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ジャッキー・チェン主演の中印合作映画『Kung Fu Yoga(原題)』がドバイで撮影を開始

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スタンリー・トン監督が映画『Kung Fu Yoga(原題)』の最初の撮影をドバイで開始した。ジャッキー・チェン主演の本作品は中国とインドによる初めての合作映画で、2014年9月に契約が締結した。

ドバイでの撮影は10月30日に完了し、その後はインドで撮影する。

映画は中国の太合エンターテイメントとシャインワーク・メディア、インドのヴァイアコム18との共同制作である。

ドバイでの撮影プランはアラブ首長国連邦の制作会社アルカトラズ・プロダクションが担い、ドバイ映画テレビ委員会の協力を得ている。現地と海外から集まった100名以上の撮影クルーが制作に加わり、いくつかのカーチェイスのシーンに焦点を当てた撮影を行う。

「私達はドバイで映画『Kung Fu Yoga(原題)』の一部を撮影できることをとても楽しみにしています。撮影に選んだ場所は、この作品のシーンにとって最もふさわしい場所ばかりです」とトンは話す。「ドバイの象徴である高層ビルやアトラクションは世界中に認知されています。私達はドバイ映画テレビ委員会と一緒に仕事ができることによって、ドバイでの撮影がてとても楽しく、成功裏に進むことを確信しています」(トン)。

ドバイ映画テレビ委員会の会長であるジャマル・アル・シャリフは「ジャッキー・チェンとそのチームをドバイに迎えられることを楽しみにしています」と語る。「アラブ首長国連邦はハリウッドとボリウッド(インド・ムンバイの映画産業)にとって人気の撮影地になりつつあります。『Kung Fu Yoga(原題)』の撮影がドバイで行われることは、私達の映画産業の更なる後押しとなってくれるでしょう」(シャリフ)。

アラブ首長国連邦でまもなく撮影を開始する国際的な注目作品としては、ほかにジャスティン・リン監督の映画『Star Trek Beyond(原題)』がある。

ヴァイアコム18は、アメリカのメディア・コングロマリット(複合企業)であるヴァイアコムと、インドのネットワーク18・グループの合弁会社だ。太合は中国で映画・テレビ・音楽の制作会社をいくつか経営している。シャインワークは、チャイナ・ムービー・チャンネルのために世界的な映画プログラムをプロデュースし、国家新聞出版広播映画テレビ総局(State Administration of Press, Publication, Radio, Film & Television)の補佐的な役割や、フィルム・ビューローが中国と世界の国際文化交流を促進するためのサポートを行っている。


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