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渡辺謙とマコノヒーが樹海で出会う 映画『The Sea of Trees(原題)』が来年日本公開へ

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ガス・ヴァン・サント監督最新作『The Sea of Trees(原題)』が、2016年に日本で公開されることが決定。本作では、アカデミー俳優マシュー・マコノヒーと、映画や舞台において国際的に活躍を続ける渡辺謙が初共演を果たしています。

人生に失望し、自殺の名所として有名な富士の樹海にやってきたアメリカ人男性アーサー(マシュー・マコノヒー)。彼が森林の奥地までたどり着くと、同じ目的でその場所を訪れていた日本人男性タクミ(渡辺謙)に出会います。しかし、自殺を決意して樹海へ足を踏み入れたものの、その気持ちを変えて妻子の元へ戻るため助けを求めてきたタクミ。怪我を負っているタクミを放っておけず、次第にアーサーもまた死ぬことの意味について深く考えることに。そしてアーサーとタクミは互いの事を打ち明けつつ、極寒の森を脱出するためのサバイバルを通じて人生を見つめ直すようになっていくのです。

2013年度にハリウッドの業界人が選ぶ未映画化の優秀脚本“Blacklist”に選出された物語を映画化した本作。ちなみに、『グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち』、『ミルク』でアカデミー監督賞にノミネートされたガス・ヴァン・サントは、ハリウッド実写版『DEATH NOTE』の監督降板が報じられたばかり。もしや今作は日本の視察を兼ねて? と思っていたのですが、どうやらそれは違ったようですね。

『The Sea of Trees(原題)』概要

監督:ガス・ヴァン・サント/『ミルク』『グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち』
製作:ギル・ネッター/『ライフ・オブ・パイ / トラと漂流した227日』
主演:マシュー・マコノヒー/『ダラス・バイヤーズ・クラブ』『インターステラ―』、渡辺謙/『インセプション』『硫黄島からの手紙』/ナオミ・ワッツ『ダイアナ』

PHOTO:Jake Giles Netter


ケイト・ブランシェットの強烈演技が話題! もしも『シンデレラ』の継母が現代にいたら

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今日は「母の日」、お母さんの愛情に感謝する日です。世の中にはいろんな「母」がいますが、特にインパクトがあるのは「継母(ままはは)」ではないでしょうか。聞いただけで悪役っぽさを感じます。最近だと映画『シンデレラ』でケイト・ブランシェットが演じる強烈なキャラも話題になっています。野心家で贅沢好き、冷酷で腹黒い恐怖の継母…あの性格でもしも現代に生きていたら、そしてインターネットという万能ツールを手に入れたらどうなるでしょうか? そこには映画以上の新たな恐怖が……。

【関連記事】人気ゲーム実況者・ろあが『シンデレラ』リリー・ジェームズにインタビュー!
http://getnews.jp/archives/940578

【お見合いサイトでハードクレーマーに!】

贅沢志向の継母は、実の娘二人を玉の輿に乗せようと必死(そしてちゃっかり自分もお世話になろうとしている)。いつだって家柄や年収などハイスペックな婿候補を探しています。それがネットで手軽に探せるとあれば、お見合いサイトに入り浸るのは確実!ただし継母、パッと見はセレブですが実は貧乏未亡人なので、もちろん「無料会員」からのスタートです。「タダで買えるものなんてないわ!」という名言も残している継母ですが、生活苦から無料の2文字には目が無いはず。男性の検索条件に「爵位」が無いことに憤慨してさっそく運営に1クレーム。さらに高条件を入力しすぎて「該当者が見当たりません」という結果に陥り2クレーム。最終的に、娘に対するオファーがいっこうに来ずブチ切れて3クレーム。ブラックリスト入りも確実の名物クレーマーになることでしょう。男性登録者にも運営側にとっても、新たな脅威になること確実です。

【インスタグラムで自撮り投下魔に!】

24時間フルメイクでオシャレ完全武装なのが継母スタイル。そんなファッショニスタの彼女なら、間違いなくインスタグラムに食いつくはず。画像加工スキルもすぐに身につけ、決めっ決めの自撮り画像を分刻みでアップすることでしょう。繰り返しますが継母は貧乏未亡人なので、オシャレにお金をかけられません。高級ブランド店の試着室に入り浸って、試着した洋服を自分の持ち物のようにアップするはず。せこくてもいいのです、表向きさえ華やかならば。人前に出るのも大好きなので、ほかのインスタグラマーが目立つのは許せない! シンデレラ(を演じるリリー・ジェームズ)のアカウントに膨大な「いいね!」がつくのも、本気で嫉妬しそうです。試着室でスマホ片手に「こんな若造にオシャレの何がわかるのよ」と鼻息荒く中傷コメントを大量投下。「痛いアカウント」としてtogetterにあがる日も遠くないはず…(そこも戦場と化しそう)。

【ネットオークション詐欺の常習犯に!】

上昇志向もプライドも高い継母ですが、おいしい話には疑わずにすぐ食いつきます(シンデレラから舞踏会の知らせを聞いたときも、よく確かめもせず飛び跳ねて大興奮したぐらい)。特にお金関係には敏感です。貧乏暮らしから抜け出すためには、詐欺にも手を出しかねないほど行動的。架空の出品で代金をだまし取るネットオークション詐欺の存在を知れば、「元手がタダ!」と喜んで実行する可能性が。ネットで拾った画像をためらいもなくアップ、何ならシンデレラの親の形見グッズもばんばん売り出しかねないかも…。いつでも自信満々なので、商品アピールもうまいはず。とにかく肝が据わっているので、ちょっとつつかれたぐらいではしれっとしていそうです。ただし、好きなブランド品が安く出品されていたら、反対に簡単に詐欺に引っかかっちゃうこともありそう。

(C)2015 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

オカシな仲間たちと“リアル殺人映画”でスターになろう! 映画『ホラーシネマパラダイス』

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5月2日よりレンタルが開始した映画『ホラーシネマパラダイス』をご紹介いたします。
『ピンク・フラミンゴ』『ヘアスプレー』などで知られるカルト映画の帝王ジョン・ウォーターズ監督が絶賛したとも言われている今作、悪趣味なテイストいっぱいの痛快なホラーコメディとなっております。

亡き父に「スターの素質がある」と言われていながら夢がかなわず、父が運営していたホラー専門映画館の支配人を継いだデボラ。ある日、映画館を売っ払おうと目論む母親にブチ切れたデボラは、劇場内で母親を刺殺。さらに恐ろしいことに、その模様を誤って劇場内で上映してしまいます。「もうだめだオワタ」と思いきや、リアルな殺人映像を短編映画と勘違いした観客たちが大絶賛。味をしめたデボラは、老いた映写技師を仲間にして“リアルな殺人映画”の製作に乗り出しますが……。

冴えない映画館主がスター女優&映画クリエイターとして活き活きと才能を開花させていく様が痛快な今作。数々のホラー映画を上映してきただけあって観客の見たいものが分かっている彼女は、刺激的かつユニークで悪趣味極まりないリアル殺人映画を続々と作り上げていきます。なかでも『二都物語』の悪趣味すぎるパロディ『二乳物語』は必見です。
そのほか、精神病院から出てきたばかりの殺人犯の双子や、路上で罪なきおばあさんをブチのめしていた暴漢など、ブッ飛んだ仲間たちが加わっていくのも非常に楽しいポイント。しかし、一作ごとに犠牲者の出る殺人映画製作が長く続くはずもないわけで……。ハイテンション極まるクライマックスをどうぞお楽しみに。

主人公デボラを演じるのは『アメリカン・パイ』シリーズのナターシャ・リオン。監督・脚本は、“ピーチズ・キリスト”名義で出演もしているドラァグクイーンのジョシュア・グランネル。

カルト映画への愛とエクストリームな笑いを存分に詰め込んだ『ホラーシネマパラダイス』は5月2日よりレンタル開始しております! 刺激が欲しけりゃレンタルショップへ急げっ。

予告編が表示されない方はこちら[ホラー通信]

木下ほうかを筆頭に俳優陣の快演が光る! 『ニート・オブ・ザ・デッド/遺言』

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「ヒキコモリの息子がゾンビになった!」

ゾンビが蔓延する世界という非現実的な設定で始まる本作『ニート・オブ・ザ・デッド』は、コミカルな部分を含みながら、現代社会の問題を暗喩した快作だ。
同時上映の『遺言』とも、ゾンビが蔓延する世界を軸にしたSFめいた世界が舞台になっているが、両作を通じて根底にあるのは、現代社会への暗喩と指摘である。

ゾンビが蔓延する世界の中、一軒家で籠城をはじめた家族だったが、ヒキコモリの息子(金子鈴幸)がゾンビになっていることが判明する。息子を捨てようとする父(木下ほうか)と、このまま息子と過ごすと対立する母(筒井真理子)。

現実離れした設定であるはずなのに、父母の会話は異様なくらいリアルだ。育児や介護に疲れた母の爆発を受け止めきれない父の逃げ口上は、耳が痛い。

家庭を顧みず、妻にも向かい合わないシビアな役どころを演じながらも、時折、爆笑をもたらす俳優木下ほうかの快演は見物だ。
また、母親役を演じる筒井真理子が結末の中で見せる演技は、「母の愛はここまで狂気に至るのか」と震撼せずにはいられない。

同時上映の『遺言』も、ゾンビが蔓延するというSFめいた設定という点では『ニート・オブ・ザ・デッド』と共通している。また、『ニート・オブ・ザ・デッド』と同様、現代社会の問題をゾンビに暗喩したと見える表現も非常に興味深い。

ゾンビ化してしまい、もはや夫として一緒に生きることもできないことが分かっていながら、過去の良い思い出に縛られ葛藤する妻、京子。自らを守るために自警団を結成した人たちは、ゾンビ化してしまった人間は射殺する以外に方法がないと割切る。自警団に所属する佐藤は京子を支え、夫を射殺することを説得するが、京子はかたくなな姿勢を崩さない。
その中で佐藤は、自分にもゾンビ化した妹がいることを京子に告げる。

本作でも「ゾンビ」とは、家族として機能しなくなった人の比喩として機能しているように思える。ゾンビの姿に、介護を受ける高齢者であったり、脳死状態に陥った誰かの家族であったり、失職した家族と姿を重ねてしまうことを禁じ得ない。

『遺言』は、結論を導かない社会問題を見事に表現した側面も持ち合わせている。結末はネタバレになるので伏せるが、男女の愛がここまで強く人間の結びつきを生むのかと感じさせる結末も本作の魅力だ。

『ニート・オブ・ザ・デッド』の監督は、脚本家として活躍され、本作が遺作となった南木顕生氏の初監督作品でもある。その点でも、非常に貴重な作品だ。

映画「ニート オブ ザ デッド」予告編 – YouTube
https://youtu.be/sF-Glvz1Zjw

『ニート・オブ・ザ・デッド』

プロデューサー&脚本&監督 南木顕生
キャスト
木下ほうか 筒井真理子 金子鈴幸 吉田達 ホリケン 白河理子
カラー38分

『遺言』

プロデューサー/監督/編集 木部公亮
脚本      澄田尚幸  木部公亮
キャスト
中島菜穂 小幡誠 白石直也 小柳基 神社勝之 アラリン
新川美咲 遺伝子雑太郎 金子一夫 西田宣善
カラー32分

2015年6月13日より26日(金)まで
東京・渋谷ユーロスペースにて(21:10)より2週間限定レイトショー公開

―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
(執筆者: 松沢直樹) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

『チャッピー』ブロムカンプ監督インタビュー 「デザインは『アップルシード』の“士郎正宗”から影響を受けているよ」

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『第9地区』(’10)、『エリジウム』(’13)と、近未来の世界を独自の視点で表現し続けるニール・ブロムカンプ監督。その待望の最新作であり、AI(人工知能)を搭載した人型ロボットの成長と苦悩を描いたアクションSF映画『チャッピー』が、5月23日(土)より日本公開となります。

ガジェット通信は、SF映画界の鬼才としてその地位を確立したブロムカンプ監督に電話インタビューを実施。本作で描かれるテーマに迫りつつ、日本との関わりについてもお話を聞くことができました。ちなみに、日本のウェブメディアとしては“独占インタビュー”となっているので、ほかでは見ることができない内容ですよ!

<ストーリー>
2016年、南アフリカのヨハネスブルグ。科学者のディオンは世界で初めて、自身で感じ、考え、成長することができるAI搭載ロボット“チャッピー”を開発する。そんな矢先、ディオンとチャッピーは、世界でも有数の危険地帯に巣食うストリートギャングによって誘拐されてしまう。起動したばかりで子どものように無垢で純粋なチャッピーは、ギャングのメンバーたちと接するうちに、彼らから生きるためのスキルを学んでいく。圧倒的スピードでさまざまな知識を吸収していくものの、自身のバッテリーがあと5日分しか残されていないと知ったチャッピーは……。

作品に込められた重厚なテーマの数々


――そもそもAI(人工知能)に興味を持ったきっかけを教えてください。

ブロムカンプ監督:興味はずっと持っていたよ。昔はAIの技術的な部分にだけに興味があったけど、次第に人工知能がより大きなテーマの一部、つまり“知能とは何か”、“意識とは何か”、“神は存在するのか”、“魂は存在するのか”、“魂とは何か”といった哲学的な側面で議論されるべきことだと分かってきたんだ。

――今作では中でも“成長するAI”というテーマに重きが置かれていますよね。

ブロムカンプ監督:どんなAIであっても“成長する”つまり“改善していく”必要はあって、変化しないAIというのは存在しないんだ。ちょうど人間が赤ん坊から大人になるまでに学習していかなければならないようにね。どんな知能にも学習は必要で、AIの学習速度は人間のそれよりもはるかに速いだろうけど、同じように学習は必要なんだ。

――『エリジウム』の時も“余命5日間”の男が自分の生きる道を模索する話でした。今作にも共通しますが、こちらも監督のお好きなテーマなのでしょうか?

ブロムカンプ監督:あぁ、そうだと思う。命が限られていること、つまり“我々が皆いつか死ぬこと”の意味、“我々はなぜ生まれてきたのか”といったことは、いつも考えているよ。人工知能というテーマについて考えるとき、限りある命というテーマについては考えざるを得ない。人工知能は我々人間が不死身になることを可能にするのか、それとも我々を絶滅させてしまうのかという部分にはとても興味があるね。


――ハードなアクションSFでありながら、小さな子どもを持つ親には絶対に観て欲しい作品とも感じました。

ブロムカンプ監督:“養育”というテーマにも興味があるんだ。人間は白紙の状態で生まれ、様々な環境の中で育まれる。どれだけの部分が環境によって変化して、どれだけの部分が生まれ持ったものなのか、そういったテーマにね。それらは全て子ども時代、親、そして家族のあり方に関係していると思うんだ。

―― 一方で、キリスト教的な“人類の創造”のモチーフも反映されているのでしょうか?

ブロムカンプ監督:いや、この作品にはどんな宗教観も取り入れていないよ。それよりも、どんな宗教の人も、たとえ無宗教の人でさえ“神はいるのか”、“いるとすればどんな存在か”と、皆が共通して考えるテーマを盛り込んだつもりだよ。

日本のアニメから影響を受けたデザイン


――チャッピーのデザインでこだわったポイントを教えてください。

ブロムカンプ監督:チャッピーには面白い経緯があるんだ。2004年頃に架空のロボット会社のCMを作ったんだけど、チャッピーのデザインはそこから盗んだものなんだ。そのロボットのデザインは『アップルシード』の“シロウ・マサムネ(士郎正宗)”から影響を受けているよ。その頃、日本のアニメや漫画が大好きだったんだ。

――確かに日本のアニメ的なデザインを思い浮かべました。監督の作品には、ヒュー・ジャックマンが操る“ムース”のように、脚が逆関節のロボットもよく登場しますよね。


ブロムカンプ監督:そう、チキン・ウォークだよ(笑)! 映画の歴史の中にはたくさんのデザインがあるけど、僕の中で最初に思いつくデザインが2つあって、1つが『スター・ウォーズ』に登場する“スノーウォーカー”たち。もう1つが、オリジナルの『ロボ・コップ』に登場する“ED-209”だ。同じデザイナーが作ったように見えるよね。

――そんなロボットたちが活躍する都市として、『第9地区』と同じく今回もヨハネスブルグを舞台とした理由は?

ブロムカンプ監督:ヨハネスブルクを選んだのは、僕がこの映画でどうしても起用したかったバンド、“Die Antwoord(ダイ・アントワード)”が南アフリカ出身で、彼らが最も活き活きと撮影できる場所だと思ったからなんだ。だから本音を言うと戻って来たかったわけではないけど、ヨハネスブルクに戻って来ざるを得なかったんだよ(笑)。でもこの映画のテーマは、かなりリアルな形でヨハネスブルグと結びついているけどね。



――ギャングがチャッピーを育てるという構想には欠かせないキャスティングと舞台だったわけですね。

ブロムカンプ監督:『チャッピー』はとても不思議な映画で、ある種カルト的に受け止められている。一般的なアメリカ人は残念ながら“Die Antwoord”をあまり好まないようで、一部の人にだけ受け入れられているみたいだ(笑)。一方で、ヨーロッパの人々はより彼らや作品に対してオープンなようだね。

――そういう意味では、ラストの展開も人によってメッセージの受け取り方が様々だと思いました。

ブロムカンプ監督:そうだね。でも僕がこの映画で描こうとしていることは、人類がある時を境に永遠に変わってしまう可能性があるということだよ。

――では最後に、現在取り掛かっている『エイリアン』の最新作も気になるところですが、日本のファンにちょっとだけ情報をいただけませんか?

ブロムカンプ監督:いや、残念ながらそれは機密事項だよ(笑)。たくさんやることがあるけど、今のところは話せないんだ。

――楽しみに待つしかないですね(笑)。本日は、ありがとうございました!

ガジェット通信『チャッピー』特集ページ:
http://getnews.jp/chappie

(C)Chappie – Photos By STEPHANIE BLOMKAMP

イギー・ポップも出演! 90年代近未来カルト映画『ハードウェア』が初DVD・BD化

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『マッド・マックス 怒りのデスロード』『ターミネーター:新起動/ジェニシス』が公開を控え、 SFバイオレンスアクションファンがたぎっている今、90年代近未来アクションのカルト作『ハードウェア』の初DVD&初ブルーレイ化が決定しました!

『ハードウェア』は、1990年にイギリス、アメリカなどで公開され大ヒットをとばし、『ターミネーター』を凌ぐSFハイパーアクションの最新作として翌年、日本に上陸。放射能に汚染された荒廃した世界を舞台にした、制作費150万ドルという超低予算映画ながら、あまりもの面白さでまさかまさかの大ヒットとなり、思わぬ収益が原因で製作者たちの間では仲間割れが起こったのだそう。米国人気映画サイト“ONLY GOOD MOVIES BLOG”選出「史上最高のロボット映画ベスト85」の第1位に輝く作品なのです。

監督は南アフリカ出身で当時24才のリチャード・スタンリー。ダリオ・アルジェント作品に影響を受けたというスタンリー は、強烈な色彩設計と網膜を直撃するストロボ・エフェクト、そしてディテールを追求した美術デザインのアヴァンギャルドによって『ターミネーター』に比肩する近未来SFホラーの世界観を確立しています。

そして、本作を語る上で外せないのが音楽。本編では、冒頭から、架空のラジオ局“WARラジオ”のDJアングリー・ボブ役として、イギー・ポップが声の出演。制作前には この役柄を演じると噂が広まっていたセックス・ピストルズのジョン・ライドンは、自身のバンド、パブリック・イメージ・リミテッドの「The Order of Death」(1984年作「This Is What You Want… This Is What You Get」より)が映画本編で使われ、別のかたちで本作に関わることに。

本作を語る上で外せないのが音楽。本編では、冒頭から、架空のラジオ局“WARラジオ”のDJアングリー・ボブ役として、イギー・ポップが声の出演。制作前には この役柄を演じると噂が広まっていたセックス・ピストルズのジョン・ライドンは、自身のバンド、パブリック・イメージ・リミテッドの「The Order of Death」(1984年作「This Is What You Want… This Is What You Get」より)が映画本編で使われ、別のかたちで本作に関わることに。

そしてアイルランドのミュージシャン、シネイド・オコナーが演じる予定 だった役柄をジャック・ダニエルと引き換えに暴走ロックンロールの帝王、モーターヘッドの極悪レミーが強奪(!?)、水上タクシーを運転してキルド・バイ・デスな台詞を披露、カーラジオをつけてモーターヘッドの「Ace of Spades」(1980年作「Ace of Spades」より)をお見舞いしています。ちなみにレミーは台本にあった台詞がくだらないとしてす べてオリジナルな台詞を発言、撮影現場では役柄の小道具として渡された本物の銃をホルスターから抜こうとして手が滑り、銃を海に落として失くすという極悪ぶりを発揮したのだとか。

【『ハードウェア』挿入歌】
「COLD METAL」:イギー・ポップ
「STIGMATE」:ミニストリー
「ACE OF SPADES」:モーターヘッド
「THE ORDER OF DEATH」:パブリック・イメージ・リミテッド




『ハードウェア』ブルーレイ 7月15日発売
¥4,800+税

収録時間:本編約93分
音声:英語 DTS-HD Master Audio(STEREO)
字幕:日本語

【動画】「スポンジ・ボブ」がアニメの世界を飛び出し現実に! そのリアルさの秘訣は?

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パイナップルの家に住んでる、黄色くて四角い陽気なアイツ! 世界中で人気のキャラクター「スポンジ・ボブ」が映画化。『スポンジ・ボブ 海のみんなが世界を救Woo(う~)!』が5月16日より公開となります。

『スポンジ・ボブ 海のみんなが世界を救Woo(う~)!』は、通常のアニメに、実写とCGアニメを融合させたシリーズ初の3D映画。実際のビーチをボブたちキャラクターが歩くという、新感覚な映像が話題なのです。

『スポンジ・ボブ 海のみんなが世界を救Woo(う~)!』ストーリー
海から飛び出した”スポンジ・ボブ”と仲間たちは大ピンチの世界を救うことができるのか!?
平和な海底都市ビキニタウンに、大事件発生! 大切に守られていた魔法の本の最後の1ページが、海賊バーガー・ビアードに奪われてしまったのだ。そこには、黄色くて四角い海綿くん”スポンジ・ボブ”が働く、ハンバーガーショップ「カニカーニ」の秘密のレシピが書かれていた。スポンジ・ボブは海賊を追って、大親友のヒトデのパトリック、お隣さんのタコだけどイカルド、リスの女の子サンディら仲間たちと、地上に飛び出した! 果たして彼らは、世界征服を狙う海賊を止めることができるのか?


最初は2Dアニメだったボブ達が3Dになり、ぴょんぴょん動く姿は超リアル! 驚いたり笑ったり、表情豊かなキャラクターたちにお子さんだけじゃなく、大人も夢中になってしまうはず。


実際、海賊バーガー・ビアードには『マスク・オブ・ゾロ』の陽気なアニキ、昨年公開された『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』では最高のニヤニヤ演技を見せてくれたアントニオ・バンデラスが出演しているので、洋画ファンも大注目なのだ!

今回公開された動画では、監督、原案、製作総指揮らスタッフ陣が映画作りの裏側をトーク。「じっくり時間をかけてCGの動きを研究した」と話しているだけあって、本当にスポンジ・ボブという生き物が実在しているんじゃないかと思えるほどなめらか。「言わばスポンジ・ボブの実写化に近い」というコメントも飛び出すほどの自信作なのです。

とにかくキュートでポップで笑えるスポンジ・ボブの世界。大スクリーンでお楽しみあれ!

もはや実写か! リアルすぎるスポンジ・ボブはどうやって出来た?
https://www.youtube.com/watch?v=0nNhcoepqZg

http://www.spongebobmovie.jp/

(C)2014 PARAMOUNT PICTURES AND VIACOM INTERNATIONAL INC. ALL RIGTHS RESERVED SPONGEBOB SQUAREPANTS IS THE TRADEMARK OF VIACOM INTERNATIONALINC.

ジェームズ・フランコ原作 映画 『パロアルト・ストーリー』を観る

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『パロアルト・ストーリー(邦題)』を見た。( 輸入DVDを購入したもののずっと後回しになっていたのだ……今回字幕なし )
本作に出演もしている俳優ジェームズ・フランコが、生まれ育った街パロアルトを舞台に書き下ろした小説が原作で、自身の経験も織り込まれているそうだ。
「あのフランコが書いた小説の映画化? 監督はコッポラ監督の孫娘??」
途方もなく気になって、DVD購入にまで踏み切った次第だ。
若干28歳で初監督を務めたジア・コッポラは、フランシス・フォード・コッポラの孫娘。
今は亡きコッポラ家の長男ジャン=カルロ・コッポラの娘で、ソフィア・コッポラの姪にあたる。

ちなみにジアの父 ジャン=カルロ・コッポラは、グリフィン・オニール(名優 ライアン・オニールの息子)が運転する無謀なボート操作が原因の事故で1986年に、22歳で亡くなっている。

さて、どんな物語なのか?

エイブリル(エマ・ロバーツ)は、女子サッカー部で熱心に練習するシャイな高校生。
「 どういう経験をした 」など、年頃の女の子たちが集まっての下世話な自慢話にも加わらない、純真で繊細な女の子。
そんな“いい子ぶりっこ”に限って何かしらやらかす……というのはありがちな話だが、本作も予想を裏切ることがないストーリー展開だ。
彼女はサッカー部のコーチ、ミスターB(ジェームズ・フランコ)といけないことになりそうな微妙な関係が続いている。
爆発寸前の彼女を抑えているのは、密かに想うテディ(ジャック・キルマー)の存在だ。彼の方もエイプリルを好きなのに、言い出せないでいた。
そんな中、パーティの帰りに悪友フレッド(ナット・ウルフ)を助手席に乗せ無茶な運転をしていたテディは、ちょっとした追突事故を起こしてしまう。その後、彼は更正のために社会奉仕活動をするハメになる。
その間にエイプリルとミスターBは、とうとう一線をこえてしまうのだが……

うーん……やはり、姪っ子だー

エイプリルの部屋の雰囲気、レースのカーテンや花など女の子の興味をそそる小物の使い方……ソフィア・コッポラから受け継いだと思われる演出法や感性が見え隠れする。
芝生の使われ方(青春の象徴だろう)や、かわいい女の子が側転してるシーンなどは、即時に 『ヴァージン・スーサイズ』を連想させるのだ。
青春真っただ中、何をしても許されるモラトリアムにつきまとう不均衡さや鬱陶しさ。甘く切ない気だるげな音楽は、叔母であるソフィアの影響は大きいだろう。
出番は少ないがコーチ役 ジェームズ・フランコの信用できないあの笑み、“嫌な大人感” “いやらしい男感”がなんともいえない……そそられる!

ストーリー展開は地味、俳優陣は豪華!

青春の不安定さとやるせない気持ちを抱えた若者を描いた本作、ストーリーは地味ではある。
しかしながら、俳優陣は豪華だ。
先に紹介したエイプリルには、ジュリア・ロバーツの姪のエマ・ロバーツ。
テディを演じるのはヴァル・キルマーの息子でモデルのジャック・キルマー、父親 ヴァル・キルマーもちょい役で出演している。
ジャック・キルマーは、どことなくリバー・フェニックスとマイケル・セラをミックスしたような表情を垣間見せる。
テディの悪友 フレッドは、『きっと、星のせいじゃない。』でアンセル・エルゴートの盲目の親友役が記憶に新しい ナット・ウルフが演じている。
「友達役専門俳優」とレッテルが貼られそうだが、物語の“狂言回し”的な役どころだ。

それぞれの帰路に向かい、その後は見る側の想像に委ねるラスト。
酒・ドラッグで、はっちゃけ倒した一夜の余韻が残る演出は、リチャード・リンクレイターの『バッド・チューニング(DAZED AND CONFUSED 1993)』を思い出させる。
メローな楽曲は、デヴォンテ・ハインズ(Dev Hynes)が担当している。

画像:
トップ:http://www.impawards.com/2014/palo_alto_ver2.html
2枚目:http://www.nytimes.com/2014/05/04/movies/with-palo-alto-another-coppola-another-show.html

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(執筆者: 風凛王(ぷー・りんうぉん)) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか


カンヌが“マッド”に染まる! 『マッドマックス』プレミアにトム・ハーディやシャーリーズ・セロンらが豪華集結

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現地時間の5月13日に開幕した『第68回カンヌ国際映画祭』。2日目には、特別招待作品として『マッドマックス 怒りのデス・ロード』が上映を迎え、フォトコールとレッドカーペットに豪華出演陣が集結しました。


ジョージ・ミラー監督と共にフォトコールに登場したのは、新生マックスを演じたトム・ハーディ、女戦士フュリオサ役で衝撃的なスキンヘッド姿を披露したシャーリーズ・セロン、さらに今までのイメージを一新する白塗りの男ニュークスを演じたニコラス・ホルトの4人。


トム・ハーディはスキンヘッドにヒゲを蓄え、さらに凛々しさを増した素顔を披露。


シャーリーズ・セロンは、劇中のマックスをイメージするかのようなヴァレンティノの黒革ドレスで登場しました。



さらにメイン会場となるバレで行われたレッドカーペットには、フォトコールに参加した4人に加え、恐怖と暴力で民衆を支配する独裁者イモータン・ジョーを演じたヒュー・キース・バーンが登場。そして、ジョーに捕らわれた美女軍団“ワイブス”から、トースト役のゾーイ・クラヴィッツ、フラジールを演じたコートニー・イートンの姿も。


凶悪すぎるビジュアルで、公開前からチビッ子たちが夢でうなされたであろうイモータン・ジョーですが、中身は気の良さそうなオッチャンで非常に安心しました。

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は、米批評サイト『Rotten Tomatoes』で99パーセントという圧倒的な評論家の支持率と、98パーセントという超絶的な観客の期待度を引っさげて5月15日から全米公開。日本では6月20日(土)に公開を控えており、異常なまでの興奮を巻き起こすノンストップ・カーバトルの幕開けに、期待の声がますます高まっていくことでしょう。

ガジェット通信『マッドマックス 怒りのデス・ロード』特集ページ:
http://getnews.jp/madmaxfuryroad

(c) Kazuko Wakayama
(c) 2014 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED

『明烏 あけがらす』福田雄一監督&菅田将暉インタビュー「菅田君は4年前はタメ口でした(笑)」

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売れないホストが必死で貯めた借金返済の為の1,000万円。祝いの酒を飲み、目が覚めると金はどこにも無く、全て夢だった事に気付き……。『勇者ヨシヒコ』シリーズ、『アオイホノオ』の福田雄一監督最新作『明烏 あけがらす』が5月16日より公開となります。

今回、福田監督作品に初出演となるのが主演の菅田将暉さん。アフロ姿で真っ黄色のスーツという個性的な出で立ちで、シチュエーションコメディに挑戦します。そんな福田監督と菅田さんに2ショットインタビューを敢行。映画について、お互いの印象について色々とお話を伺ってきました。


―本作とても面白く拝見しました。もとは舞台の戯曲という事なのですが、このお話を書いたきっかけってどんな事だったのでしょうか?

福田監督:もともと舞台の台本なんですが、2011年の震災の後に書いていたんですね。この舞台をやる前に『勇者ヨシヒコ』のパート1をやっているんですえど、その頃とにかく笑える物を作りたいという気持ちが強くて。子供が生まれたばかりで震災があって、色々な事にすごく敏感になっていて。真っ暗な街を見ているだけでもすごく辛かった。そんな時だからこそ、川島雄三監督の『幕末太陽傳』みたいに明るくてとにかく笑える作品を作りたくて、それで生まれたのが『明烏 あけがらす』なんですよね。

―ホストクラブの控え室で行われるワンシチュエーションコメディという事で、シンプルな状況だからこそ役者の皆さんの演技のパワーを強く感じました。本当にピンチな人って周りからみると可笑しいんですよね。

福田監督:そうそう、どれだけナオキ(菅田将暉)があたふたしようが、周りは超冷静っていうね。1回観て結末を知ってからもう一度観るとさらに笑えるシーンがたくさんある。周りが慌てていても主人公だけ落ち着いているというのはよくあると思うんだけど、今回は逆だから菅田君は大変だったんじゃないかな。“一人踊り”の状態だから。

菅田:役作りに関しては現場ありきという感じでしたね。セリフを覚えたりある程度のイメージは家でやりますけど、この作品は特に他のキャストの皆さんと会って合わしてからはじまるかなと。


福田監督:役作りは本当おまかせで。場末のホストクラブの、しかも控え室っていう超地味な場所でのワンシチュエーションだから編集するのがちょっと恐かったですね。でもだからこそ俳優陣のパワーがすごかった。菅田君が間接的に酷いことを言われているとあるシーンで何も言わずに「目をつむる」っていうのが何度観ても笑っちゃうんだよね。

菅田:あれだけみんなに責められていたら目をつむるしか出来ないですよ(笑)。

福田監督:菅田君が俺の作りたいものを理解した上で演じてくれるので、本当にすごかったですね。「何も言ってないのに、なんで出来るんだよ!」っていう演技の連続で、刺激になりました。とにかく幸せな時間でしたね。

菅田:福田監督の作品は大好きで色々と観させていただいているのですが、『明烏 あけがらす』は監督らしい笑いや演出はもちろん、これまでの作品とちょっと違うなとは思いました。自分に役を寄せてくださっているのかな? と感じたり。主演が出来て本当に光栄です。

福田監督:俺、すごくネガティブな人間なので、俳優さんに俺の作品に出たいと言われても「えー本当に?」って思っちゃうんですよ。俺とやりたいと言ってくれるのって、ムロ君と二朗さんしかいないと思ってる(笑)。でも、菅田君はずっと気になる存在だったから本当に楽しかった。

―菅田さんは福田さんの監督作品に出演したのは初めてという事ですが、これまでもお会いした事はあったんですよね?

福田監督:菅田君と最初に会ったのって『高校デビュー』の舞台挨拶なんですよ。俺は映画での菅田君の演技をべた褒めしてて。「この子絶対来るよ」って。そんな事もあって実際に会うのを楽しみにしてたんだけど、菅田君、俺にずっとタメ口だったんですよ(笑)。関西弁のタメ口ね。俺チキンハート中のチキンハートだから恐かったもん。

菅田:それ全然覚えて無いんですよ……。

福田監督:いやあ、元気な兄ちゃんが出て来たなあと思って面白がってたの。その後しばらくご無沙汰していて、俺の舞台を観に来てくれた時に久しぶりに会ったらあのタメ口だった菅田将暉がガチガチに緊張してて「大好きなんです!」って言ってきて、驚きましたね。

菅田:福田さんの舞台は何度も観に行っていて、でもお話するのに緊張するからずっと遠くから見てました。『高校デビュー』の時ってデビューして1年目だったんですけど、その頃の自分がある意味うらやましいな(笑)。無知って強いですよね。

―そんな背景を知りながら映画を観るとさらに可笑しいかもしれませんね(笑)。今日はありがとうございました!

『明烏 あけがらす』
5月16日(土)全国ロードショー
配給:ショウゲート

akegarasu-movie.com

(C)2015「明烏」製作委員会

【今週公開のコワイ映画 2015/5/16~】 『ライフ・アフター・ベス』『リメイニング』『Zアイランド』他

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今週公開の怖い映画をご紹介します。
今週は、5月16日より新宿シネマカリテのファンタスティック映画祭『カリコレ』が開催とあって、多数の映画が公開となりますッ。

まずはゾンビもの。死んだ彼女がゾンビとなって墓場から蘇り、デイン・デハーン演じるボーイフレンドはさあ大変、彼女を大事にしたいけど……でもやっぱゾンビだし!というゾンビラブコメディ『ライフ・アフター・ベス』

そして世界の終末もの。幸せな結婚式でつぎつぎと人が倒れたすえ、雷鳴・氷魂・飛行機墜落の大騒ぎ。それは黙示録に記された世界の終末だった……?という『リメイニング』。ドニー・ダーコのプロデューサー、ケイシー・ラ・スカラが監督・脚本を務めるパニックスリラーとなっております。

続いてまったく怖くはないと思いますがサメものときたら紹介しないわけにいかない。大きなサメが毎作色んなものと闘うはめになる、アサイラム社の人気シリーズ『メガシャーク』より、最新作『メガシャークVSグレート・タイタン』の登場です。今回の敵は『進撃の巨人』の超大型巨人……にしか見えませんが巨人型兵器です。きっと見た目が偶然似ちゃっただけです。うん、きっとそうだ。

『イグジスツ 遭遇』は未確認生物“ビッグフット”の正体を描くファウンド・フッテージもの。ファウンド・フッテージというのは“発見された映像”という意味で、要は“たまたま発見された実際の映像”のように見える作品というわけですが、今作なんとそのファウンド・フッテージものの代表作『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』のエドゥアルド・サンチェス監督作品です。

そして『モンスター 変身する美女』。旅先で恋に落ちた美女は、モンスターに変身しながら2000年以上も生き続けているという秘密があった――という衝撃的なホラー・ラブストーリー。予告編を是非ご覧ください、前半の甘い雰囲気から空気が一変いたします。彼女がゾンビになるのと、恋に落ちた相手がモンスターなのと、どっちが悲劇的かしら……。

続いて『ダークウォッチ 戦慄の館』。こちら『ジーパーズ・クリーパーズ』のビクター・サルヴァ監督が手がけるオカルト・ホラーです。死が見える能力を持つ青年が、顔見ぬ父を訪ねてたどりついた洋館で斧を持った謎の怪物たちに遭遇するというお話。この“斧男”たちを率いる謎の男を、『SAW』シリーズのジグソウ役でお馴染みのトビン・ベルが演じております。

以上が『カリコレ』での上映作品。でもね、まだあるの。全国公開の『Zアイランド』です。哀川翔さん芸能生活30周年記念作品である今作ですが、なんとヤクザとゾンビが闘うアクション大作となっております。翔さんそれでいいのか!? 宮川大輔さんやシシド・カフカさんほか、テレビの人気者たちが続々ゾンビに……。ちなみにこちら、ホラー映画と続々とコラボしTシャツ化している『ハードコアチョコレート』さんよりTシャツも発売されております。

長々とご紹介させていただきましたが以上でございます。ゼェゼェ。『カリコレ』上映作品は上映回数が限られておりますので、公式サイトでスケジュールをよくお確かめのうえ、お出かけくださいね。それでは今週も行ってらっしゃい!

予告編とリンクが表示されない方はこちら

『ライフ・アフター・ベス』 5月16日公開

<ストーリー>
主人公のザック(デイン・デハーン)は、最愛の恋人のベス(オーブリー・プラザ)を不慮の事故により亡くし、悲嘆に暮れていた。しかし数日後、思いがけない奇跡が起きる。
ベスが墓穴から這い出して、家に戻ってきたのだ!
ザックは彼女とは別れるつもりだったのだが、神様がやり直しのチャンスをくれたと思い、これまで以上にベスを大切にしようと努める。
しかし次第にベスがゾンビとして成長していく姿にザックは戸惑い、段々と心が離れていく自分に気づく。そんなとき、幼なじみのエリカ(アナ・ケンドリック)に出会い、きれいな生身の人間に惹かれはじめるザック。しかしベスは、それを許さなかった…。

上映館:新宿シネマカリテ(『カリコレ』にて上映。上映スケジュール要確認)

『リメイニング』 5月16日公開

<ストーリー>
トミーの結婚式に家族や友人が集うなか、参列者たちが突然バタバタと倒れ始めた。空からは巨大な氷魂が降り注ぎ、式場の屋根を突き破る。慌てて外に飛び出したトミーたちが目にしたものは制御を失い墜落していく旅客機と絶命した人々の姿だった。教会に逃げ込んだトミーたちは、黙示録に記された終末が始まったと聞かされるが・・・。

上映館:新宿シネマカリテ(『カリコレ』にて上映。上映スケジュール要確認)

『メガシャークVSグレート・タイタン』 5月16日公開

<ストーリー>
メガ・シャークの襲撃から 1 年後。世界は経済危機に陥り、国際情勢の緊張は高まるばかりだった。そんな中、大西洋沖で不法採掘をするロシアの漁船が、巨大なサメを引き上げる。国連はすぐさま海洋生物学者と会議を行うが、メガ・シャークはメカ・シャークとの戦いで倒したはずである。そのサメは、メガ・シャークの卵から再生された新メガ・シャークだったのだ。一方ウクライナでは、テロリストの手によりもう 1 つの脅威が目覚めようとしていた。それは、旧ソ連がアメリカとの核戦争に備え発明した、巨人型兵器「コロッサス」。世界は、今まさに未曾有の危機を迎えようとしていた…。

上映館:新宿シネマカリテ(『カリコレ』にて上映。上映スケジュール要確認)

『イグジスツ 遭遇』 5月16日公開

<ストーリー>
5人の若者たちはテキサスのビッグ・シキット国立保護区で夏休みの週末を過ごそうと真っ暗な夜の林道を運転中に突如、車で何かを轢いた衝撃が走る。暗闇の中調べてみても車に付着した血の付いた動物の毛の他には何も見当たらない。彼らは気にすることなく運転を続け叔父のコテージに辿り着く。しかし、翌朝から彼らは謎の“存在”に次々と襲われていくことに……

上映館:新宿シネマカリテ(『カリコレ』にて上映。上映スケジュール要確認)

『モンスター 変身する美女』 5月17日公開

<ストーリー>
父親に続けて母親を亡くし、孤独となった青年エヴァン。失意のどん底に突き落とされたエヴァンはアメリカを飛び出し、イタリアへと向かう。南イタリアの海沿いの街で出会った美しくミステリアスなルイーズに、一目で恋に落ちるエヴァン。二人は恋人同士のような日々を過ごし、幸せな気持ちのエヴァンだったが、ルイーズには2000年以上も様々な<モンスター>に変身しながら生き続けているという恐ろしい秘密があった――。

上映館:新宿シネマカリテ(『カリコレ』にて上映。上映スケジュール要確認)

『ダークウォッチ 戦慄の館』 5月16日公開

<ストーリー>
人の死に様が見える特殊能力を持つニック(ルーク・クラインタンク)は、母親(レスリー・アン・ダウン)から、死んだと聞かされていた父親が生きていたと告げられるが、母親はその直後不慮の事故死を遂げる。母親の遺書には、父親がいると思われる場所が記されていた。ニックは自分の能力の真相を探ろうと、妻イヴや親友のライアンと共に父親を探す旅に出る。旅の末、辿り着いた洋館の自称管理人、セス(トビン・ベル)は、斧を振り回す怪物軍団を率いて、ニックたちに襲い掛かってきたのだった…。

上映館:新宿シネマカリテ(『カリコレ』にて上映。上映スケジュール要確認)

『Zアイランド』 5月16日公開

<ストーリー>
ある雨の夜。高級クラブで豪遊する宗形組、組長の宗形博也【哀川翔】、武史【鶴見辰吾】、信也【RED RICE(湘南之風)】たちは、敵対する竹下組の襲撃にあう。武史は、敵討ちを果たすため、竹下組に反撃するも、失敗に終わり、ムショ送りとなってしまう。

10年後、武史の出所を出迎えた宗形は竹下組との抗争で、足に傷を抱え、組は解散に…、武史の愛娘・日向の世話をしながら、今では借金を抱え、運送業を営み、かつての栄光は見る影も無い。出所した武史は、待ちわびた娘・日向との再会も虚しく、前科ものの父親に会いたくないと、家出をしてしまっていた。向かった先は、家族の思い出の場所―“銭荷島”。後を追い、宗形、武史、真也、武史の元妻・桜(鈴木砂羽)は島へと向かう。

時を同じくして、竹下組組員吉田が組の薬をごっそり盗み逃亡したという。銭荷島に潜伏する吉田を消してドラッグを回収するために竹下組の武闘派・反町(木村祐一)、内田【大悟(千鳥)】、ジョー【川島邦裕(野性爆弾)】も島へと急ぐ。その頃、島の診療所には、咳と高熱に魘される患者が殺到していた。島民たちに吉田は高額で薬を売り捌くが、謎の病は更に広がっていく。銭荷島に降り立った宗形たち―。彼らは日向に会うことができるのか…。彼らの敵は、竹下組?それとも謎の病? 島民をも巻き込んだ闘いの行方は…。命を賭けた闘いが今はじまる!

上映館:TOHOシネマズ新宿ほか全国公開

ファン待望の近未来SF『ゼロの未来』テリー・ギリアムインタビュー「日本人は上手に“変態さ”を隠しているよね」

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『未来世紀ブラジル』『12モンキーズ』の鬼才テリー・ギリアム監督最新作! 『ゼロの未来』が5月16日より公開となりました。本作はコンピューターに支配された近未来を舞台に、謎めいた数式を解くため教会にこもって生きる孤独な天才技師の人生が、ある女性との出会いから変化していく様を描いたSFドラマ。

『イングロリアス・バスターズ』『ジャンゴ 繋がれざる者』のクリストフ・ワルツを主演に迎え、日本の秋葉原をイメージしたという街並のデザインはまさにギリアム節全開。ファンにとっては待ち望んでいた作品と言えるでしょう。ガジェット通信では先日来日していたギリアム監督にインタビューを敢行。映画のこと、監督自身について、色々とお話を伺ってきました。そして実は「ガジェット通信」とギリアム監督には意外なつながりが! どうぞ最後までお読みください。


―本作『未来世紀ブラジル』『12モンキーズ』という監督の作品の中でも特に人気の近未来作品という事で、多くのファンが待ち望んでいたと思います。

テリー・ギリアム:『未来世紀ブラジル』があったからこそ今回の物語で“ユートピア”を描こうと思った。かつて『未来世紀ブラジル』を作ったとき、当時我々が生きていた世界を描こうとした。『ゼロの未来』は私が思うに、我々が今住んでいる世界の一端だ。

この作品には、我々が生きる現代世界に対する懸念をつめこもうと思った。世界は非常に繋がっているけど、同時に完全に離れている。顔を合わせて直接コミュニケーションを取る以上に、パソコンやインターネットのコミュニケーションで多くの時間を過ごすことでね。ここに付け加えたかった問題は、人は自分自身の世界を創り上げて孤立することができるけど、そのことで本物の人間関係が持つ、面白いものや困難なものや素晴らしいものに対処できなくなるということだ。

『未来世紀ブラジル』を作った時と一番違うのは、今僕は昔ほどの夢想家でも無く、偏屈なオヤジになったという事だけどね(笑)。30年前に比べると、今はとても疲れてしまっている。昔は「世界を変える」という事は今より簡単に思えた。現代は自分一人が生きていくのに必死で様々な“活動”が生まれづらくなっている。そういう事を考えていると僕はますます老けてしまうんだ(笑)。

―それでもなお映画を作り続ける理由、モチベーションとは?

テリー・ギリアム:他にやりたい仕事無いんだもん(笑)。映画に囚われていて逃げられないだけ、「辞めたい」と思う瞬間は毎日あるよ。でも僕はやっぱり監督という仕事が好きなんだ。役者、ミュージシャン、デザイナー、ダンサー様々な才能あふれる人と仕事が出来て、その指揮者になる事が出来るんだからね。僕は映画作りについては何も知らないよ、毎回映画を作りながら学んでいるんだ。


―監督と言えば独自の映像美、世界観ですが、本作は特に街のデザインが印象的ですよね。

テリー・ギリアム:僕はとにかく“遊ぶ”のが好きなんだ。毎回色々な新しい事を取り入れて、チャレンジしたいと思っている。東京の渋谷のガチャガチャ忙しい街並はこの映画に影響を与えているよ。秋葉原もね。「ディストピア」というとほとんどのクリエイターが灰色で寂しい街並を作るのだけど、そうでは無くとにかくカラフルな街並にデザインしたかったんだ。

―それはとても嬉しいお言葉です。今も作務衣を着てらっしゃいますよね。

テリー・ギリアム:作務衣は4着持っているよ。浮世絵も集めているんだけど、日本は伝統と最新の技術のバランス、融合が素晴らしいよね。社会は保守的で、大人しい国というイメージを持たれがちだけど、個々の空想の“ビザール”(奇怪、特異な)たるや本当にすごいよね。こうして話していても、見た目はまともなのに頭の中ではとんでも無い事を考えている。つまりみんな「変態」という事だよね(笑)。上手に隠しているなと思うよ。

―監督の映画というと毎回色々なトラブルが起き、『ドンキホーテを殺した男』の撮影打ち切りの顛末を描いた『ロスト・イン・ラマンチャ』というドキュメンタリーまで作られていますが、今回特にトラブルは無かったのでしょうか?

テリー・ギリアム:「ギリアムの呪い」と言われているやつだね(笑)。今回はプロデューサーが途中で亡くなっていて、作品を彼に捧げている形になっているんだ。この作品の多くのシーンをブダペストで撮影しているけど、そこには多くの犯罪者が投獄されている。そんなのろわれた場所で撮影が無事に終わった事がミラクルかもしれないね。

―本作は「本当の幸せとは?」というテーマでも描かれていますが、監督にとって「幸せ」とは何ですか?

テリー・ギリアム:幸せっていうのは瞬間なんです。「幸せ」という明確な物が存在しているわけでは無くて、太陽が照っている瞬間、友達と良い時間を過ごしている瞬間、そういった瞬間の積み重ねが、僕のほとんど惨めな人生の中に彩りを与えてくれる。この年になると多くの事を求めなくなるのだけど、幸せの瞬間があるから後数年は生きられると思うね。


―最後に、実はこのインタビュー記事が載る「ガジェット通信」というサイトは「未来検索ブラジル」という会社が運営しています。そう『未来世紀ブラジル』から勝手に名前を拝借しているんです。

テリー・ギリアム:(サイトを見ながら)いいね! どんどん使っていいよ。でも、この名前(『未来世紀ブラジル』)を使うのならば面白い事をどんどんしていかなくてはいけないよ!

―監督の様にずっと遊び続けていきたい、そう思います。今日はどうもありがとうございました!


『ゼロの未来』
http://www.zeronomirai.com/

(C)2013 ASIA & EUROPE PRODUCTIONS S.A. ALL RIGHTS RESERVED.

志田未来がミッキーのエスコートに大興奮! 『トゥモローランド』PRでTDLにサプライズ登場

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2012年、ディズニーが新たに企画している映画の主役としてジョージ・クルーニーと交渉中であると米映画業界紙『バラエティ』が報じて以降、日本にはなかなか情報が入ってこなかった謎のプロジェクト『1952』。全世界で様々な憶測を呼び、極秘プロジェクトとして水面下で進められていた映画『トゥモローランド』が2015年6月6日(土)に日本公開されます。

すべてが可能になるといわれる理想の世界。その謎を託された運命の3人。未来を諦めず、冒険に憧れる17歳の少女ケイシー、トゥモローランドの存在を知る男フランク、そして、2人をトゥモローランドへと誘う謎の少女アテナ──を待つのは、人類の未来を切り開く鍵なのか? ジョージ・クルーニー主演による壮大な冒険を描くミステリー・アドベンチャーです。

【関連記事】ウォルトが所属していた“秘密クラブ”とは? 謎多き映画『トゥモローランド』についてMr.都市伝説 関暁夫を直撃!
http://getnews.jp/archives/946001

そんな主人公ケイシーの日本語吹替を務めるのが声優の志田未来さん。その志田さんが5月16日(土)に、東京ディズニーランドに登場! ご自身も大好きだという東京ディズニーランドで、「一番好き!」というミッキーマウスと感激の共演を果たした。まさに凱旋出演となったショーの会場“ショーベース”は東京ディズニーランド内の“トゥモローランド”に位置する会場とあって、映画PRにも気合いが入ってます。


今回志田さんが登場したのは、「ディズニー・カードクラブ・ファンパーティー2015」というディズニー★JCBカード会員向けのスペシャル・イベント。ディズニー・キャラクター達のショーの合間に、スペシャル・ゲストとしてミッキーマウスに手を引かれて登場し、映画『トゥモローランド』のグッズ等が当たる抽選会を実施、会場を盛り上げた。前半のショーの余韻で熱気冷めやらぬゲストの方々の前に志田さんが登場すると、サプライズのゲスト登場に歓声が上がりました。

志田さんが一番好きなキャラクターというミッキーマウスと共演したことについて「ディズニーランドが大好きで、今日はミッキーとも共演できて感激です! 先日映画のワールドプレミアがロサンゼルスのディズニーランドで実施されたので、そちらに行かせていただいたので、続いて東京ディズニーランドにも越させていただいて、本当に嬉しいです」と大感激。

また、吹替え声優として参加した映画『トゥモローランド』については、「この映画はウォルト・ディズニーさんの夢見た未来が詰まっている映画です。明るい未来を諦めないこと、諦めずに行動することなど、色々と素敵なメッセージが込められていますし、東京ディズニーランドが大好きな皆さんならきっと更に楽しめる仕掛けもたくさんありますので、是非劇場でご覧ください」と笑顔でアピール。


“トゥモローランド”といえば、映画の予告編での主人公ケイシー同様、「東京ディズニーランドにあるエリア?」と答える人も多いであろう、東京ディズニーランドのエリア名。また、同じく東京ディズニーランドにあるアトラクション“イッツ・ア・スモールワールド”がトゥモローランドへの秘密の入り口の一つとなっているなど、ウォルトの未来への夢が詰まった、東京ディズニーランドとも縁が深い作品と言えます。映画の内容については未だ謎だらけ! それだけにファンの妄想はふくらむばかりです。

『トゥモローランド』予告編:
https://www.youtube.com/watch?v=yaCoPNKuOoM

『トゥモローランド』
公開表記:6月6日(土)、全国ロードショー
配給表記:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
(C) 2015 Disney Enterprise,inc. All Rights Reserved.

声優・たかはし智秋が相変わらずセクシーすぎる! 『マッド・マックス 怒りのデスロード』アフレコイベント

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『THE IDOLM@STER』の三浦あずさや、『夜ノヤッターマン』オダさま役など様々なアニメ・ゲームでCVを担当しながら、セクシー写真集を出すなど“エロすぎる声優”として知られている、たかはし智秋さん。6月20日より公開となる『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のアフレコイベントに登場し、衰えぬセクシーすぎるプロポーションを披露しました。


たかはしさんが演じるのは、世界を支配するイモータン・ジョーに反旗を翻したワイブス(囚われの美女軍団)の1人、スプレンディド。金髪美女であり勇敢、物語の中でも重要な役目を果たします。


この日、イモータン・ジョーの吹替を担当する竹内力さんと初共演を果たしたたかはしさん。「しかし格好がエロいな!」と竹内さんが驚くと「エロすぎる声優って言われてるんです〜」と自己紹介する一幕も。


この日竹内さんのアフレコを見学したというたかはしさん。「映画だと俳優さんが声優にチャレンジする事が多いですけど、皆さん難しいっておっしゃるんですよね。でも竹内さんは最初から感覚をつかんでいて、ほとんど一発で決まっていたのが本当にスゴい!」と、竹内さんの日本語吹替を大絶賛。竹内さんも美女に褒められまんざらでは無い笑顔を浮かべていました。


また、フォトセッションでは、映画の中の悪役と囚われの美女さながらのポーズを決める竹内さんとたかはしさん。それにしてもこの2人、ノリノリである。

『マッドマックス』創始者であるジョージ・ミラー監督が、トム・ハーディ、シャーリーズ・セロン、ニコラス・ホルトらを迎えて放つ、今年一番危険な映画、リアル・アクション超大作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は6月20日(土)から新宿ピカデリー他全国公開です。

マッドマックス 怒りのデス・ロード特集!
http://getnews.jp/madmaxfuryroad

(C)2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED

安田顕が再びチンピラに! 『新宿スワン』で見せる強烈キャラクター写真を一挙公開

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ドラマ『アオイホノオ』『問題のあるレストラン』、そして現在大ヒット中の『龍三と七人の子分たち』『ビリギャル』など、ドラマ、映画に次々と出演している俳優・安田顕。5月30日より公開される映画『新宿スワン』でも個性的なキャラクターを演じています。その衝撃的なヴィジュアルを一挙公開!

【関連記事】極悪なヤスケンの色気が凄まじい! “悪い男”好きの女性必見の『龍三と七人の子分たち』
http://getnews.jp/archives/919329


『新宿スワン』は、東京・歌舞伎町の裏社会を描いた大人気コミック「新宿スワン」の実写化。鬼才・園子温監督がメガホンをとり、綾野剛、山田孝之、沢尻エリカ、伊勢谷友介ら豪華キャストを迎えた話題作です。

安田顕が演じるのはスカウト会社「ハーレム」社長・松方。綾野剛演じる白鳥龍彦が務めるスカウト会社「バースト」のライバル会社の社長であり、部下のスカウト会社「ハーレム」スタッフ・ヒデヨシ(山田孝之)や幹部・葉山(金子ノブアキ)とも確執がある、かなりクセのある役所。


なんと言ってもその見た目がすごい! ハデハデなシャツに指輪ごろごろ、オールバッグと“THE チンピラ”な姿はインパクト大です


『龍三と七人の子分たち』では“インテリヤクザ”風でしたが、今回はもっと悪そうな雰囲気です。


部下を怒鳴りつける松方。迫力満点。


しかしその本質は自分の利益の為に裏で色々画策する、なかなかの小物っぷり。


部下に追いつめられ、慌てるシーンも。この恐さとクズさと小物感の絶妙なバランスは安田顕だからこそ演じられたキャラクターと言えるでしょう。『龍三と七人の子分たち』よりは少なめですが、ヤスケンファンの皆さんが満足するほどの出番はありますのでお楽しみに!

『新宿スワン』特報映像!
http://youtu.be/A2R0ePWNv2A

『新宿スワン』5月30日公開
http://shinjuku-swan.jp

(C)2015「新宿スワン」製作委員会


『ハンニバル』で大人気!  “北欧の至宝”マッツ・ミケルセンが片岡愛之助とご対面

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カンヌ国際映画祭男優賞受賞俳優であり、現在TVドラマ「ハンニバル」(スターチャンネルにて6月にシーズン1&2一挙放送)の主人公レクター役を演じる、俳優マッツ・ミケルセン。その端正な顔立ちにアンニュイな表情、演技の幅の広さで日本でもファンを増やし続けています。

デンマーク女王よりナイトの称号を授与され “北欧の至宝”とまで称されるミケルセンが、先日、2014年カンヌ国際映画祭に正式出品されたウェスタン・ノワール『悪党に粛清を』プロモーションのため映画デビュー18年目にして初来日。舞台挨拶を行いました。

【関連記事】優美な殺人鬼&心優しき復讐鬼! “北欧の至宝”マッツ・ミケルセンが魅せる二面性にシビれる
http://getnews.jp/archives/947786 [リンク]


その舞台挨拶の中で歌舞伎を観に行ったことを明かしたミケルセン。観劇したのは明治座「五月花形歌舞伎」で現在上演中の通し狂言片岡愛之助主演『鯉つかみ』。

片岡愛之助は以前からミケルセンのファンであると明かしていて、5月11日の観劇前に愛之助の招待によりミケルセンは楽屋を訪問。日本の重要無形文化財でありユネスコ世界無形文化遺産でもある歌舞伎の人気俳優・片岡愛之助と、マッツ・ミケルセンの国際的文化交流ともいえる対面が実現したのです。


歌舞伎や楽屋の違いなどについて質問するミケルセンに対して愛之助が丁寧に説明。その間熱心に聞き入るミケルセンは終始正座。「足を崩してくださいね」という愛之助に「ダンスをしていたので大丈夫です」と苦にする様子もなく、日本文化を重んじる姿勢に周囲のスタッフを感心させたそう。


観劇後「デンマークにはパントマイム・バレーという形式的な古典劇があり、それに通じるものを感じました。本当に素晴らしかった」と初歌舞伎の感想を語った。愛之助から自身の押隈をプレゼントされたミケルセンは額に飾りますと大喜び。ああ、マッツ可愛いよ、マッツ。

愛之助がミケルセンのファンになったのは『007/カジノ・ロワイヤル』を観て以来だそう。今回の対面を前にいち早く『悪党に粛清を』を観た愛之助は、「腕力だけがものをいう非情な開拓時代の描写に圧倒されます。そして侍のように寡黙に己の筋を通すマッツ・ミケルセンの魅力全開。ラストカットが秀逸。単なるウエスタン、単なるノワールではございません」と絶賛。ミケルセン自身も本作については「黒澤明監督からインスパイアを受けた歴史的なウェスタン」だと語っており、固い握手を交わしていました。

そして、愛之助さんのブログには2人で“セルフィー”した写真も掲載中。なかなか見れないミケルセンの姿はファンの方大注目ですよ。

映画『悪党に粛清を』は、6/27(土)より新宿武蔵野館ほかにて全国公開。ガジェット通信では、ミケルセンのインタビュー記事を公開予定なのでお楽しみに!


『悪党に粛清を』ストーリー

1870年代アメリカ―。デンマークから新天地アメリカへ渡った元兵士のジョン(マッツ・ミケルセン)は、開拓地で非情にも妻子を殺されてしまう。犯人を追いつめ射殺したジョンだったが、犯人が悪名高いデラルー大佐の弟だったことから怒りを買う。更にその情婦で声を失った謎の女も巻き込み、それぞれの孤独で壮絶な復讐がはじまる…。

http://akutou-shukusei.com

正解は、マッツミケルセンさんでした〜*\(^o^)/* | 片岡愛之助オフィシャルブログ
http://ameblo.jp/6ainosuke/entry-12027600893.html

(C)2014 Zentropa Entertainments33 ApS, Denmark, Black Creek Films Limited, United Kingdom & Spier Productions (PTY), Limited, South Africa

映画『天才バカヴォン~蘇るフランダースの犬~』FROGMAN監督インタビュー 「誰も見たことのない『天才バカボン』を」

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劇場のポスターを目にした誰もが二度見したであろう映画『天才バカヴォン~蘇るフランダースの犬~』(5月23日公開)。そのタイトルの通り、『天才バカボン』と『フランダースの犬』が映画でコラボを果たしたこの企画は、『秘密結社 鷹の爪』の生みの親にしてコメディアニメ界をけん引し続けるFROGMAN氏の発案によるもの。

このたびガジェット通信では、本作の監督・脚本、そして“バカボンのパパ”の声優を務めたFROGMAN氏を直撃。『天才バカボン』『フランダースの犬』の魅力や映画製作の裏側などについて、相変わらずの“イイ声”でたっぷりと語っていただきました!

<ストーリー>
東京の片隅で楽しく暮らしているバカボン一家に近寄る、暗黒組織インテリペリ。彼らはナゼか“バカボンのパパの本名”を知りたがっているが、パパに翻弄されるばかりで一向に本名を聞き出せない……。そこで、インテリペリの総帥・ダンテは、息子のバカボンからパパの本名を聞き出そうと目論み、召喚したのが地獄へと落ちた『フランダースの犬』の主人公ネロとパトラッシュの魂だった! 狙われたバカボンの運命は? そして、バカボンのパパの本名に隠された秘密とは……?

まさかのコラボが実現


――『天才バカボン』の長編映画化に際してまず考えたことは?

FROGMAN:赤塚不二夫先生だったらどんな映画を作るかなってことですね。彼はみんながビックリすることを次から次へと繰り出してきた破天荒な方なので、僕も今までに誰も見たことのない『天才バカボン』を発表して、観客に「訳が分からない!」って言わせてやろうと。

――なぜ『フランダースの犬』とコラボを?

FROGMAN:小さい頃にアニメのラストシーンを観て、「散々ひどい目にあったのにどうしてニコニコしながら天国に行っちゃうの?」って思ったんですよ。普通は人を憎んでオバケになっちゃうじゃないですか。そんな子ども心を振り返って、そこから始まる物語を作ろうと。悪いヤツらに操られて、現代によみがえって人類に復讐するネロとパトラッシュを描いてみたかったんです。それでバカボン一家と対決させたら面白いかなって。世間からは「名作をバカにしやがって」とお叱りを受ける覚悟をしていましたけど、割と「面白そうじゃん」って声が多くて嬉しいですね。


――瀧本美織さんのネロ役が意外でしたが、ピッタリで驚きました。

FROGMAN:オリジナルのネロって実は天真爛漫で子どもっぽい声を出すキャラクターなんですよね。でも今回は少し影のある声を求めて、美織ちゃんにオファーしました。

――『風立ちぬ』の菜穂子役にも通じますよね。

FROGMAN:『風立ちぬ』を観たときに、声の透明感とかピュアさが印象的でした。でも実を言うと、彼女は鳥取出身ということで、同じ“山陰組”として前々から注目していたんです。すごい美人じゃないですか。一緒に仕事したいなぁと(笑)。

『天才バカボン』で描くべきテーマとは


――FROGMANさんのナンセンスなギャグは『天才バカボン』と通じるものがありますよね。影響を受けていると感じますか?

FROGMAN:自分が新しいと思って自信満々に発表しても、悔しいですけど大抵は不二夫先生が40年前にやってることなんですよね。今回、『天才バカボン』の原作やテレビシリーズを見直して、自分は偉大なる才能のコピーのコピーのコピーのコピーでしかなかったんだと思い知らされました。真似しているつもりはなくても、どこかで赤塚イズムが染み込んじゃってるんですよ。半世紀経っても通じるギャクを生み出した方なので、本当に偉大です。

――改めて気づいた『天才バカボン』の良さがあれば教えてください。

FROGMAN:『天才バカボン』って行動目的がなくて、“バカ”なことが重要なんです。7つのボールを集めたりとか、海賊王を目指したりとか、そんな目的はなくてただひたすらバカ。でも不二夫先生が唯一バカボンのパパに与えたイデオロギーがあるとすれば、「家族を愛する」っていうことなんですよね。原作にも最重要のテーマとして描かれていて、映画を製作するにあたってもそこだけはブレないようにしようと気を付けました。


――自社コンテンツ以外のキャラクターをFlashアニメで動かすことに関して、技術面での難しさはありましたか?

FROGMAN:過去4回アニメシリーズ化された『天才バカボン』は、演出論が我々とまったく異なります。俯瞰(ふかん)で床が見えるような空間を作って、キャラクターを激しく動かすことでテンションの高い映像に仕上げているんです。一方で我々は、カメラが下から天井を見上げるような絵にして、キャラクターの上半身ショットをメインにした会話劇スタイルです。とは言え、完全にいつものようなアプローチに持ち込んでしまうと『天才バカボン』の良さが消えてしまうので、ひたすら微調整を繰り返してちょうど良い具合を探りました。

――原作を愛しつつ、新たなチャレンジをしたわけですね。この映画を観たらきっと赤塚不二夫さんも褒めてくれるんじゃないでしょうか?

FROGMAN:自分なりにすごく頑張ったので、「まあまあかな」と言ってくれたら嬉しいですね。でも「そんなことより飲みに行こうぜ」って言って欲しいです(笑)。

“アニメ界のみうらじゅん”を目指して


――劇中ではFlashアニメで長編映画を制作することについて自虐的なセリフがありましたが、FROGMANさんのおかげで、もうメジャーなジャンルとなったのでは?

FROGMAN:どうでしょうねぇ。でもメジャーになり過ぎても良くないと思っていて、所帯が大きくなり過ぎちゃうと僕らのビジネスモデルは成り立たなくなっちゃうんですよ。うちの社長が掲げている“ファスト・エンタテインメント”は、軽快さや手軽さが大切で、例えるならば“アニメ界のみうらじゅん”でありたいと。気軽にオファーしやすいイメージが大切なんです。

――ちなみに、今後また好きなキャラクターを自由に動かして良いと言われたらどんな作品が良いですか?

FROGMAN:ヒットするとか周囲が期待するとかは別として、昔から大好きな『あしたのジョー』ですかね。

――もちろん、ただボクシングするだけじゃないですよね?

FROGMAN:お互いにノーガード戦法で「あーらよっ」って言いながら最後まで打ち合わない『あしたのジョー』ってのもシュールで良いんじゃないですか? ちばてつやさんって冗談があまり通じない方だと聞いてるんで難しいと思いますけど(笑)。でも出来るならやってみたいですね。

――ぜひ実現してください(笑)。本日はありがとうございました!

「天才バカヴォン~蘇るフランダースの犬~」予告編(YouTube)
https://youtu.be/QMDY-2KBu7w

映画『天才バカヴォン~蘇るフランダースの犬~』公式サイト:
http://bakavon.com

監督・脚本:FROGMAN (「秘密結社 鷹の爪」etc.)
出演:FROGMAN、瀧本美織、濱田岳、犬山イヌコ、村井國夫
主題歌:クレイジーケンバンド『パパの子守唄』(ダブルジョイ インターナショナル / ユニバーサル シグマ)
オープニングテーマ:チームしゃちほこ『天才バカボン』(ワーナーミュージック・ジャパン) 

5月23日(土)、新宿バルト9他全国ロードショー

(C)天才バカヴォン製作委員会

さしもの“GBH”も吹き替えに苦戦!? 新日本プロレス・真壁刀義選手が『マッド・マックス 怒りのデスロード』レクタス役に

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自他とも認める”雑草”からIWGPヘビー級チャンピオンにまで登りつめ、現在でもNEVER無差別級王座として君臨するだけでなく、日本テレビ系列『スッキリ』でのスイーツのレポートでも話題を集めている新日本プロレスの真壁刀義選手。“GBH”としてヒールとベビーを超越した存在として君臨しているのは周知の通りですが、そんな真壁選手が2015年6月20日より全国ロードショーとなる『マッド・マックス 怒りのデスロード』で声優に初挑戦。2015年5月18日には、公開アフレコ収録に臨んでいます。

サークルKサンクス限定で発売される、『MAD MAX』と新日本プロレスがコラボしたブラック×ゴールドのTシャツ(前売り券とセットで3000円)を身につけて現れた真壁選手。もともと『マッドマックス』シリーズを全作鑑賞していたということで、「とうとう(オファーが)来たな、と思った。昔から見ている映画だからさ。最高だよね」と上機嫌。

真壁選手が演じるのは、恐怖と暴力で民衆を支配する最凶のラスボス、イモータン・ジョーの息子のひとり、レクタス・エレクタス。奇しくも演じているのはWWEなどで活躍した元プロレスラーのネイサン・ジョーンズで、その巨体の迫力と真壁選手のドス声の競演もプロレスファンとしては気を払いたいところ。

メディアが集まる中、ジョーの砦のワンシーンをアフレコ。「ん~ウマい!」「どこへ行く気だ?」といったちょっとしたセリフながらも、その表情は試合同様に真剣そのものです。

リテイクに「あるわけないだろ!」という真壁選手ですが、ディレクターからは「動きが足りない感じ。もっと暴走しないと”暴走キングコング”という感じがしない」と厳しい注文。これには対戦相手よりも「ディレクターの方が怖い」とこぼす場面も。

初の声優挑戦に、「自分じゃない自分のような気がして、プロレスとは全然違う。刺激や緊張感があって面白かった」と話す真壁選手。「格闘シーンは慣れている。(レクタスの)凶暴性を出すことができた」といいつつ、「唸り声が難しい。プロレスラーはリング上で戦うけれど、声優も表現力で戦うわけっでしょ? 改めて声優ってスゴいと思った」とコメント巧者らしい発言を残しています。

映画についても「カーチェイス、その動きや音、迫力が凄いんだよね。劇場でその迫力を楽しんでもらいたいね」といい、「これヤバイね。マジ最高」と太鼓判を押していた真壁選手。主人公マックスを演じたAKIRAさんやジョーに扮する竹内力さんを含めて、吹き替え版のセリフまわしにも注目したいところです。

マッドマックス 怒りのデス・ロード特集!
http://getnews.jp/madmaxfuryroad

(C)2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED

パックマン開発者の岩谷徹教授が『ピクセル』に出演? 「80年代のゲームファンにとっては涙が出るような作品」

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パックマン、ドンキーコング、ギャラガ、スペースインベーダーなど、80年代に全世界で“ピコピコ”とプレイされていた大人気ゲームのキャラたちが巨大化して地球を侵略! 『ハリー・ポッター』や『ナイト ミュージアム』シリーズのヒットメーカー、クリス・コロンバス監督が手掛ける異色ディザスター大作『ピクセル』が、9月19日(土)より日本公開となります。

18日に都内で開催された特別フッテージ上映会には、世界的な大ヒットゲーム『パックマン』の生みの親として知られるゲームクリエーター、岩谷徹教授(現東京工芸大学)が登場。全世界で愛され続けるパックマンが誕生した背景や、自身も関わっている映画『ピクセル』製作の裏側を教えてくれました。

パックマンの“生みの親”岩谷徹教授

岩谷教授は1977年にナムコ(現・バンダイナムコエンターテインメント)の開発部に入社。ナムコ初のオリジナルゲームである『ジービー』のほか、『ボムビー』『キューティーQ』などの開発に関わりました。その後は「大ヒットしていた『スペースインベーダー』が主に男性をターゲットとしていたゲームだったので、“女性にも遊んでもらえるゲーム”を」と考えて『パックマン』の開発に着手。女性やカップルで一緒に遊べるゲームとして広まると、海外でも爆発的なセールスを記録して“80年代のミッキーマウス”と称されるほどになりました。

実は本作にも、パックマンの生みの親として“プロフェッサー・イワタニ”が登場。演じるのは日系俳優のデニス・アキヤマ氏ですが、あまりの激似っぷりに会場からは爆笑が沸き起っていました。NYで暴れまくるパックマンに対して、果たして生みの親がどのように対処するのか、この映画の大きな見どころとなっています。ちなみに、岩谷徹教授ご自身も「ゲームセンターの修理工としてカメオ出演しています」とのこと。一瞬だけの登場らしいので、見逃さないように目を凝らしましょう。

ゲーム愛に満ちた作品

「パックマンは悪いものを食べる“正義の”キャラクター。映画では地球を侵略しにやってきますが、他の敵キャラとは異なり、人間だけは食べない設定です」と、パックマンに対する製作側の敬意が感じられるエピソードを語ってくれた岩谷教授。主演のアダム・サンドラーが、アーケードゲーム版の『パックマン』の筐体を自宅に置いているほどのパックマニアであるという裏話も教えてくれました。


フッテージ上映ではそんなパックマンと人類との攻防を少しだけ観ることができたのですが、NYに出現した巨大パックマンに対峙するのは、赤、ピンク、水色、オレンジ色の4台の『MINI』。もちろん、『パックマン』に登場する敵モンスターのアカベエ、ピンキー、アオスケ、グズタをイメージしているワケです。

少しずつパックマンを追い詰めていくものの、食べるとパックマンが10秒間だけパワーアップするアイテム“パワークッキー”が出現したことで状況は一変。どんな決着を迎えるのかは本編完成までお預けの状態ですが、NYの街をステージに大暴れする3Dパックマンにテンションがブチ上がりました。余談ですが、岩谷教授によれば、パワークッキーは『ポパイ』のホウレンソウから着想を得たそうです。


その他にも、センチピードがロンドンの街を侵略してきた場面では、「胴体を撃つな! 頭を攻撃しろ!」「キノコが邪魔なんだよ!」という“あるある”セリフがさく裂。ゲームのルールや攻略法を知っていればいるほど楽しめる映画であることは間違いありません。

「80年代のゲームファンにとっては感動で涙が出るような作品」と岩谷教授が太鼓判を押す映画『ピクセル』。果たして結末は見事にゲームクリアとなるのか、それとも……。

【関連記事】レトロなゲームキャラvs元オタクの最強ゲーマー 映画『ピクセル』の登場キャラをいくつ知ってる?
http://getnews.jp/archives/936472[リンク]

映画『ピクセル』公式サイト:
http://www.pixel-movie.jp/

北斗の拳・原哲夫「30年ぶりに30倍の超絶面白さ!」クセ者クリエイター陣が『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を絶賛

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5月15日から全米公開された、今年最も注目すべき映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。フランス、イギリス、韓国、ロシア、オーストラリア、ブラジル、メキシコをはじめ全世界40カ国で興行成績1位! この週末で過去作品それぞれの最終興行成績を上回る成績を記録。米の批評サイト「Rotten Tomatoes」では、99%という圧倒的な評論家の支持という驚異的な高評価を獲得し、興行&評価共に文句なしのオープニングを飾っています。

筆者もいち早く、映画を観させていただいたのですが、もうね「最高」の一言。トム・ハーディ格好良すぎ、マックス強すぎ、世紀末すぎ! で、映画を観ている間一瞬たりとも気が抜けない、酸欠必至の最強バイオレンスアクションなのだ!

そして、筆者と同じく一足お先に本作を鑑賞した日本のクリエイターたちからの絶賛コメントが到着。

『マッドマックス2』に多大な影響を受けたとされる「北斗の拳」の漫画原作者である武論尊氏は、「ヒーローは、絶望や荒廃の中からしか生まれない。監督が描きたいのは“絶望の中で生きるってすごいことだぞ”ってことだ」と、現代を生きる若者たちへのメッセージを受けとめたよう。

また、「北斗の拳」の漫画家である原哲夫氏は「30年ぶりに30倍の超絶面白さ!世界はまるで天国と地獄。MAD MAX2の衝撃にまた出会えるとは…ジョージ・ミラーありがとう!」と激賞しています。

その他にも、映画『るろうに剣心』の超絶アクションの立役者であり、筆者が個人的にも大ファンの日本アクション界の至宝・谷垣健治さんなど、豪華メンツからのコメントはどれも激アツ。読み逃しの無い様に!


「北斗の拳」漫画原作者 武論尊
ヒーローは、絶望や荒廃の中からしか生まれない。
今の若い子たちが、生きるということがどうゆうことか、生きる力がどういうことかを感じたらいいんじゃないかな。監督が描きたいのは「絶望の中で生きるってすごいことだぞ」ってことだと思うんだ。

「北斗の拳」漫画家 原哲夫
30年ぶりに30倍の超絶面白さ!世界はまるで天国と地獄。MAD MAX2の衝撃にまた出会えるとは…ジョージ・ミラーありがとう!

映画監督 樋口真嗣
いまだに影響を与え続けてきた30年以上前の衝撃…あの衝撃が帰ってきた…ワケじゃねえ!
あの衝撃が!いまなおその中心からエネルギーが放たれ続けていたんだッ!すげえ!
偉大なる70歳、我らが帝王、ジョージ・ミラー神のもとに集え!跪け!讃えよ!崇めよ!失望させるなッ!

ゲームデザイナー/「メタルギア」シリーズ監督 小島秀夫
これぞ、僕らが待ち望んだ正真正銘の『MAD MAX』!
これほどの狂喜に満ちたアクション映画は、誰も体験したことがないはずだ!

劇団☆新感線 主宰 / 演出家 いのうえひでのり
祝!!ジョージ・ミラー完全復活!!グォーッ!!アドレナリン大噴出!!文字通りのノンストップアクション!!
早くも本年度ベストワン決定か!?(俺の中で)いやあ、燃えます。

アクション監督 谷垣健治
すごいすごいすごい!!「マッドマックス」が1周半して、リアル「北斗の拳」になって帰ってきた!ちゃんと「肉食らって生きている人たち」による「生身感満載」の「超ハイカロリー映画」!2015年夏、人類はね、2種類に分割されますね。この映画を見たか、そうでないか。さあ、本気汁出まくりのこの映画を見てクルクルパーになろう!!

【関連記事】『るろうに剣心』激熱アクションの立役者! 谷垣アクション監督インタビュー「今の状況で次回作を作ったら死人が出ます」
http://getnews.jp/archives/764258

こちらもヒャッハー!→『マッドマックス 怒りのデス・ロード』特集ページ
http://getnews.jp/madmaxfuryroad

(c) 2014 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED

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