映画監督であり、プロデューサー、脚本家でもあるサム・ライミが、米ワーナー・ブラザースで、タイトル未定のアクション・アドベンチャー映画を手掛けることになった。同作は、カロライナ州で起こるトルネードの最中に行われる強盗を中心に展開する。
このプロジェクトは、映画『Stormfall(原題)』という仮タイトルで進行しており、同スタジオは、脚本家を探しているところだ。ライミは、監督を手掛けることを視野に入れて開発中だ。
『Stormfall(原題)』は、ライミが米ワーナー・ブラザースと手掛ける2作目の映画となる。同スタジオとビル・ブロックとのファーストルックの契約の一環として、2月にブロックが、ライミが手掛ける映画『World War 3(原題)』のプロジェクトに加わった。映画『World War 3(原題)』は、ジョージ・フリードマン原作のノンフィクション・ベストセラー小説『100年予測』をもとにしている。
ライミは、トビー・マグワイアが主演した映画『スパイダーマン』シリーズ3部作と、映画『死靈のはらわた』を手掛けた。
ライミは、1982年の映画『死靈のはらわた』に続き、映画『XYZマーダーズ』、続編映画『死靈のはらわた2』、映画『ダークマン』、『死靈のはらわた』シリーズ3作目の映画『キャプテン・スーパーマーケット』で注目を集めた。ライミは、映画『クイック&デッド』、映画『シンプル・プラン』、野球ドラマ映画『ラブ・オブ・ザ・ゲーム』、映画『ギフト』、映画『オズ はじまりの戦い』の監督も務めた。
ライミは、ルネサンス・ピクチャーズの創設者でもあり、現在、テレビシリーズ『死靈のはらわた リターンズ』のプロデュースを行っている。ライミは、CAA(クリエイティヴ・アーティスツ・エージェンシー)、ヘンセン・ジェイコブセンと代理人契約を結んでいる。