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映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の最新予告編が公開

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映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の完全版予告映像が公開された。ニューヨーク・ジャイアンツとフィラデルフィア・イーグルスの試合を放映した、スポーツ専門チャンネルESPNの番組『マンデーナイトフットボール』内の宣伝放送でプレミア公開された直後からウェブで公開されている。

この予告編は、米国・日本ともに12月18日に公開される大ヒットシリーズ7作目のチケット発売と合わせて公開された。10月18日(現地時間)、ルーカスフィルムは、この予告編の公開とチケットの販売に向けたカウントダウンの一環として、映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の劇場ポスターをお披露目した。予告編の公開後にチケットを発売するという当初の計画にも関わらず、『ファンダンゴ(Fandango)』や『ムービーチケット・ドットコム(MovieTickets.com)』を始めとした多くのオンラインチケット販売サイトが痺れを切らし、予告編が公開されたハーフタイムよりも2時間ほど早くチケットの販売を開始してしまった。自分の座席を確保しようと多くのユーザーがサイトにアクセスしたため、ユーザーからはサイトの停止やエラーメッセージの報告が相次いだ。

新たな映像は、デイジー・リドリー演じるレイが古びた宇宙船の内部をあさっている場面で始まる。おそらく、第1弾の予告編で帝国軍のスター・デストロイヤーと思われた宇宙船である。続いて、ジョン・ボイエガ演じるフィンが、自身が銀河系のどこにいるのかを問う場面に移り変わる。別の短いカットでは、アダム・ドライバー扮するカイロ・レンが、ダース・ベイダーが始めたこと終わらせようと不気味な口調で誓っている。アクションやミレニアム・ファルコンが敵を一掃する場面をたっぷり見せている一方で、旧3部作の登場人物たちは未だ大きく関わろうとしないままだ。復帰した役者陣の出演としては、ハリソン・フォード演じるハン・ソロとピーター・メイヒュー演じるチューバッカが大半の時間を占めている。キャリー・フィッシャー演じるレイア姫の姿がチラッと映るのみで、マーク・ハミル演じるルークが完全に映し出されることはない。R2-D2の傍らでマントを着た人影が彼であると暗示されている。

人々が楽しみに待つこの映画に対するルーカスフィルムのプロモーション戦略は極めて注意深く、最初のティザー映像は昨年11月に、30の劇場とウェブ上で公開されるように調整された。続いて、今年4月にアナハイムで開催された『スター・ウォーズ・セレブレーション』にて、より長いティザー映像が公開された。テレビのスポットCMを含めたその他の映像は、大量のおもちゃの発売と連動して、舞台裏のメイキング映像や『インスタグラム』の特別な場面写真がここ数か月で小出しにされた。しかし、公開された最新の予告映像は、11月6日に全米公開される最新のジェームズ・ボンド映画『007 スペクター』の劇場で公開されると期待されており、最後の劇場版予告編だと見られている。

映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は、J・J・エイブラムスが監督を務め、ハリソン・フォード、マーク・ハミル、キャリー・フィッシャー、アダム・ドライバー、デイジー・リドリー、ジョン・ボイエガ、オスカー・アイザック、ルピタ・ニョンゴ、アンディ・サーキス、ドーナル・グリーソン、アンソニー・ダニエルズ、ピーター・メイヒュー、マックス・フォン・シドーらが出演する。エイブラムス監督、キャスリーン・ケネディ、ブライアン・バークが製作を務め、トミー・ハーパーとジェイソン・マクガトリンが製作総指揮を務める。脚本はローレンス・カスダンとエイブラムス監督、そしてマイケル・アーントが担当する。

ライアン・ジョンソンは2017年5月26日に公開予定のシリーズ8作目を、コリン・トレヴォロウが2019年に計画されているシリーズ9作目の監督を務め、『21ジャンプストリート』のクリストファー・ミラーとフィル・ロードが2018年5月25日公開予定のハン・ソロの生い立ちを描くスピンオフ映画を監督する。第1弾のスピンオフ映画は、ギャレス・エドワーズが監督を務める2016年12月16日公開予定の映画『Rogue One: A Star Wars Story(原題)』である。


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