米ワーナー・ブラザースが手掛ける映画『The Accountant(原題)』のティザーが初公開され、ベン・アフレックが、裏の顔は殺し屋という不運な数学の天才を演じている。
緊張感に満ちたティザーでは、ベン・アフレックが、小さな町の会計士とフリーランスの孤独な暗殺者という2つの役を演じる姿が映し出されている。男は、幼少期に発達障害があると診断されていた。
ナレーションでは、「私たちの息子は正常になれるのか? 正常の定義とは」と問いかけ、「息子は、私たちが知っているよりも、はるかに有能である」と、語りかける。
同作には、アナ・ケンドリック、J・K・シモンズ、ジョン・バーンサル、ジェフリー・タンバー、ジョン・リスゴーも出演する。監督はギャヴィン・オコナー、脚本はビル・ドゥビュークが担当する。
公開されたあらすじによると、アフレック演じるクリスチャン・ウルフは、普通の人よりも数字に強い興味をもった数学者である。小さな町で公認会計士として働く一方で、世界で最も危険な犯罪組織の中でフリーランスの会計士としても働いている。J・K・シモンズ演じるレイ・キングが、財務省の犯罪監視部とともにクリスチャンを包囲しようとする中で、彼は真っ当なクライアントからの仕事を引き受ける。最先端のロボット工学の会社で、アナ・ケンドリック演じる会計係が数百万ドルもの会計の相違を発見する。しかし、クリスチャンは帳簿をごまかさずに真実の値に近づけてしまう。
シモンズ演じるキングはこのティザーの中で、クリスチャンがシナロア州(メキシコ)の麻薬カルテルから数百万ドルを盗み、生きて脱出する知能があると説明する。キングは、「クリスチャンが持っている秘密を想像してみよう」と、続けて語る。
『The Accountant(原題)』は、10月14日に米劇場公開となる。