ニコール・キッドマンは、コリン・ファレルが出演するサイコスリラー映画『Killing of a Sacred Deer(原題)』に出演交渉中だ。映画『ロブスター 』のヨルゴス・ランティモスが監督する。
本紙ヴァラエティは、先月のカンヌ国際映画祭の開催中に、ファレルがギリシャ人監督のランティモスと次作で再びチームを組むことを最初に報じた。
『Killing of a Sacred Deer(原題)』は8月に撮影開始する予定で、ランティモスは脚本家のエフティミス・フィリップ、製作を担うエレメント・ピクチャーズとフィルム4と再びチームを組む。カンヌ国際映画祭ではハンウェイ・フィルムズが海外のバイヤーと販売交渉をしていた。
邪悪なティーンエイジャーを家族に迎え入れたことにより、悲劇が引き起こされる天才外科医の役をファレルが演じる。キッドマンはファレルの妻役となる。
A24 が米国内の配給を担う。エレメント・ピクチャーズのエド・ギニーとアンドリュー・ロウがプロデューサーを務める。
『ロブスター』は2015年のカンヌ国際映画祭で審査員特別賞を受賞し、限定公開の1カ月間で500万ドルの興行収入を上げた。
キッドマンは、先週末に公開されたロードサイド・アトラクションの映画『Genius(原題)』でコリン・ファースと共演した。また、間もなく公開される映画『Lion(原題)』でルーニー・マーラとデヴ・パテルと共演する。『Lion(原題)』はTWXが11月に米劇場公開する。
キッドマンは、CAA、メディア・タレント・グループ、シャナハン・マネジメントと代理人契約を結んでいる。