
ティモテ・シャラメ、エル・ファニング、セレーナ・ゴメスが、ウディ・アレン監督の次回作となる長編映画に若々しい輝きをもたらす。タイトル未定の同作は、映画製作に神経質で卓越したアレン監督が、アマゾン・スタジオに向けて手掛ける3作目の映画だ。同スタジオは過去に、映画『カフェ・ソサエティ』、これから公開を控える映画『Wonder Wheel(原題)』でアレン監督とともに作品を手掛けた。同スタジオは、批評家からは好意的に迎えられず、テレビ進出への転換となったアレン監督による最初のテレビシリーズ『ウディ・アレンの6つの危ない物語』も配給した。
シャラメは、今秋に公開される映画『Call My By Your Name(原題)』で称賛を受けており、アカデミー賞候補と目されている。ファニングは最近、映画『The Beguiled(原題)』で重要な脇役を演じ、ニコラス・ウィンディング・レフン監督のホラー映画『ネオン・デーモン』では主演を務めた。ゴメスは、米ウォルト・ディズニー・チャンネルのスター出身で、清純なイメージを完全に壊した映画『スプリング・ブレイカーズ』に出演した。
アレン監督の作品は、悪名高いほどに秘密主義的だ。例のごとく、同作はあらすじが明かされておらず、20代の役者たち3人がどの役を演じるのかも明らかになっていない。
『Wonder Wheel(原題)』は、10月のニューヨーク映画祭の最終日の夜にワールドプレミアされる。コニー・アイランドを舞台とする同作には、ケイト・ウィンスレット、ジャスティン・ティンバーレイク、ジェームズ・ベルーシが出演する。同作は、12月1日に米劇場公開となる。
アレン監督は、数10年に及ぶキャリアの中で4つのアカデミー賞を獲得している。アレン監督は、映画『アニー・ホール』、映画『ブルージャスミン』、映画『マンハッタン』、映画『ミッドナイト・イン・パリ』を監督した。
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