ソフィア・ブテラが、米ユニバーサル・ピクチャーズの往年のモンスター映画『ハムナプトラ』シリーズのリブート版への出演交渉に入っている。本紙ヴァラエティが情報筋に確認した。
トム・クルーズがアレックス・カーツマン監督とともに彼女と交渉している。映画『プロメテウス』などを手掛けたジョン・スペイツが脚本を執筆中である。ただし、米ユニバーサル・ピクチャーズは、本作の出演者についてはまだ一切明らかにしていない。
映画『トランスフォーマー』シリーズなどを手掛けたアレックス・カーツマンと映画『ワイルド・スピード』シリーズを手掛けたクリス・モーガンは、現在、米ユニバーサル・ピクチャーズの看板である往年のモンスター映画の復活を、同社から託されている。
カーツマンとモーガンは、オリジナルの『ハムナプトラ』シリーズを手掛けたショーン・ダニエルと共同プロデュースする。ブレンダン・フレイザーが主演したオリジナル三部作とは時代設定を変えて現代を舞台にすること以外、ストーリーの詳細は分かっていない。現代に往年のモンスターが戻ってきて、作品同士の壁を超えてキャラクターたちが集まるという設定は、まるでマーベル・ユニバースのようだ。
ユニバーサルの上級副社長であるジョン・モーンと、ディレクター・オブ・ディベロプメントのジェイ・ポリドロが製作を監修する。
ブテラは、米FOXの映画『キングスマン』でサミュエル・L・ジャクソンの取り巻きを演じ、注目を集めた。この役で、ジャスティン・リン監督の最新作『スタートレック』への出演も射止めた。
現在、ブテラはシャーリーズ・セロンの相手役として、映画『The Coldest City(原題)』を撮影中である。ブテラはCAA(クリエイティヴ・アーティスツ・エージェンシー)、42と代理人契約を結んでいる。