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ライオンズゲートCEO、「映画『ハンガー・ゲーム』と映画『トワイライト』にはもっと伝えたい話がある」と語る

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ライオンズゲートのCEO ジョン・フェルテイマーは、ウォール・ストリートに、映画『ハンガー・ゲーム』シリーズと映画『トワイライト』シリーズを終える準備ができていないことをほのめかした。フェルテイマーは明言を避けたが、同スタジオは、『トワイライト』シリーズの著者ステファニー・メイヤーと『ハンガー・ゲーム』シリーズの原作者スーザン・コリンズと契約を締結できれば、これらの大ヒットシリーズの続編やスピンオフ作品の製作を予定している。

8月8日(現地時間)に行われたアナリスト向けの四半期決算報告会で、フェルテイマーは、「語るべきストーリーはもっとあります。クリエイターがストーリーを語る準備ができれば、私たちもそれを伝える準備が整っています」と、延べた。

フェルテイマーは、両シリーズのメインキャラクターであるカットニス・エヴァディーンとエドワード・カレンの未来予測に同スタジオの未来を委ねるだけではなかった。同氏はまた、同スタジオと劇場オーナーの間での壮大な交渉について、映画が今よりも数週間または数ヶ月早くホーム・エンターテイメント・プラットフォームで上映可能になるという楽観的な見通しを表明した。必要なのは、すべての当事者が “1つの場所に集まる” ことだけだと語った。

フェルテイマーは、「全員が集まり、劇場オーナーとスタジオとデジタル・ディストリビューターすべてが一堂に会することができれば本当に誰にとっても良いと心から信じられるように十分な研究をしています」と、述べた。

そのような会合を行うことは難しいかもしれない。これまでのところ、スタジオと劇場オーナーは、業界全体の交渉が反トラスト法に違反する恐れがあるため個別に交渉しなければならなかった。フェルテイマーは、“司法省が認めた場合にのみ” そのような商談が出来ると述べた。

この商談には多くの難関がある。同スタジオは、一般家庭に映画を早く提供することで、幼い子供がいて劇場には行けないが新作を見たいと望む消費者を獲得できると信じている。利益に関わる劇場オーナーを削減することでも、それが収入を伸ばすことに繋がると確信している。それが誘因になるかどうかに関わらず、劇場オーナーたちは、消費者がオンデマンドで映画を見るのに数週間待つことに賛成して映画館で映画を観ないという選択を持つことが劇場ビジネスの混乱に繋がると懸念している。

AMCエンターテインメントのCEOアダム・アロンは、今年の契約締結は期待できないと述べた。世界最大の劇場チェーンCEOの抗議にもかかわらず、フェルテイマーは、今後12ヶ月で新しいオンデマンド・モデルのテストが行​​われるだろうと予測している。

フェルテイマーは、「私は、新しいオンデマンドの動きが起こると思います」と語り、「それがビジネスにとって素晴らしいものだと思います」と、続けた。

―― 表現する人、つくる人応援メディア 『ガジェット通信(GetNews)』

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