
ブライアン・クランストンとスティーヴン・カレルがローレンス・フィッシュバーンを連れてニューヨークへ予期せぬ旅に出る新作映画『Last Flag Flying(原題)』の公式トレーラーが公開された。リチャード・リンクレイターが監督する。
トレーラーはクランストンとカレルが車内で話すシーンから始まる。二人は古い友人だ。
カレルは「お前に一番驚いたことが何だか分かるか?」と尋ねる。
クランストンは「俺は凄い男だから何でも有り得る」と答えると、「お前のバーのビリヤード台で寝ている男に鍵を渡して、車に飛び乗り、俺を地の果てまで連れて行く。お前は何処に行くかさえ知らない」と言う。
2人はかつての仲間で、現在は牧師になっている男(フィッシュバーン)を探す旅に出る。フィッシュバーンは「この2人とは何十年も会っていない」と言う。「彼らは俺の人生の暗黒期だ」という。
彼らのミッションは物悲しい。カレルの息子が亡くなり、カレルは友人たちとともに葬儀に参加したいと願う。だが、彼らの旅はニューヨークで終わる。
リンクレイターは監督の他、ダリル・ポニックサンの小説をもとに彼と脚本を手掛けた。同作はハル・アシュビー監督の1972年の往年の映画『さらば冬のかもめ』の続編にあたると言われている。
『Last Flag Flying(原題)』は9月28日(現地時間)にニューヨーク国際映画祭で初上映される。また、11月3日(現地時間)に複数の劇場で公開される。トレーラーは以下。