飛なストーリーもさることながら、今作は主演にジャスティン・ロング、彼とポッドキャストを運営する友人役にハーレイ・ジョエル・オスメント、イカれた老人役にマイケル・パークス、老人を追う探偵役にジョニー・デップが出演するというやけに豪華なキャスティングにも注目が集まりました。

今回、行方不明になった主人公ウォレスを捜索する友人を演じ、クレイジーな今作のなかでとってもピュアな魅力を醸し出していたハーレイ・ジョエル・オスメントさんが来日。インタビューを行うことができましたのでぜひご覧ください。

すべての画像と予告編が表示されない方はこちら

ハーレイ・ジョエル・オスメント インタビュー

――この映画のオファーが来たときはどう思いましたか?

ハーレイ:「この映画にでてくれないか」とオファーのメールを貰ったんだけど、出演者に名を連ねていたのはジョニー・デップ、マイケル・パークス、ジャスティン・ロング……すごくエキサイティングなキャスティングだと思ったよ! それに、この作品はストーリーができあがる工程もおもしろくて、インターネットのポッドキャストからアイデアがうまれて、『twitter』の投票でストーリーができあがっていったんだ。ケヴィン・スミス監督の映画ではかなりユニークな作品の作り方だったと思うよ。

――人間をセイウチに変えるというクレイジーなアイデアについてはどう思いましたか?

ハーレイ:これはね、結局嘘だって分かったんだけど、「一日に2時間セイウチの格好をしてくれたらタダで部屋を貸します」っていう広告があったんだって! 監督がポッドキャストで相方とその話をネタにしていて、映画化が決まったんだ。僕が思うに、“セイウチになる”っていうこと自体が、すごく可笑しいんだけど気味が悪いよね。これが、セイウチじゃなくてほかの動物だったら、そんな恐ろしさはなかったと思うんだ。

――作品ではジャスティン・ロングが見事セイウチにされてしまうわけですけれど、彼のセイウチ姿はいかがでしたか?

ハーレイ:いやあ~、怖かったよね(笑)! あのセイウチのコスチュームに入っているのはとっても大変で、ボールの上にひざまずくような姿勢をずっとしていなきゃいけないんだ。ジャスティンが撮影中ずっとそれをやっていたということにも注目して観てほしいね。

――ジョニー・デップはストーリーの後半から出てくるにもかかわらず、場をさらうような演技をしていましたが、共演していかがでしたか?

ハーレイ:すごくエキサイティングだったね! 監督はきっとデップを想定してあのキャラクターを宛書きしたんだと思うんだけど、彼特有の稀有なキャラクターをそばで見られるのはとっても刺激的な体験だったよ。

――この映画には続編があると聞いたのですが?

ハーレイ:ある種の続編といっていいと思うんだけど、コンビニ店員役の2人(リリー・ローズ・メロディ・デップと、ケヴィン・スミス監督の娘)が主演になっているんだ。でもこれはホラー要素はそこまでなくて、ホラーやバイオレンスのシーンもあるんだけど、色んなジャンルのミックスだね。『Mr.タスク』よりももっと複雑な筋書きで、僕は1940年代のカナダにいた悪役というキャラクターで出ているよ。ジョニー・デップは今作と同じ、探偵のギー・ラポワンテ役で出ているよ! すっごく面白いから日本でも公開してほしいね。

――ジャスティン・ロングと共演しているポッドキャストシーンは、話している内容はとってもゲスなんだけれど、とっても楽しそうでした。

ハーレイ:実はジャスティンとは撮影当日に会って、その日にもうポッドキャストのシーンを撮影しなくちゃならなかったんだけど、長年の友だち同士という役柄でね。でもジャスティンはとっても楽しい奴で、あっという間にそんな雰囲気をつくることができたんだよ。

――撮影中の印象的なエピソードってありますか?

ハーレイ:まずは監督の撮り方だね! 監督のやり方ってとっても特徴的で、撮りながらどんどん編集していっちゃうんだ。だから撮影中のランチタイムに編集したものをどんどん見せてくれたりする。それがとっても印象的だった。あとは、セイウチを追って銃で撃ちまくるというシーンだね(笑)。あれがとっても楽しかった!

――映画には「人間をセイウチにしたい」という夢を持つクレイジーな老人が登場しましたが、ハーレイさんの夢ってなんでしょうか?

ハーレイ:映画を撮るというのが今の僕の夢だね! でも役者として演技をすることも、毎回色んな形で夢が叶うということだから、とても楽しいよ。

――今作の見どころを是非教えてください。

ハーレイ:最初はコメディから始まって、スリルのあるシーンになって、恐ろしい展開になっていく。そういった色んな要素がミックスされているところがこの作品の魅力だと思うんだ。それを是非楽しんでほしいね!

――本日はありがとうございました!

映画『Mr.タスク』は7月18日(土)より新宿シネマカリテ、渋谷シネクイント(レイト)ほかにて公開。連休中のご予定に、是非お楽しみあれ。

映画『Mr.タスク』
配給:武蔵野エンタテインメント

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競技かるたの聖地・近江神宮で撮影! 映画『ちはやふる』で広瀬すずが人生初のロングヘアを披露 [オタ女]

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競技かるたのクイーンを目指す主人公・綾瀬千早を中心とした青春ストーリーが熱い支持を集めて、コミックス累計発行部数が1200万部を超える末次由紀さん原作の『ちはやふる』(講談社『BE・LOVE』連載)。2016年3月・4月には二部作連続で実写映画化されることが発表されていますが、千早役に起用された広瀬すずさんが“人生初”というロングヘア姿を披露しています。

2015年6月に公開された『海街diary』への出演などの活躍が目立つ広瀬さんですが、どちらかといえばボーイッシュなショートヘアが印象的。それが今回、20cmにも及ぶエクステをつけて千早を演じることに。このほど公開された、野村周平さん、真剣佑さん、上白石萌音さん、矢本悠馬さん、森永悠希さんといった若手キャストと共に“かるたの聖地”滋賀県・近江神宮の真赤な「楼門」に並んだ劇中ビジュアルで、ロングヘアではかま姿で登場しています。

「(この髪型にすることが)役に一番近くなれるものと思いました」という広瀬さんは、「(エクステを)毎日つけていると、(撮影現場では)ボブの方が”誰?”みたいになって、私自身もこっち(ロング)の方が見慣れて、ボブになると変な気分になるくらい身近になりました。ここまで伸ばしたことはなかったので、新鮮でした。お姉ちゃんに似てました(笑)」とコメント。小泉徳宏監督も「地に足のついた千早が出来上がったと思います。びっくりするくらいはまりました」と太鼓判を押しています。

5月初旬から始まり、約3ヶ月に及ぶ撮影も間もなくクランクアップ。「せめて形だけでも本物に近づけたらいいなと思い、必死になってやっていました。ちはやちゃん(の動き)は大胆でダイナミックなので、何も考えないくらいバンッ、バンッ、って動いた方が彼女に近づけるかなと思い演じました」という広瀬さん。「みんな、足の甲やひざがすれて、皮がむけて、真っ黒になって。“ガムシャラにやってきた証だね”という会話をしていました。感覚がなくなるくらい痛かったんですけど、それでも負けずに(かるたを)とるという、みんなの熱やパワーを感じました」というので、原作の熱いシーンがどこまで再現されているのかファンならずとも気になるところ。

真島太一役で、映画『ビリギャル』などに出演している野村さんや、綿谷新役で、千葉真一さんの長男の真剣佑さんといった注目若手俳優がキャスティングされていることもチェックしたい本作。今から公開が待ち遠しい一作といえそうです。

『ちはやふる・上の句/下の句』 作品概要

キャスト:広瀬すず 野村周平 真剣佑
     上白石萌音 矢本悠馬 森永悠希 清水尋也
     松岡茉優 松田美由紀 國村隼

原作:末次由紀『ちはやふる』(講談社「BE・LOVE」連載)
監督・脚本:小泉徳宏『タイヨウのうた』『カノジョは嘘を愛しすぎている』
タイトル:ちはやふる・上の句/ちはやふる・下の句
撮影期間:2015年5月3日(日)~7月下旬
公開:2016年3月≪上の句≫/4月≪下の句≫二部作連続公開
企画・製作:日本テレビ
制作プロダクション:ROBOT
配給:東宝
協力:一般社団法人全日本かるた協会

映画『ちはやふる』公式サイト
http://www.chihayafuru-movie.com/

(c)2016 映画「ちはやふる」製作委員会 
(c)末次由紀/講談社

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