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【アーノルド・シュワルツェネッガー持論】 「映画というものは、良いか悪いしかない」

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【アーノルド・シュワルツェネッガー持論】 「映画というものは、良いか悪いしかない」

映画は、面白いかそうじゃないかだ――そうシンプルに持論を展開する主は、映画『大脱出』のPRで来日していたアーノルド・シュワルツェネッガー。昨年、映画界に本格復帰を果たした肉体派スターは長いブランクを気にすることなく、真理を突いた本音を吐露した。

シュワルツェネッガーは俳優引退後、米カリフォルニア州知事として政治の世界で長く活躍した後、昨年『エクスペンダブルズ』シリーズや『ラストスタンド』(13)などのアクション映画でカムバックを果たした。

その間、CGなどの映像技術は格段に進化を遂げ、映画館では3Dという新しいインフラが整備。かつて華々しく活躍した時代とは“勝手”がまるで違うはずだが、「詳しくは考えたことがない(笑)」と余裕の表情で笑みを浮かべ、そして静かに持論を展開する。「そういうことに興味がない。映画というものは、良いか悪いかだ。音響が普通で、3D映画でなくても、いい映画はいい。それは普遍的なことだと思う」。

小手先の技術には目を向けないと宣言するかのように、最新作でもアナログで無骨なアクションの創造に注力した。盟友のシルヴェスター・スタローンと30代の頃のように戦い、キレのあるアクションを披露して、往年のファンが観たかった期待に実直に応えた。

「だってスライとのバトルは、みんなが観たかったことだろう? だからアイデアを出して、そういうシナリオに変更したよ。そうでなければ、オレたちが共演する意味がないだろうね(笑)」

いい映画を作るにあたって、ブランクや技術の進歩は関係ない。そもそもの想いや哲学がブレなければ、時代が変わろうといい仕事は可能だ、とシュワルツェネッガーは言う。そして春には、『ターミネーター』最新作の撮影も始まる。ファンの気持ちも忘れてはいない。

「いろいろと個人的にはあったが、いい脚本が届くようになった。今後も面白い設定やアイデアを活かして、いい映画を作り続けたいね」

これがスターの本懐で理想の姿! シュワルツェネッガーの帰還が、ハリウッド映画界にいい作用を及ぼすことは間違いない!

映画『大脱出』は、全国大ヒット公開中!

【関連情報】
映画『大脱出』公式サイト
http://dassyutsu.gaga.ne.jp/

夕刊ガジェット通信

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