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映画『海月姫』本日公開! 掲載誌『Kiss』は『海月姫』『東京タラレバ娘』同時掲載の”東村アキコ祭り”

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講談社Kiss

能年玲奈さん主演で話題の映画『海月姫』が、本日12月27日に全国公開となる。それに先駆け12月25日に発売された『海月姫』の掲載誌である講談社『Kiss』2015年2月号は”東村アキコ祭り”と銘打ち『海月姫』と『東京タラレバ娘』の2作が同時掲載。「映画『海月姫』読本」なる40ページの小冊子も付録についてくる豪華な内容となっている。

今回掲載の『海月姫』は映画公開記念のスピンオフ作品で、「蔵之介の初女装の逸話が明らかに――。」という内容。

また、以前

東村アキコ先生の『東京タラレバ娘』を読んでダメージを受けた報告が『Twitter』に多数
http://getnews.jp/archives/668275

という記事でお伝えしたが、コミックス1巻発売と同時に『Twitter』等で大反響を巻き起こした『東京タラレバ娘』も掲載されている。先日発売された『このマンガがすごい!2015』(宝島社)で、オンナ編の第2位を獲得したこの作品、コミックス1巻の続きのお話になっているので「早く続きが読みたい!」と思っていた方には朗報ではないだろうか。

何気に上記の記事は『Twitter』で講談社の『Kiss』編集部さん(@Kiss_kodansha)に捕捉されてたりしましたですが。

また、「映画『海月姫』読本」は

・菅田将暉×東村アキコ対談
・映画化記念!東村アキコエッセイマンガ
・コラボ企画情報
etc…

と盛りだくさんの内容となっている。映画に行く前にチェックしてみてはいかがだろう。

※画像は講談社『Kiss』(http://kisscomic.com/)のサイトより引用


総勢40人のプリキュアが登場! 2015年3月公開『映画プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪』新ビジュアルポスターが公開!

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「映画プリキュア」ポスター画像

今年、10周年を迎えて歴代キャラクターたちからのおめでとうメッセージでも話題となった『プリキュア』シリーズ。定番となった映画『プリキュアオールスターズ』の最新作、『映画プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪』の新ポスターと予告ムービーが完成した。


『映画プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪』 予告
http://youtu.be/2zelRUh0pII

新ビジュアルには、現在放送中の『ハピネスチャージプリキュア!』までのプリキュアに37人加えて、来年2月から放送される『Go!プリンセスプリキュア』から3人のプリキュアが加わり、総勢40人が登場。今作からリニューアルして生まれ変わった『映画プリキュアオールスターズ』。40人のプリキュアが歌って、踊って、映画を盛り上げる姿を映画館の大きなスクリーンで応援しよう。

「映画プリキュア」前売プレゼント画像

毎回好評のバッグ付前売券は、今年はシュシュが付いてさらにパワーアップ。12月27日(土)より発売開始となり、表面は『Go!プリンセスプリキュア』と『ハピネスチャージプリキュア!』の7人が描かれ、裏面は色違いで絵柄が異なり、ピンクには、『ドキドキ!プリキュア』『スイートプリキュア♪』『フレッシュプリキュア!』『ふたりはプリキュア スプラッシュスター』が、ブルーには『スマイルプリキュア!』『ハートキャッチプリキュア!』『Yes!プリキュア5GoGo!』『ふたりはプリキュア マックスハート』が描かれた超豪華デザインとなっている。

「映画プリキュア」入場者プレゼント画像

また、入場者プレゼントも今までのミラクルライトから生まれ変わり、今回は、新シリーズ『Go!プリンセスプリキュア』に登場する特別なアイテムの映画オリジナルデザイン“オールスターズドレスアップキー”がついてくる。

映画プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪
http://www.precure-allstars.com/

【年末年始はお家で映画】編集部のオススメ作品/“ほろ酔いお酒映画”編

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ワールズ・エンド
年末年始はどこも混雑している、テレビの特番はどれもつまらない、意外とすることがな~いとお嘆きの方も多いことでしょう。こんな時こそ、お家で映画鑑賞! DVD・Blu-rayをセールで買うも良し、レンタルするも良し、オンデマンドサービスで観るも良し、たっぷり時間がある今だからこそ、色々な作品を楽しみたいですよね。

そこで、ガジェット通信編集部では、頭を使わずに観れる編、子供と観よう編、最新映画編などジャンルをわけてオススメ映画をピックアップ。年末年始という事で、どれも基本的には気軽に楽しめる作品ばかりですので、作品選びの参考にしてみてくださいね。今回は“ほろ酔いお酒映画”編と題し、お酒が印象的な作品をご紹介。お部屋で映画を観る醍醐味の一つが、自由に飲んだり食べたりできること。お酒片手にレッツ上映!

ワインが出てくる映画に外れ無し?

『サイドウェイ』
ワインの名産地ナパバレーを舞台にダメな中年男性2人の道中を描いた爽やかな傑作。様々なワイナリーをまわりながら、たくさんのワインを味わうシーンに喉が鳴る。日本版リメイクの『サイドウェイズ』を間違って観ない様に気を付けよう!

『ボトル・ドリーム カリフォルニアワインの奇跡』
カリフォルニアワインをめぐる実話をもとにし物語。パリで活躍するワイン評論家のスティーヴン・スパリエは、フランス、イタリアに続く新たな良質ワインを求め、カリフォルニア、ナパバレーを訪れる。

『モンドヴィーノ』
ワイン業界の裏側と世界的なワインブームの真相に迫ったドキュメンタリー。映像を楽しみながらワインビジネスにちょっと詳しくなれるという珍しい映画。

楽しければいーんです! な傑作コメディ

『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』
高校生時代の“イケてる”自分を忘れられないダメ男が、旧友を引き連れて当時達成できなかったパブ・クロール(いわばハシゴ酒記録)を達成しようとする話。前半は小気味よいトークの応酬で笑わせつつ、途中から思いもよらぬトンデモ展開になるので、ほろ酔いで見るとゲラゲラ笑えると思います。シラフで観るとひとりの男の成長物語とアツい友情のドラマを堪能できてそれもまた良し。あとビールが美味そう。

『スーパーバッド 童貞ウォーズ』
今や人気者のジョナ・ヒル、マイケル・セラ、そして『キック・アス』でも異彩を放っているクリストファー・ミンツ=プラッセが、イケてない高校生3人組を演じるコメディ。奇跡的にイケてるグループのパーティーに呼ばれた彼らは、パーティー用のお酒をすべて調達することを任されてしまいます。アルコール購入用の偽造IDを使ったことから事態は予想外の展開に。“マクラビン”というひとりの人気者が誕生するまでを是非見守って! 下ネタもあるので家族で観るのは絶対やめよう。

『恋するベーカリー』
メリル・ストリープ主演で贈るロマンティックコメディ。3人の子供を育てながらパン屋を経営するジェーンは、N.Y.で別れた元夫と再会し、最初は乗り気でなかったはずが、2人でお酒を飲んでいるうちに復縁してしまう。ちゃんとした大人が飲みすぎでベロベロに酔っ払うシーンが痛快。

酒は飲んでも飲まれるな! 飲みすぎ注意的な映画といえば

『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』
新郎が独身最後の夜を同性の友人と過ごす“バチェラー・パーティー”を舞台にしたハチャメチャ・コメディ。4人のオトコがハメを外して前日の記憶をなくしたまま翌朝を迎えると、花ムコは姿を消し、ホテルの部屋には見覚えのない赤ちゃん、ニワトリ、トラ……。一人は歯が抜けて、記憶のないままストリッパーと電撃結婚していたり、マイク・タイソンも登場したり。とにかく次から次へと新たな謎が浮上します。この映画が凄いのは、広げた風呂敷を最後にはきちんとキレイに畳むところ。しかもエンドロールで。驚くべき方法で。

『リービング・ラスベガス』
お酒好きは、「のみすぎやべーな、」と思ったらこれをみてほしい。お酒太りは防止できるかも。

※トップ画像は『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』。

(C)Focus Features

2015年上半期の漫画原作映画をピックアップ! 『マエストロ!』『娚の一生』『海街diary』……話題作続々

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『マエストロ!』メイン
近年の邦画作品ではとなる漫画原作の実写映画化。2014年も『るろうに剣心』シリーズや『ルパン三世』、『黒執事』、『アオハライド』など、数多くの作品が公開された中、2015年の上半期だけで10本以上の邦画が漫画原作で実写化されます。そこで、今回は各ジャンルのおすすめ作品をピックアップしてご紹介。本格ドラマ作品からラブストーリー、SFまで、きっと気になる作品が見つかるはず。

2015年上半期漫画実写化作品の中で早々に公開されるのが「漫画アクション」で連載され12回文化庁メディア芸術祭にて最優秀賞を受賞した、さそうあきら原作の『マエストロ!』(1/31公開)。解散した名門オーケストラの再結成の報を受けた「負け組」楽団員らと突如現れた謎の指揮者が、衝突しながらも復活コンサートに向かっていく姿を描いた感動オーケストラエンタテイメント作品です。

主役の若きヴァイオリニスト高坂役には実力派俳優の松坂桃李、そして謎の指揮者、天道役には日本映画の顔、西田敏行。今作が初共演となる二人はそれぞれ初めてとなるヴァイオリン演奏と指揮に挑戦し、演奏シーンでも演技派ぶりを披露している。本作では10代に圧倒的な人気を誇るシンガーのmiwaが映画初出演を果たし、天才フルート奏者あまねを天真爛漫に演じています。

キャスト達はそれぞれの役柄の人物象を作り上げることに加え、本格的な楽器演奏にもチャレンジした。撮影開始の半年前から担当楽器の練習を始め練習に臨み、クライマックスで披露される「運命」、「未完成」の演奏シーンはまるで本物のコンサート体験が味わえるほどの完成度。さらに本作では、世界的マエストロ、佐渡裕が西田の指揮指導・指揮演技監修として日本映画に初参加したことや、奇跡のピアニスト、辻井伸行がエンディング曲を手がけたことでも話題で音楽ファンもうならす本格ぶり。

恋愛作品

今年度の流行語大賞にノミネートされ、社会現象にまでなった「壁ドン」ブームの火付け役となった『LDK』をはじめ、『クローバー』や『アオハライド』などの青春恋愛作品がヒットを連発した2014年。2015年もヒットの予感を感じさせる青春恋愛映画の筆頭に挙げられるのが、廣木隆一監督の2作品。まずは2/14バレンタインデー公開の『娚の一生』。豊川悦司が榮倉奈々の足を舐める「足キス」ビジュアルが話題になった本作は、「月刊フラワーズ」で連載された西炯子のベストセラーコミックの実写映画化である。本作では豊川演じる50代の大学教授と榮倉演じる過去を引きずるキャリアウーマンが、奇妙な共同生活を通して、心を通わせる大人のラブストーリー。

続く3/21公開の咲坂伊緒原作のベストセラー作品で「別冊マーガレット」で連載された『ストロボ・エッジ』。女子生徒の憧れである男子高校生・蓮(福士蒼汰)と彼をいちずに思う少女・仁菜子(有村架純)の姿を、周囲の恋模様も交えて追う青春ロマンスに胸キュン女子が続出するのではないだろうか。福士といえばドラマ「きょう会社休みます。」で綾瀬はるかの恋人、田之倉役で大好評を博し、放送終了後には女子の間で “田之倉ロス”という言葉が登場するほどの人気ぶりも記憶にあたらしい若手イケメン俳優の代表格。本作でも新たな胸キュンを提供してくれることに期待です。

SF作品

昨年から公開が続く、シリーズ最終章となる『THE NEXT GENERATION パトレイバー首都決戦』(5/1公開)は「週刊少年サンデー」で連載されたゆうきまさみの原作で1988年から漫画、アニメ、映画などメディアミックス展開を繰り広げ、世代を超えて支持を得ているオリジナルシリーズ『機動警察パトレイバー』の実写版。監督はアニメ界の巨匠、押井守がTVアニメシリーズ、劇場版アニメに続き担当しています。また、本作では1993年に製作された劇場版アニメ『機動警察パトレイバー2 the Movie』と何らかの関連があるとされており、その証拠に、すでに公開されている特報には爆破された巨大橋、武装ヘリによる首都襲撃、二課棟の破壊など“パトレイバー2”を連想させるカットが次々に登場します。

同じく1988年に「モーニングオープン増刊」、「月刊アフタヌーン」で発表された岩明均のコミックを2部作形式で実写化した、SFサスペンスの後編『寄生獣 完結編』(4/25公開)。右手に寄生生物ミギーを宿した青年・新一と人類を食糧とするほかのパラサイトたち、彼らの全滅を図る特殊部隊が入り乱れる壮絶なバトルが展開。キャストには前作に引き続き、染谷将太、深津絵里、橋本愛、北村一輝、國村隼、浅野忠信ら豪華メンバーが出演。山崎貴監督のVFXによる圧倒的な映像表現に注目です。

本格ドラマ作品

実写化される漫画原作の中で一番多いジャンルが群像劇を描いたドラマ作品。現在、発表されている2015年上半期だけですでに5本もの作品の公開が控えている。中でも注目なのが「Kiss PLUS」、「ハツキス」で約5年連載され、「このマンガがすごい!」オンナ編でランクインを果たした池辺葵の原作の実写化となる中谷美紀主演の『繕い裁つ人』(1/31公開)。クラシカルなミシンで洋服を作る職人肌の主人公(中谷)と、彼女を取り巻く人々が織り成す物語を『しあわせのパン』などの三島有紀子監督が手がけています。

そして、もう一つの注目作は綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずの豪華キャストの共演、『そして父になる』の監督などで知られる是枝裕和がメガホンを取ることで話題の『海街diary』(6/19公開)である。ベストセラーを誇る吉田秋生の原作を実写化した「月刊フラワーズ」の連載作品。鎌倉に暮らす3姉妹(綾瀬、長澤、夏帆)と父親がほかの女性ともうけた異母妹(広瀬)が共同生活を送る中、さまざまな出来事を経て家族の絆を深めていく姿を追った感動ドラマです。

【年末年始はお家で映画】編集部のオススメ作品・番外編/ホラー&サスペンス編

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シャイニング

さて、ガジェット通信では「年末年始はお家で映画」ということで、

【年末年始はお家で映画】編集部のオススメ作品/“ほろ酔いお酒映画”編
http://getnews.jp/archives/748418
【年末年始はお家で映画】編集部のオススメ作品/“頭をカラッポにして観たい映画”編
http://getnews.jp/archives/748462
【年末年始はお家で映画】編集部のオススメ作品/“観なきゃ損な名作”編
http://getnews.jp/archives/748474
【年末年始はお家で映画】編集部のオススメ作品/“親子で安心して楽しめる映画”編
http://getnews.jp/archives/748731

とお送りして来ましたがいかがでしたでしょう?

今回は番外編(!?)としてホラー&サスペンス映画のオススメをお送りします。

ホラー系こそイッキ観がオススメ!?

今回、オススメを選ぶ上で「13日の金曜日」「エルム街の悪夢」「チャイルドプレイ」などなど、「ホラー系こそシリーズイッキ観がありかな……」なんて意見がございました。
「13日の金曜日」はシリーズ10作以上。「エルム街の悪夢」も7作あって、それぞれの主人公であるジェイソンとフレディが対決する「フレディVSジェイソン」なんていう作品も。そして両作品とも数年前にリメイクされております。「チャイルド・プレイ」も5作あり、それらを全部イッキ観したら……と考えただけでホラーであります。
では、それ以外でのオススメ作品をいくつか。

ミスト

スティーブン・キング原作のホラー映画。バッドエンドの代表格として名高い映画であります。後味の悪さは折り紙つきで、正月早々鬱になりたい人にオススメ。「ミリオンダラー・ベイビー」や「セブン」と一緒に観ると、こうかはばつぐんだ!

シャイニング

こちらもスティーブン・キング原作。ジャック・ニコルソンの怪演とスタンリー・キューブリックの映像美に酔いしれましょう。“Here’s Johnny!”のシーンはあまりにも有名ですね。

ミザリー

スティーブン・キング原作をもう一個。この作品でアカデミー主演女優賞を受賞したキャシー・ベイツがホントもうマジで怖い。

サイコ

ヒッチコック監督の1960年のモノクロ映画で、サイコ・ホラーの古典的名作。映画を観た後には”サイコ”という言葉の受け取り方がこれまでとちょっと違ってくるかも。

オーメン

2006年にはリメイクもされた名作。6月6日午前6時に誕生した頭に「666」のアザを持つ悪魔の子ダミアンを巡る物語。映画全編に漂う雰囲気が不気味でなんとも怖い。というか7月7日午前7時で「777」のアザだったらよかったんでしょうか。続編の『オーメン2/ダミアン』もオススメですが『オーメン/最後の闘争』は正直「ん~?」という感じ。

いかがでしたでしょうか?
それでは皆さん、楽しい年末年始をお過ごしください。

※画像は『シャイニング』のDVDジャケット

【年末年始はお家で映画】高倉健・宇津井健の名演に刮目せよ! 今こそ観たい『新幹線大爆破』

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2014年11月10日。戦後を代表する名優・高倉健が83歳で亡くなりました。1956年に『電光空手打ち』デビューして以来、『日本侠客伝シリーズ』『網走番外地シリーズ』の主演スターとして一世を風靡し、『南極物語』『あ・うん』『鉄道員(ぽっぽや)』でも円熟した男の姿をスクリーンで示し続けました。その死によって文字通り一つの時代が終わったのは間違いないでしょう。

200本以上にも及ぶ出演作品の中でも筆者が是非とも観て欲しいのが、1975年に公開された『新幹線大爆破』。当時の東映が総力を上げて制作し、オールキャストが結集。2014年3月14日に亡くなった宇津井健も倉持運転指令室長という主役級の役どころで出演しているので、未見の人はもちろん、お二人を偲ぶという意味でもこの機会に観賞したいところなのではないでしょうか。

新幹線大爆破(予告編) – YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=RYpA7ado8iA [リンク]

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簡単にストーリーを説明すると……。
ある朝国鉄に、東京駅を出発した「ひかり109号」に爆弾を仕掛けたと、脅迫電話が。高倉が扮する沖田哲男ら三人の犯行クループは新幹線に爆弾を仕掛け、誰も殺さず殺されずに巨額の身代金を得ようと完全犯罪を計画……。時速80km以下にスピードを落とすと爆発するということを知らされ、CTC(運転司令室)は混乱。犯行グループと警察当局、新幹線の司令室と国鉄上層部の思惑が激しく絡み合い、車内で乗客がパニックになる様子まで活写しつつ、クライマックスまでノンストップで突き進んでいきます。

見どころは尽きない『新幹線大爆破』ですが、主人公の沖田がなぜこのような凶行に及んだのか、随所で明らかになります。町の小さな工場の経営に失敗し、家族とも別れることになった沖田が、境遇の近い同志と出会い、高度成長時代からこぼれ落ちた者として半ば”思想犯”として振る舞う中、時折見せる冷めた表情、さらには悲しみ……。感情を表に出すことがほとんどない中でも、その哀愁が痛いほど伝わってきます。このような時代の”負け組”の姿は、現在”アベノミクス”にイマイチ乗りきれていないという人が見ると共感できる部分が多いのではないでしょうか。
同じように、宇津井が演じる倉持運転指令室長も、あらゆる手段で穏便に危機を回避しようと図るのですが、国鉄上層部や警察との板挟みにあい苦悩。しかも最後にはだまし討ちのような仕打ちを受けてしまいます。彼もまた職務に準じる姿や、中間管理職的な悲哀を見事に表現しています。

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サスペンスとして、特に筆者がお気に入りなのは、首都高速道路を巡る現金の受け渡しのシーン。沖田と警察との緊迫感ある攻防は息をつく暇もありません。

国鉄の協力が得られなかったため、ミニチュアでの新幹線や車内のセットでの撮影を余儀なくされるなど、制作には困難を極めたという逸話もあるこの作品。日本では興行的に成功したとはいえませんが、特にフランスで44万人の動員となるなど、海外では日本発のパニックムービーとして評価を得ることになりました。1970年代の暗い世相を反映しつつ、骨太な人間模様が繰り広げられている怪作として、日本映画史に残る作品なのは間違いないのではないでしょうか。

現在、セル版が『東映 ザ・定番』シリーズとして発売。レンタル各社とも入荷しているので、ショップで探しにくいという時は、各社のネット宅配サービスを利用することもおススメです。

【年末年始はお家で映画】編集部のオススメ作品/“親子で安心して楽しめる映画”編

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オススメ映画用画像
お正月休み。おせちをつまみながらぬくぬくのんびりしたい気分のときは、やっぱりレンタルビデオで映画三昧でしょう! ……とはいえ「お母さん映画のDVD借りてきたよー!」と、借りてみてみたものの、うっかりセクシーなシーンが満載の洋画が始まってしまったり、子供が飽きてしまったりと、なかなかセレクトが難しかったりするもの。そんなかたに映画好きガジェット通信編集部スタッフが“親子で安心して楽しめる映画”をピックアップ。年末年始に観たいオススメ映画、15作品をご紹介いたします。

編集部オススメ・親子で安心して楽しめる映画15作品

アナと雪の女王
E.T.
怪盗グルーのミニオン危機一発
銀河鉄道の夜
くもりときどきミートボール
サマー・ウォーズ
シュガーラッシュ
チェブラーシカ
塔の上のラプンツェル
ニューヨーク東8番街の奇跡
バック・トゥー・ザ・フューチャーシリーズ(1,2,3)
ヒックとドラゴン
プレーンズ
ムーミン パペットアニメーション
LEGOムービー

※五十音順

アナと雪の女王

編集部スタッフ推薦コメント:2014年、日本で一番盛り上がったアニメ映画といえば『アナと雪の女王』。冬にもぴったりの本作品は、家族で「れりごー♪」を歌いながら、お正月を過ごせます。

E.T.

編集部スタッフ推薦コメント:なんかこわーい、といいながら、子どもたちは感情移入してしまいホロッと泣いてしまいます。誰が悪い人で、誰がいい人なのか、服装などではっきり示してあるのでわかりやすく、このあたりは説明不要ですが、E.T.本人と周りの人達の心情変化がやや複雑なので、そのあたりわかってなさそうだったら大人が説明してあげるとよいかもしれません。昔、ちいさいとき観たよ、という人でも改めて大人目線で観るとE.T.がなぜそこでそんな言動をしたのか説明しづらい場面などあり、またE.T.と遭遇した家族がE.T.の中に何をみていなのか、など改めて考えさせられる部分もあります。

怪盗グルーのミニオン危機一発
銀河鉄道の夜

編集部スタッフ推薦コメント:子どもの頃はますむらひろしのデザインした猫たちの可愛さしか目に入らなかったけれど、これを見てから原作を読むと思い切り感情移入出来る。

くもりときどきミートボール
サマー・ウォーズ

編集部スタッフ推薦コメント:お正月に夏の映画もアレかもしれませんが。観た後になんともいえない心地いい気分になれる作品。お正月に親戚一同集まってワイワイやることのない方はこの作品を観て、楽しい気分を味わってみてはいかがでしょう。逆に惨めになったらスミマセン。同じく細田守監督の『おおかみこどもの雨と雪』もオススメ。

シュガーラッシュ

編集部スタッフ推薦コメント:ヒロインの可愛らしさやゲームの楽しさを映画で存分に堪能できる作品。まだ見てないよ、って人はぜひ見てみて。大人も童心に帰れます。

チェブラーシカ

編集部スタッフ推薦コメント:2010年に完全新作アニメが出た『チェブラーシカ』ですが、やはり一度はソビエト連邦時代に製作されたロマン・カチャーノフ監督による人形アニメを見ておくべきです。日本では2001年に3つの短編をまとめて公開されています。
旧作の魅力は、キャラクターの“愛らしさ”とその境遇の“可哀想さ”。チェブラーシカは正体不明の動物なので、動物園に引き取ってもらえず、ワニのゲーナも孤独な日々を送っています。ひとつひとつのセリフに哀愁があって、きゅーっと抱きしめたくなってしまうのです。
また、ゲーナが動物園の勤務時間が終わると帰宅するなど、随所に共産主義国のテイストを感じられるあたりも興味深いポイントといえるでしょう。ナゾのいじわるおばさんシャパクリャクや、ビオネール(ボーイスカウト団)のようなクセのあるキャラも出てくるあたり、ストーリーとしても飽きません。

塔の上のラプンツェル

編集部スタッフ推薦コメント:ディズニーのお姫様ストーリーですが、アクションシーンが充実しているので、女の子も、男の子も楽しめます。

ニューヨーク東8番街の奇跡

編集部スタッフ推薦コメント:古い映画だけど親子で安心して見られる作品。勧善懲悪系のハートフルストーリーっていうのはわりとどうでもよくて、UFO萌え。

バック・トゥー・ザ・フューチャーシリーズ(1,2,3)

編集部スタッフ推薦コメント:バック・トゥー・ザ・フューチャーシリーズは、親子で盛り上がってみることができます。何回観ても楽しい作品なので、昔観たことあるよ、という大人も楽しめますよね。大人はご存知の通りテンポよい展開ですがロック好きな主人公のマーティ、発明家のドク、不良のビフなどキャラクターがわかりやすいので、ちいさなお子さんでも大丈夫です。そして、なんといってもタイムスリップに利用するデロリアンがかっこいい!
作中使われている音楽が、これまたいちいちカッコいい!
これを観ればお正月からテンションUP間違いなしです。このシリーズ、時間移動によって過去に起こった出来事が未来の人たちにどういう影響を及ぼすか、それによってどんないいこと悪いことが起きるのか、という部分が少々わかりづらいので、そこは大人が捕捉説明してあげながら観るとより楽しめるかもしれません。

編集部スタッフ推薦コメント:2015年が、2で主人公が訪れる未来の世界なので、シリーズまとめておさらいするのもいいかと。

ヒックとドラゴン

編集部スタッフ推薦コメント:ドリームワークス製作の3Dアニメーション。ちょっとブラックなオチを含めて、子どもに“友情”、“努力”、“勝利”、を教えてくれる作品です。
今年全世界で大ヒットしている(らしい)『ヒックとドラゴン2』はなぜ日本で公開されないんだ!

プレーンズ

編集部スタッフ推薦コメント:『カーズ2』のスピンオフ映画。主人公は、農薬散布機というマニアックな飛行機。「主人公が修行、特訓して強くなる!」といった鉄板のストーリーですが、飛行シーンのグラフィックが美しく、子供も大人も楽しめます。色っぽい飛行機ちゃんも沢山登場。様々な飛行機が登場するので、飛行機マニアになれそう。

ムーミン パペットアニメーション

編集部スタッフ推薦コメント:こちらもおなじみの『ムーミン』ですが、やはり1969~70年に放映された人形アニメ版を見ておきたいところ。キャラクターデザインは大塚康生で、トーベ・ヤンソンの原作と比較して丸みを帯びた親しみのあるムーミン像になっています。
何よりもムーミン役を岸田今日子が担当しているところがポイント。特に『ムーミン パペットアニメーション』では、ナレーションを含めてムーミン以外の声をひとりで演じ分けています。親子それぞれの楽しみ方ができるという点からもおススメです。

LEGOムービー

編集部スタッフ推薦コメント:レゴキャラクター達がハイテンポで動きまわるコメディ映画。ギャグ満載で大人も子供も楽しめる内容です。おもちゃの世界の話だけでは収まりきらない超展開で、ノスタルジックな気持をかきたてられ、ウルっとくる場面も。

【年末年始はお家で映画】編集部のオススメ作品/“観なきゃ損な名作”編

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DVD_足成
この世には“名作”と呼ばれる映画作品が数多くあります。しかし、劇場では毎週のように話題の新作が公開され、過去の名作に触れる暇がない! という人も多いはず。でも年末年始はその良い機会ではないでしょうか? “年末年始に観たい名作”をテーマに、編集部の推薦作品を募ってみました!

“これぞ定番”な名作

『アマデウス』
作曲家サリエリとモーツアルトの物語。1985年の公開時は上映時間160分でいろいろカットされていたのだが、現在20分のカット部分も追加された180分ディレクターズ・カット版が出ています。サリエリとモーツアルトの妻コンスタンツェのやりとりの部分が追加されていたりして、映画館やテレビで観た時に「?」と思った部分が解消されるのでディレクターズ・カット版を未見の方は是非。学生時代と社会人時代とか、観る時期によって受け取り方が違ってくるかも。『2ちゃんねる』の書き込みにあった「子どもの頃に観たときはモーツアルトが可愛そうだと思った。大人になってサリエリが可愛そうだと思うようになった」っていう感想がなんかいいなと思いました。

『ニューヨーク東8番街の奇跡』
古い映画だけど親子で安心して見られる作品。勧善懲悪系のハートフルストーリーっていうのは割とどうでもよくて、UFO萌え。

『天使にラブ・ソングを…』
『アナ雪』のヒットは映画館で一緒に歌うという鑑賞方法を生み出したけど、初めて映画見て一緒に歌いたくなったのはこの作品。サントラおすすめ。

『天使のくれた時間』
誰にでも一度はある「あの時こうしていたら……」といった感情を揺さぶられる、とても心を打つ物語。エリート会社員のジャックが、突如として直面した慣れない環境に、様々なトラブルを乗り越えながら順応していくことで、自分にとって大切な物はなにか? ということに気付かされていく様は、見ていてとても応援したくなります。物語の終盤、ウォール街に戻りたくないと主張するジャックに告げられる一言がとても印象的。子どもの表情を撮らせたら、ブレット・ラトナー監督の右に出る者はいないのではないかと思います。

『キャスト・アウェイ』
トムハンクス主演。墜落事故から一人生き残り無人島に漂着した男の、泣けるサバイバル映画。必死に火をおこし、道具をつくり、人の進化の過程を見ているよう。もし自分がこんな状況になったら……と火をおこす練習をしたくなります。鑑賞後、「無人島に1つだけ持っていけるとしたら何?」の定番話をしても盛り上がるかも。あとウィルソンとの友情は涙なしでは観られません!

今後語り継がれるであろう“近年の名作”

『ソーシャルネットワーク』
『Facebook』の創業者であるマーク・ザッカーバーグの物語。映画『スティーブ・ジョブズ』は主演のアシュトン・カッチャーのビジュアルが激似と話題になっていましたが、こちらのジェシー・アイゼンバーグはそうでもないかと。『Facebook』ユーザーは、この映画を観ると使うときにいろいろ思い入れが出てくるかもしれません。最後に流れるビートルズの『Baby, You’re A Rich Man』がサイコー。日本版で、佐々木俊尚さん著の『ニコニコ動画が未来をつくる ドワンゴ物語』とか『mixi』の物語の映画とか誰か作って(笑)。

『くまのプーさん』
ディズニー最新作『ベイマックス』を手掛けたドン・ホール監督の2011年公開版“プーさん”。クラシック作品への愛がたっぷり詰まっているので、懐かしさを感じつつ、どこか新しいチャレンジも感じる絶妙なバランス。ハチミツが切れると幻聴・幻覚を催すという、ド〇ッグな描写はチャレンジしすぎです。やっぱりプーさんは、おじさんボイスがピッタリだね!

“大作シリーズ”を復習するも良し!

2015年は『スター・ウォーズ』『ターミネーター』『ジュラシック・パーク』などの新作が公開されるぞ! ということで、この機会にシリーズ系の大作と言われる作品をまとめて鑑賞するのも良いのでは? その他、『ゴッドファーザー』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『ハリー・ポッター』シリーズなども編集部の推薦作品として挙がっていました。

※画像は「足成」より引用


【年末年始はお家で映画】編集部のオススメ作品/“頭をカラッポにして観たい映画”編

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ポテチ_足成
年末年始は、自宅でダラダラと映画を観て過ごすのも良いのでは? ということで、編集部のオススメ作品を紹介します。だけど、難解なストーリーで頭を使うのはお正月っぽくない! 特に普段はゆっくり休む機会がないというアナタ、年末年始くらいは時がただ過ぎ去っていくのを感じたいですよね。

今回は、“頭をカラッポにして観たい映画”というテーマで編集部の推薦作品を集めてみました。なお鑑賞の際はより頭をカラッポにするために、字幕ではなく“吹き替え版”を推奨します!

何も考えずにスカッとしよう!

『トランスフォーマー/リベンジ』
第30回ゴールデンラズベリー賞、最低作品賞、最低監督賞、最低脚本賞受賞作品。この作品を分かり易く説明すると“ドガーンボガーンドドーン!”。以上!

『ムトゥ 踊るマハラジャ』
“インドのキムタク”と称されたラジニ・カーント主演のインド映画。とにかく踊る、良く分からないけれど踊る。広げに広げて強引に畳むストーリー展開と、斬新なカメラワーク演出も見所。※字幕版しかありません。

『暴走特急』
年末年始くらいストレスゼロでスカッとしたいんだーという人はこちら。スティーヴン・セガール演じるシェフのケイシー・ライバックが乗っ取られた列車の中で悪者をたたきのめします。強い! ひたすら強い!! セガール師匠の華麗に舞う手の動きに注目です。

『トレマーズ』
いわゆるモンスター・パニック映画。地底から人を襲うモンスターと人間の高鬼ごっこ。良い意味で。低予算ながら硬軟のバランス、テンポ、人物描写、モンスターの登場演出などなど良いポイントはキリがなし。

おバカなコメディで頭をカラッポに!

『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』
ベン・スティラー、ジャック・ブラック、ロバート・ダウニー・Jrの3人が送るコメディ映画。無駄に豪華かつ馬鹿馬鹿しい内容で、ただただ流れに身を任せるのが良いかと。上記3人の怪演振りを是非。

『ナポレオン・ダイナマイト』
昔『電車男』にあやかった『バス男』という邦題でリリースされましたが、内容とあってなさすぎて苦情が殺到し、最近になって改題されました。内容は田舎町のちょっとズレた高校生ナポレオン・ダイナマイトの生活を描くユル~いコメディなんですが、観終わったあとはなんだか妙に心が温まり、爽やかな感動すら覚える快作です。その理由は観れば分かる。

『俺たちフィギュアスケーター』
『ナポレオン・ダイナマイト』で口半開きのナポレオンを演じたジョン・ヘダーですが、実はものすごく美形です。そんなジョンが美形っぷりを活かし、ナルシストの男子フィギュアスケーターを演じたのがこの作品。ひょんなことから勇ましすぎる男子フィギュアスケーター(ステージで火を吹いたりする)とコンビを組まされることになり、史上初の男子ペアで選手権優勝を目指すというおバカコメディです。家族で観てもいいですが、兄弟がいるとふざけて真似しだすと思います。ケガしないようにな。

『ブルーノ』
ドッキリに命をかけすぎてたくさんの訴訟を抱えている男、サシャ・バロン・コーエン。彼が、オーストリア出身でゲイのファッション・レポーターに成りすまし、「ハリウッドでセレブになる」という夢(設定)を抱えて、思いつく限り“最低”の悪ふざけを展開します。ワールドワイドに。映画館では、大笑いする人、怒りだす人、見るに堪えかねて退席する人など、さまざまな反応があったのが懐かしいです。本来は超インテリな彼がこの映画で何を伝えたかったのか、一応の裏テーマはあるものの、頭をカラッポにして楽しむべし。もしくは怒るべし!

※画像は「足成」より引用

ティム・バートンもビックリ! 世界に衝撃を与えた“ゴースト・ペインター”が語る「ビッグ・アイズ」騒動の真実とは?

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『アリス・イン・ワンダーランド』、『チャーリーとチョコレート工場』などの話題作を贈りだす世界的ヒットメーカー、ティム・バートン監督の最新作『ビッグ・アイズ』が、ギャガ配給にて2015年1月23日(金)より公開となります。

「ビッグ・アイズ」を愛し、幼い頃から影響を受けていたティム・バートン監督。唯一無二の世界観でファンを魅了し続ける彼の待望の最新作は、バートン自身も耳を疑った、実在のゴースト・ペインターの物語!アメリカ史上最低と呼ばれた映画監督を描いた実話『エド・ウッド』以来、20年ぶりにして、遥かに奇想天外な題材を新たに選びました。

BIG EYES
モダンアートに絶大なる影響を及ぼした画家、マーガレット・キーン役は『アメリカン・ハッスル』(13)でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたエイミー・アダムス。事件の鍵を握る曲者の夫、ウォルター・キーン役は『ジャンゴ・繋がれざる者』(12)でアカデミー賞助演男優賞を受賞したクリストフ・ヴァルツが演じています。

本作は1960年代、世界に衝撃を与えたゴースト・ペインターの実話。ゴースト本人であったマーガレット・キーンは1927年、アメリカ、テネシー州ナッシュビルに生まれ、幼い頃から絵を描くのが好きで、1950年代半ばにはサンフランシスコのノースビーチ野外展示会で、大きな目をした子供たちの絵を展示。そこでウォルター・キーンと出会い、結婚します。

「ビッグ・アイズ」を気にいった客が「この絵を描いたのは誰?」だと問い、ウォルターが自分を作者だと偽ったことから始まったこの事件。マーガレットはウォルターに疑問を投げかけた時のことを振り返ります。「帰宅すると彼は釈明しだしたわ。彼はこういったの、『僕らにはお金が必要だ。みんな、作品を描いた画家自身と実際に話していると思うと、その作品を一層買いたくなるものなんだ。みんな、僕が描けなくて、妻に描いてもらう必要があるとは思いたくないんだ。みんなすでに大きな目をする子供たちは僕が描いたと思っているし、それを急に描いたのは君だったなんて言ったら、訴訟だって起こりかねない』―彼はそういった状況を並べ立てたのよ」

商売上手であったウォルターはビジネスパートナーを増やし、「ビッグ・アイズ」は世界的なブームに。しかし、マーガレットにとって、絵を描き続けることは、愛する娘、そして自分をも欺く事を意味していました。心の内のすべてを絵で表現してきたマーガレットは、「このままでは自分を失ってしまう!」と告白を決意し、やがてウォルターと法廷バトルにもつれ込みます。

脚本家コンビのスコット・アレクサンダー&ラリー・カラゼウスキーは、映画化にあたり、サンフランシスコに住むマーガレットに会いに行き、様々な話を聞いたといいます。「我々は『どんな経緯であんなことになり、なぜそれを許容し続けたのか?』という疑問を彼女にぶつけた。すると、当時のマーガレットは家計も家庭のルールもすべて夫に従うという、1950年代の典型的な主婦だったと分かった。ウォルターの名誉のために言うと、夫婦そろって有名になる、大金を稼いで大きな家に住むなど、彼は多くの約束を実現させている。彼女は今でも『彼がいなかったら私の作品は誰にも発見してもらえなかったはず』と言っているんだ」。

ティム・バートンも驚き、映画化を熱望した仰天の実話。実際に起こった「ビッグ・アイズ」を巡る世紀のアートバトルの行方はぜひ劇場で。

メイン(軽)
http://bigeyes.gaga.ne.jp/

(C)Big Eyes SPV, LLC. All Rights Reserved.

スター・ウォーズ最新作の邦題予想よりおもしろ回答をご紹介! 決定は『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』な

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新年あけましておめでとうございます! ということで、2015年いよいよはじまりますよ、スター・ウォーズイヤーが!

2015年12月18日に公開となる『STAR WARS:THE FORCE AWAKENS(原題)』の邦題が1月1日に発表され『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』となりました。昨年ガジェット通信では邦題予想のアンケートを実施しましたが、「フォースの覚醒」と「フォースの目覚め」が2強であり、これは皆さんの予想通りの結果だったのではないでしょうか。

【参照記事】スター・ウォーズ最新作『STAR WARS:THE FORCE AWAKENS(原題)』の邦題を予想しよう!http://getnews.jp/archives/741503 [リンク]

しかし、中にはその発想は無かったと言わざるを得ない、ナイスセンスな珍?回答も。ピックアップしてご紹介します。

「スター・ウォーズ/帝国のおはよう」←かわいい
「スター・ウォーズ/新たなる旅立ち、僕たちの冒険はこれからだッ!」←学園版
「スター・ウォーズ/ジェダイのこれから」←古き良き日本映画っぽい
「スター・ウォーズ/原罪の鎮魂歌」←劇場版「名探偵コナン」のタイトルにありそう
「銀河皇帝 島耕作」←スター・ウォーズ関係ないけど観たい

『SW』新写真
タイトルが明らかになったものの、ストーリーは未だ謎の多い本作。先日明らかになった新キャスト名からは、新ヒロインと噂されるデイジー・リドリーはレイ、特報映像でストーム・トルーパーのコスチュームで登場したジョン・ボイエガはフィン、Xウイングに乗っているオスカー・アイザックはポー・ダメロン。キャストは明かされていませんが、誰も見たこと無い十字のライトセーバーを持つキャラクターはカイロ・レンという名前だと判明。

その他、オリジナルキャストのハリソン・フォード(ハン・ソロ)、マーク・ハミル(ルーク・スカイウォーカー)、キャリー・フィッシャー(レイア)、アンソニー・ダニエルズ(C-3PO)、ピーター・メイヒュー(チューバッカ)、ケニー・ベイカー(R2-D2)の出演も見逃せません。

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
2015年12月18日(金) 全国ロードショー
(C) 2015Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved

新年ホラー初めはどれにする? 掘り出しモノ映画を一挙に劇場公開『未体験ゾーンの映画たち2015』[ホラー通信]

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毎年恒例となったヒューマントラストシネマ渋谷の名物企画『未体験ゾーンの映画たち』が今年も開催。1月3日より続々上映が開始されております!

“面白いのに未公開を阻止!”をテーマにしたこの企画は、あらすじだけで「お、おもしろそう……」と息を呑む映画をバンバン劇場上映。今年はなんと過去最大の49作品が上映となります。

上映作品はヒューマンドラマやコメディなどのオールジャンルですが、その中にはもちろんホラーやスリラー作品の名もずらり。ということで、面白コワそうな作品をどどんとご紹介させていただきますッ。

各作品の予告編が表示されない方はこちら

『オキュラス 怨霊鏡』


数々の人間の死に関わってきた“巨大な鏡”にまつわるホラー。その鏡の正体を突き止めるべく調査に乗り出した姉弟に、鏡の恐怖が襲いかかるッ。予告編だけでも鳥肌がゾワゾワ……。

『アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ アナザー』


新たなるレイプリベンジムービー登場! なんと『ムカデ人間』のムカデ人間役でおなじみのかわいこちゃん、アシュリー・C・ウィリアムズが主演だ! 復讐のために地味な容姿を妖艶な女性へと磨き上げ、壮絶な復讐劇を開始しますッ。

『ファイナル・デッドクルーズ』


若い男女がハメを外して楽しんでいる豪華クルーザーで、ひとりの女性がオイタの最中に事故死。その死を隠蔽しようとしたことから始まる船上の激しい殺し合い! 『ファイナル・デスティネーション』シリーズではなさそうですが(タイトルで期待しちゃった)面白そうじゃあありませんかッ!

『シャークトパス VS プテラクーダ』


真冬だってサメ映画が観たい! しかもこれまで観たこともないやつが観たい! ってことで、サメとタコの合体した“シャークトパス”ちゃんが、新たなる強敵を前にした新作が登場! 今度はプテラノドン(恐竜)とカマス(魚)が合体したプテラクーダと戦うぞ! どういうこっちゃ!

『13の選択』


13のミッションをクリアしていくことで高額の賞金を手に入れることができる謎のゲームに参加してしまった借金男の恐怖を描く今作。「ハエを殺しなさい」からスタートしたそのミッションは、レベルが上がるごとにどんどんと過激になり、今さらあとには引けない状態へ……!?

『ザ・デッド インディア』


アフリカの広大な大地にのろのろゾンビが大量発生する『ゾンビ大陸アフリカン』……の監督が、今度はインドにゾンビを放った! 歩くゾンビから走って逃げろ! 絶望的ロードムービーの誕生だッ!! ……その内日本にも来るかな?

『オール・チアリーダーズ・ダイ』


死んだチアリーダーたちが黒魔術によって蘇り、彼女らの死に関わっていた男子アメフト部と死闘を繰り広げるスーパーナチュラルアクションホラー! 可愛いチアリーダーが不死身だなんて、そそるポイントしかありませんッ!! アメフト部をぶっつぶせー!

『絶叫のオペラ座へようこそ』


公演が差し迫るミュージカルで、舞台監督の殺害から始まる連続殺人事件を描くスプラッター・ミュージカル・ホラー! 予告編見るかぎり、殺され方、なかなか凄惨です。 『ロッキー・ホラー・ショー』エディ役のミートローフが出演しているのもアツイ!

『ホラーシネマパラダイス』


ホラー映画ばかりを上映していた廃館寸前の映画館で、館主が母親を惨殺した映像をうっかり上映してしまった! これが観客に大ウケしてしまい……? というホラーコメディ。予告編をみてみると、とんでもない“体感型”上映のようです。これは面白くないわけがないッ!

『5 FEARS/ファイブ・フィアーズ』


嗅覚、視覚、触覚、味覚、聴覚の五感をテーマにしたホラーオムニバス。患者の“視覚の記憶”を盗んで楽しむ眼科医や、“最後まで聴くと死ぬ”とされる楽曲など、五感を刺激する恐怖エピソードの数々を堪能せよ!

『悪魔の存在を証明した男』


妻の死から超自然現象に嫌悪感をしめすようになった男が、自らを実験台として“超自然現象の検証”をおこなうドキュメンタリーを製作し始めるが、それが逆に悪魔の存在を証明してしまうことに……。こんな大逆転望んでなかったぜ!!

『人造人間13号』


CSI(犯罪科学捜査班)の研究生たちが卒業試験で訪れたのは“地獄”……もとい、禁断の人体実験農場! 一体なんの試験やんのよ!? ゴアゴアな内容に反して、予告編でやたらポップに登場する“13号”君が気にならずにはいられませんッ。

『美しき獣』


恋におちた女性は、日光を避け、牙をむき、男に襲いかかる! 愛する女性がヴァンパイアだったと知った男は、自らもヴァンパイアとなることを決めるが……? ジョン・カサヴェテスの娘ザン・カサヴェテスの初長編となる官能の吸血鬼ホラー誕生ッ!

と、この他にも面白そうな上映作が盛りだくさん! 各作品、上映日と上映回数が異なるので、劇場サイトにてよーくお確かめの上お出かけくださいませ。関西圏の皆さんは、シネリーブル梅田での開催(3月7日から)までワクワクテカテカしながらお待ちください。

また、1987年の伝説的カルト映画『ネクロマンティック(HDリマスター版)』のリバイバル上映もあるので、こちらもどうぞお見逃しなく!! さーて、今年のホラー初めはどれにしよっかな?

『未体験ゾーンの映画たち2015』
2015年1月3日(土)より2月下旬予定
【料金】 1,300円均一
毎週水曜日サービスデー、毎月1日映画の日:1,100円均一

上映スケジュールのご確認は劇場サイトへ:http://www.ttcg.jp/human_shibuya/[リンク]

【動画】『96時間』の主人公はまるでジェロム・レバンナ? 格闘ゲーム実況者・せんとすが関根勤さんにインタビュー!

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せんとすさん、関根勤さん
世界中を驚愕させたあの“無敵の父親”が帰ってくる! しかも“容疑者”となって……。シリーズ累計世界興行成績6億300万ドルを記録した『96時間』シリーズの最終章『96時間/レクイエム』が、2015年1月9日(金)に日米同時公開となります。

『96時間』シリーズの主人公ブライアン・ミルズと言えば、娘を愛するあまり、凶暴な行動をとってしまう強すぎるお父さんキャラが魅力的なキャラクター。12月、都内で行われた本作のイベントには、愛娘の関根麻里さんが最近結婚されたばかりのタレント関根勤さんが登場。

理想のお父さんというだけではなく、格闘技ファンで強い男にも詳しい関根さん。同じく格闘技ファンで、格闘ゲームの実況動画が人気のせんとすさんと関根さんによる映画・格闘技談義が実現しました! 動画プラスインタビュー記事でお楽しみください。

96時間/レクイエム
せんとす:映画『96時間/レクイエム』ご覧になっていかがでしたか?

関根勤:素晴らしいですね! アクションあり、サスペンスあり。リーアム・ニーソンはこれまでも強いお父さんとして戦ってきましたが、この『96時間/レクイエム』では殺人事件の容疑者になってしまうという。逃走犯でありながら、身の潔白をはらす為に動くというWの悲劇なんですね。もう本当にすごかったです。

せんとす:そこまでやるか! ってくらい強いですよね。関根さんは格闘技ファンとして知られていますが、このブライアン・ミルズを格闘家に例えると誰ですか?

関根勤:全体の雰囲気はジェロム・レバンナ。大きくて、がっちりしてて。でも、ブライアン・ミルズはジェロム・レバンナより計画的な人物なので、そこにアーネスト・ホーストも加わるんですよね。

せんとす:やりすぎなところが、ジェラルド・ゴルドーみたいだなって思ったりもしました。

関根勤:あっ、そうだよね! 後ね、諦めない気持ちがヒクソン・グレイシーのよう。

せんとす:いいとこどりですね!(笑)。それは強い!

【96時間/レクイエム】関根勤さんにインタビューせんとす
https://www.youtube.com/watch?v=KJSnfqdYSLU

動画では、この格闘技トーク以外にも、結婚できない男・せんとすさんへの関根さんからの恋愛アドバイスも! これがかなり具体的なエピソードなので、結婚したい・彼女が欲しい男性は必見です。

映画『96時間/レクイエム』ストーリー

愛する家族の命を狙う犯罪組織を壊滅させた元CIA工作員ブライアンは、幸せな暮らしを取りもどそうとした矢先、元妻レノーアを何者かに殺されてしまう。元妻殺しの容疑者として警察からも追われる身となったブライアンは、娘キムを守るため、そして真実を暴いて復讐を果たすため、並はずれた肉体と頭脳を駆使して黒幕探しに奔走する。

http://www.foxmovies.jp/96hours/

(C)2014 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.

せんとすプロフィール
ゲーム実況とかラジオ放送とか番組MCとかやってます。格闘技、格闘ゲームファン。
ニコニコチャンネル:http://ch.nicovideo.jp/upnushinger
YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/user/upnushing

西のサブカル発信地! 話題のスポット“ウラなんば”が舞台の映画『味園ユニバース』

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『リンダ リンダ リンダ』『苦役列車』『もらとりあむタマ子』など、オリジナリティ溢れる青春を描くことに定評のある山下敦弘監督が、大阪を舞台に、音楽をふんだんに使った人間ドラマを描いた最新作『味園ユニバース』が2月14日より公開。

ペ・ドゥナ、夏帆&岡田将生、前田敦子など、演者の魅力を最大級に引き出すことに定評のある山下監督が、本作の主演に選んだのは関ジャニ∞の渋谷すばる。大人気アイドルとして、俳優として、高く評価されながらも、歌い手であることにこだわり続けてきた彼は、本作で「歌しか記憶がない男」というキャラクターと出会い、満を持して主演に挑みます。

共演は、『ヒミズ』『私の男』などで国内外問わず高い評価を受け、弱冠20歳にして日本映画界に欠かせない女優となった二階堂ふみ。 渋谷演じる記憶喪失の男を拾って‘ポチ男’と名付け、自分の家に住まわせる逞しくも一風変わったヒロイン・カスミを演じ、唯一無二の存在感を放っています。そして、本作にはカルト的な人気を誇るバンド「赤犬」も全編に渡って登場。二階堂ふみちゃん「おっさん達」呼ばわりされる赤犬メンバーたちは、ハッキリ言って超・萌えます(そしてアナタがふみちゃんに叱られたいおっさんなら、この映画最強にご褒美です)。

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本作の舞台となるのは、タイトルの通り「味園ユニバース」。「味園(みその)」は1955年(昭和30年)に開業した、大阪市千日前に建つ、飲食店・大宴会場・ホテル・マッサージなどが入る歓楽街が1棟に集約されたようなビルの名前。赤と青の渦巻き形ネオンで浮かび上がる「味園」という巨大看板が目印にもなっている建物です。

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このビル内につくられた老舗の豪華キャバレーが「ユニバース」。高度成長期時代に突入した日本では、当時キャバレーが各地で沢山登場していたが、中でも「ユニバース」はその名の通り宇宙空間をテーマにした独特の趣向が凝らされ、規模も日本最大級のもので、大変な人気に。

かつては地上3層が吹き抜けで、ステージの前の中央スペースにはダンスホールがあり、そこを囲むように客席が設置され、その上をキラキラのシャンデリアと、宇宙に浮かぶ惑星のようなミラーボールが照らしていた。全盛期は常に千人もの客が訪れ、海外のガイドブックでも紹介され、観光バスで訪れる人々も。ステージに立った有名人には、和田アキ子やピンク・レディーもいたと言われています。味園ビルは大阪の古き良き昭和の香りを伝える建物なのです。

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ユニバースは、世の移り変わりと共に少しずつ形態を変え、地下1階にその場所を移し営業してきたが、2011年に遂にキャバレー営業を終えることに。しかし、その後も「ユニバース」という名称や内装はほぼそのままに、貸しホールとして再び営業を再開し、現在では若者たちのライブ会場やイベント会場として高い人気を誇るスペースとなっています。奇しくも、この営業再開の復活イベント第一弾は、赤犬のワンマンライブ!昨年12月20日にはここ味園ユニバースで「第68回 全日本赤犬歌謡祭 パート2」と称して赤犬のワンマンライブが行われ、劇中では「第69回全日本赤犬歌謡祭」として演奏シーンも披露します。

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さらに昨今、2階フロアは、独自の感性をもった若いオーナーたちが経営する40軒以上ものバーや飲食店などが展開されており、サブカル人などが多く通うことから、「新宿ゴールデン街」と並ぶ、日本サブカルチャー文化の発信地、アングラ芸術の発祥地として高い注目を集めるスポットに。劇中にも登場する「マンティコア」も、その中の店のひとつで、劇中のまま赤犬メンバーのベース担当・リシュウ氏が経営するバーなんです。

この味園ビルを中心とした「ミナミ」の中でも難波のウラ側、千日前や日本橋界隈のことを総称した“ウラなんば”がここ数年若い世代が集まる人気スポットとして話題に。大阪の繁華街スポットというと、梅田・中之島地区を中心とした「キタ」や、難波・心斎橋地区を中心とした「ミナミ」が有名ですが、“ウラなんば” は雑多で独特なその土地ならではの面白さや、店舗で働く人々のアットホームな雰囲気、街ぐるみの盛り上げがあり、大阪を訪れた際には一度は足を運びたいスポットです。

『味園ユニバース』ストーリー

大阪。広場で行われていたバンド【赤犬】のライブに、若い男(渋谷)が乱入し、そこは一時騒然となる。しかし、マイクを奪った男が声を放つや、会場は水をうったように静まりかえる。圧巻の歌声! 若い男は記憶喪失で自分のことを何も覚えていないという。男の正体と歌声に興味を持った【赤犬】マネージャーのカスミ(二階堂)は、彼を“ポチ男”と名付け、バンドのボーカルに迎えようとする。しかし、男の記憶に閉ざされた過去には、大きな問題があった――。

http://misono.gaga.ne.jp

(C)2015『味園ユニバース』製作委員会

ヒュー・ジャックマンが“黒ひげ海賊”に! ピーター・パンの実写映画『PAN(仮題)』が今秋に公開

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その人柄から『レ・ミゼラブル』のジャン・バルジャンのような善人を演じることが多かったヒュー・ジャックマン。そんな彼が新境地を切り開き、新たな世界観で物語るピーター・パンの実写映画『PAN(仮題)』(2015年の秋に公開)にて冷酷無比の海賊“黒ひげ”役に! 本日、“黒ひげ”がピーター・パンに迫る様子を映し出し、新たなアドベンチャーを予感させる場面写真が初公開となりました。

見た目からも徹底的に役作りをして、これまでのイメージを覆す超極悪キャラクターに変貌を遂げたヒュー・ジャックマン。スキンヘッドにして本物のひげをたくわえるなど、まさに“黒ひげ”になりきった姿を自身の『Instagram』で紹介すると、世界中のファンから「クール!」「インクレディブル!」などと反響を呼んでいました。

ヒュー・ジャックマン『Instagram』
http://instagram.com/p/vy6gvyihBD/?modal=true

本作のメガホンを務めるのは、『プライドと偏見』『つぐない』などでアカデミー賞に多数ノミネートされた経験を持つジョー・ライト監督。“黒ひげ”と対決する運命を背負ったピーター役には、オーディションを経て新人リーヴァイ・ミラーに白羽の矢が立ち、早くも注目を集めています。

そして装いも新たに登場するキャラクターたちには、海賊フック役にギャレット・ヘドランド、インディアンのタイガー・リリー役にルーニー・マーラをそれぞれ抜擢。また妖精ティンカー・ベルに加え、まだ誰も出会ったことのない個性豊かなキャラクターたちが登場するとのこと。

ヒュー・ジャックマンがアダマンチウムのカギ爪を振り回してフック船長を怪演する姿も見てみたかったところですが、極悪で冷酷無比な“黒ひげ”とピーター・パンとの対決に期待です。

(C) 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC


【今週のレンタルスタート】リーアム・ニーソン出演作品が2本も! 園子温最新作からゴリラが主役の野球映画まで

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毎週何本も公開される新作映画。「映画館で観そびれたけど、DVD・BDで観よう!」と思っていても、いざレンタル開始になる頃に忘れちゃう……。そんな事ってありますよね。

そこで、ガジェット通信では劇場公開時にインタビューやレビュー、見どころ記事を出した作品をピックアップ。今週は1月9日より『96時間/レクイエム』が公開となるリーアム・ニーソン主演の映画が2本もレンタル開始。ドキドキハラハラの雲の上サスペンス『フライト・ゲーム』、大人の恋愛をビターに描いた『サード・パーソン』と全く異なる魅力のリーアムを堪能できちゃいます。冬のリーアム祭じゃー!

1/6よりレンタル開始中

『フライト・ゲーム』
空が舞台の密室アクション『フライト・ゲーム』公開直前 過去の名作“飛行機サスペンス”を3分でおさらい
http://getnews.jp/archives/637948

『サード・パーソン』
映画『サード・パーソン』では31歳差カップルが! 最近流行りの「年の差恋愛」その魅力って?
http://getnews.jp/archives/602532

『捨てがたき人々』
ジョージ秋山原作『捨てがたき人々』は監督・脚本・俳優陣全てが全力で挑んだ問題作
http://getnews.jp/archives/593240

『TOKYO TRIBE/トーキョー・トライブ』
園子温監督インタビュー「“日本映画はこうあるべき”って指令を受け取ってない」
http://getnews.jp/archives/654670

園子温『TOKYO TRIBE』ヒロインに大抜擢! 清野菜名インタビュー「エンドロールで驚かれる女優になりたい」
http://getnews.jp/archives/653334

『ミスターGO!』
ゾンビがサッカーVS.ゴリラが野球! 激アツ異色スポーツ映画がいよいよ公開
http://getnews.jp/archives/569556

1/7よりレンタル開始中

『デスフォレスト 恐怖の森』
顔面ホラーゲームが実写映画化『DEATH FOREST 恐怖の森』 “ヨシエ”が怖すぎて夢に出そう……
http://horror2.jp/8572

※トップ画像は『フライト・ゲーム』
(C)2014 TF1 FILMS PRODUCTION S.A.S. – STUDIOCANAL S.A. 

『チェブラーシカ』好きは必見!? ロシア人形アニメーション巨匠の短編集『ミトン+こねこのミーシャ』がDVDに [オタ女]

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ロシア発のキャラクターといえば『チェブラーシカ』。ソビエト連邦時代の1969年より人形アニメーション化されたものが、日本でも2001年にミニシアターで上映されて人気に火がつくことになりましたが、この短編4本を監督として制作したのが、ロマン・カチャーノフ(1921-1993)。コマ撮りで繊細な表情を表した人形の愛らしさは、現在でも多くのファンに支持されています。
そんなカチャーノフ監督が1967年に発表した『ミトン』などを収録した『ミトン+こねこのミーシャ』がDVD化。2800円(税別)で2015年2月4日に発売されます。

2014年5月に横浜・みなとみらいのブリリアショートショートシアターなどで上映された短編アニメーションは、カチャーノフ最高傑作とも謳われる『ミトン』や、海軍で働くパパと少年を描いた『レター』(1970年)、日本初公開となった『こねこのミーシャ』(1963年)、『迷子のブヌーチカ』(1966年)。DVDではこのほかに1972年制作の『ママ』と、特典映像として日本初出となる『ノビチェク~働きもののトラクター~』(1961年)が収録されています。

『チェブラーシカ』ファンはもちろん、ロシア・北欧好きにとっても必見の人形アニメーション。映画館で見逃したという人は是非チェックを!

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DVD『ミトン+こねこのミーシャ~ロマン・カチャ―ノフ短編集~』作品情報

発売日:2015年2月4日
収録分数:73分(本編58分+特典映像15分)
商品番号:PCBP.53178  ¥2800(本体+税
4:3 スタンダードサイズ/カラー/オリジナルロシア語(一部字幕あり)   
レンタル同時リリース

監督:ロマン・カチャーノフ
美術:レオ二ード・シュワルツマン ほか
音楽:ガマリア・ヴァジームほか
制作:ソユーズムリト・フィルムスタジオ(ソ連国連動画スタジオ)
(C)MITTEN+PROJECT
発売・販売元:ポニーキャニオン

収録エピソード(6作品)
※古い作品のため一部マスター起因による映像の乱れがございいます。ご了承ください。

■『ミトン』ソ連/1967/10分
1967年アヌシー国際映画祭グランプリ、1968年モスクワ映画祭銀賞
1972年ヒホン国際児童映画祭グランプリ
ひとりぼっちの女の子アーニャは、子犬が欲しくてたまらないのに、お母さんは飼うことを許してくれません。ひとり外に出て、手編みのまっ赤なミトンの手袋を子犬にみたてて遊んでいると、不思議なことが・・・。雪の日に起こった、素敵な奇跡のファンタジー。

■『こねこのミーシャ』ソ連/1963/10分/一部字幕 (初DVD化)
くろいこねこのミーシャ。あるひ自分が住んでいた小屋が壊され、新しいモダンな建物に建て替えられることになりました。おうちがなくなったこねこのミーシャはあたらしいおうちを見つけられるでしょうか?

■『迷子のブヌーチカ』ソ連/1966/20分 (初DVD化)
おじいちゃんが目をはなした隙にいたずら好きな女の子、ブヌ―チカがいなくなってしまい・・・おじいちゃんはブヌ―チカを無事に見つけられるでしょうか?

■『レター』ソ連/1970/9分  
海軍で働くパパからの手紙はママと僕の最高の楽しみ。でもある日パパから出紙が届かなくなり・・・ファンタジックな表現がおりなす愛と夢のものがたり

■『ママ』ソ連/1972年/9分
大切な息子がお昼寝中に買い物に出かけるママ。街は人でいっぱい。なかなかおうちに帰れないママは不安でいっぱいになるのですが・・・

特典映像
■『ノビチェク~働きもののトラクター~』ソ連/1961年/15分/一部字幕 (日本未公開・初DVD化)
新米トラクターのノビチェクは「あそぼ」と誘う
仲間たちの誘惑にまけずに今日も一生懸命働きます!!
そして仕事を終えたノビチェクは・・・

ミトン+公式サイト
http://www.mitten-plus.jp/

最高で最凶のテディベアが帰ってくる! 『テッド2(原題)』の不穏な空気が漂う場面写真が公開

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TED2
見た目は愛くるしいテディベア、でも中身は下品な中年オヤジ! その斬新すぎるキャラクター設定で世界中を爆笑させ、全世界で興収550億円というR指定オリジナルコメディ映画史上ナンバーワンのヒットを記録した映画『テッド』。日本でも興収40億円を超える空前の大ブームを巻き起こしたシリーズが、2015年8月28日(金)より日本公開の『テッド2(原題)』で帰ってくる!

モフモフの愛らしい外見とは裏腹に、下ネタやブラックジョークを連発してハチャメチャな事件を数多く引き起こしてくれたテッド。いったい今度は何をやらかすのか? その詳細は未だ謎のままですが、本日、初の場面写真が解禁となりました。

テッドとその親友であるジョン・ベネット(マーク・ウォールバーグ)が、なぜかウェットスーツに身を包み、船の上で不満げな表情を浮かべた1枚。テッドの手にはスコップが握られており、言わば、“くまちゃん”が“あまちゃん”状態。いつものハイテンションな2人とは少し状況が違うようですが、悪ノリの度が過ぎて怒られちゃったのでしょうか。

監督は、前作から一気にその名を世に知らしめたセス・マクファーレンが再びメガフォンをとり、新たなヒロインとしてアマンダ・セイフライド(!)を迎えるとのこと。あれ? 前作のヒロインであり、ジョンの恋人ロニー役を務めたミラ・クニスは? もしや、ラブラブすぎるテッドとジョンの関係が原因で……。アマンダ・セイフライドとミラ・クニスは、なんとなく顔が似ている気がするので、その役柄も気になるところです。

昨年は大ヒット映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』に登場した宇宙一凶暴なアライグマ“ロケット”にインタビューを敢行したガジェット通信。今年は“テッド”にインタビューができたらうれしいなぁ。

【関連記事】モフモフで喋る! 宇宙一凶暴なアライグマ“ロケット”にインタビュー「お前ら一人残らずぶっ飛ばす!」
http://getnews.jp/archives/666855

(C)Universal Pictures

一冊の本との出会いが人生を色鮮やかに……映画『リスボンに誘われて』枯れ専女子も注目!

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ページをめくるたび、人生が色鮮やかに輝いていく。2004年の刊行以来、全世界で発行部数400万部を突破しているパスカル・メルシエのベストセラー「リスボンへの夜行列車」(早川書房刊)を映画化した『リスボンに誘われて』。2015年4月2日にDVDがリリースとなる本作は、“枯れ専”女子も注目の大人なストーリーです。

スイスの古典文献学教師ライムント・グレゴリウスは妻と別れ、ひとり暮らしの日々を過ごしていたが、ある日、一冊のポルトガルの古書と出会う。その本にたちまち魅了されたライムントは、アマデウ・デ・プラドという謎の著者について知るため、衝動的にポルトガルのリスボンへ旅立ってしまい……。

主人公は旅先でアマデウの家族や友人を訪ね、その真実を知っていく過程で、自分自身の人生とも対峙していくドラマ構成に感動の声が集まった話題作です。

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主演は『運命の逆転』などのアカデミー賞(R)俳優、ジェレミー・アイアンズ。スイスの古典文献学教師という役柄で、常にダークな色合いのスーツを身につけていますが、チェックのストールを巻いているのがなんともキュート! そんな枯れた魅力がギュッとつまっています。

『イングロリアス・バスターズ』のメラニー・ロラン、『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』で称賛されたジャック・ヒューストン、名優ブルーノ・ガンツ、レナ・オリン、クリストファー・リー、そしてシャーロット・ランプリングとヨーロッパの名優たちの共演にも注目。

「このまま遠くに行ってしまいたい」。大人なら一度はふと思ったことがあるはず。そんな気持ちを代弁してくれる名作ドラマをぜひDVDで。

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『リスボンに誘われて』
2015年4月2日(木)DVDリリース。レンタルDVDも同時開始
¥3,800(本体)+税
特典映像:メイキング、劇場予告編
初回限定特典:アウタースリーヴケース

発売元:キノフィルムズ 販売元:ポニーキャニオン

(C) 2012 Studio Hamburg FilmProduktion GmbH / C‐Films AG / C‐Films Deutschland GmbH / Cinemate SA. All Rights Reserved.

主題歌『青春賦』も初解禁 “ももクロ節”全開の主演映画『幕が上がる』予告編が公開

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2月28日(土)より公開となる、ももいろクローバーZの主演映画『幕が上がる』。5月より、ももクロ主演で同作の舞台も上演されることが発表されて話題となっている本作ですが、本日、その予告映像が解禁。ももクロが歌う主題歌『青春賦』もいち早く聴くことができます。

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ももクロのメンバー演じる高校の弱小演劇部が、元学生演劇の女王・吉岡先生(黒木華)と出会ったことをきっかけに、全国大会に向けて奮闘する姿を描く本作。予告編は、夢か現実か……、まさに鬼の形相の吉岡先生からド迫力の演技指導を受ける部員たちの苦難の姿で幕をあけます。

希望と不安を抱える高校生を主人公とし、誰もが経験する葛藤を物語る本作には、主題歌『青春賦』の爽快なメロディがみごとマッチ。演劇部を引っ張る部長のさおり(百田夏菜子)、看板女優のユッコ(玉井詩織)、部内のムードメーカー・がるる(高城れに)、演劇強豪校からの転入生・中西さん(有安杏果)、さおりを慕うしっかりものの後輩部員・明美ちゃん(佐々木彩夏)が、それぞれ悩みや困難に立ち向かって成長していく姿は、ももクロが歩んできたこれまでの道のりと重なるように感じます。

「多くの観客のみなさんは、ももクロメンバーの演技力に驚くことでしょう。彼女たちは役者として驚異的な成長を遂げました。進化するアイドルが、もう一つ新しいステップに踏み込んだのです」と語るのは、原作を手掛けた日本が誇る劇作家・平田オリザ氏。『桐島、部活やめるってよ』の喜安浩平氏が脚本を務め、『踊る大捜査線』シリーズの本広克行監督を迎えた豪華な製作陣にも注目が集まる本作は、進化が止まらない彼女たちの“今”を切り取った唯一無二の青春映画となりそうです。

主題歌『青春賦』も初披露!ももクロ主演映画『幕が上がる』予告編 (YouTube)
https://www.youtube.com/watch?v=kVGhh4xG1m8

映画『幕が上がる』公式サイト:
http://www.makuga-agaru.jp/

(C)2015 O.H・K/F・T・R・D・K・P

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