映画『スター・ウォーズ』シリーズが米ウォルト・ディズニーの手に渡って以降、ジョージ・ルーカス監督が同シリーズの続編でメガホンを取りたいと考えていないのは明らかだ。
ヴァニティ・フェア誌のインタビューで『スター・ウォーズ』シリーズから退いた理由を聞かれたルーカス監督は、「映画を撮っても、やること全てが批判ばかりだ」「それはあまり楽しいことではない。新しい試みもできないから」と答えた。
これは、はるか銀河の彼方にある惑星を描いた映画について個人的興味を失ってしまった、と言っているわけではない。彼は物語がどのように進んでいくかについての願望を持っている。多くのファンと同じように、ルーカス監督はダース・ベイダーの孫たちに何が起こったのかを知るのを楽しみにしている。彼はシリーズの続編について、「ただ宇宙船を出していれば良いというわけではない」と指摘もしている。
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映画『スター・ウォーズ』シリーズの生みの親であるルーカス監督は、米ウォルト・ディズニーがルーク・スカイウォーカーの物語を超越して、同シリーズの世界観が拡大してしまうことを心配している。彼は「多くの難解な言葉にまみれて、フォースが乱れないことを望む」と語った。
またルーカス監督は、映画でもっとも嫌われているジャー・ジャー・ビンクスを、彼が一番なりたいキャラクターだと冗談めかして話したことで、おそらく誰かを激怒させることに成功したようだ。
J・J・エイブラムスが監督を務める『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は、2015年12月18日に公開する。